
新庄フィーバー再び !!
日本ハムは29日、今季限りで退任する栗山監督の後任として球団OBの新庄剛志さん(49)が就任すると発表した。
新庄剛志さんは日本ハムが北海道移転後の04年から3年間プレーし、奇想天外なパーホーマンスでファンを魅了し、日本ハムを地域に根付かせた功労者である。
思い出すと、2004年オールスターゲームで相手バッテーリーのスキをついて見事本塁盗塁を決めたことがあった。
さらに04年7月「ハリウッドのヒーロー・スパイダーマン」06年3月の開幕戦では「ハーレー」で参上した。「札幌ドームの天井から登場」したこともあった。
06年には日本ハム移転後初のリーグVと日本一に導き、札幌ドームは連日超満員になった。数々の伝説をつくってきた新庄さんに球団は指揮を託した。
日本ハムはこの日本一を最後に5年間でAクラスはわずか一度。3年連続のBクラスが決定し、10年間指揮を執ってきた栗山監督の退任が発表されていた。
特に今季は中田翔(現巨人)が同僚に暴行するなどネガティブな話題も先行していた。23年には北広島市に新球場が誕生する。球団がチーム再建の切り札として新庄監督は最適である。
新庄剛志さんは1972年1月28日、長崎・美津島町(現対馬市)生まれ。49歳。福岡・西日本短大付高から89年ドラフト5位で阪神に入団した。
2001年に日本人初の野手FA選手としてメジャー挑戦してメッツなどでプレーして、04年に日本ハムへ加入した。06年10月に現役引退する。
NPB通算1411試合、打率2割5分4厘、205本塁打、716打点。ベストナイン3度、ゴールデン・グラブ賞10度。181センチ、76キロ。右投右打。
