相田みつを生誕100年
今朝のNHKテレビで書家で詩人の相田みつをさんの生誕100年を迎えたことを記念して栃木県足利市で展覧会が始まったと特集していました。
相田みつをさんは「にんげんだもの」「いちずに一本道」など独特の書体と自分自身や人の命などをテーマにした作品で知られています。
私ごとで恐縮ですが、現役時代には、何をやってもうまくいかず、自己顕示欲と、うぬぼれだけは人一倍つよいという厄介な性格でした。
こんな性格だった私がこの本に出合えて、なんとか自分なりにここまでの人生を過ごせたのは相田みつをさんの言葉のおかげと思っています。
はじめに
気が小さくて臆病で 人の言うこと気になって
三日もねむれぬ こともある
おだてられれば いい気になるし
歩くちいわれりゃ 腹立つわたし
物欲 色欲 名誉欲 人間はねぇ
欲望の固まりだな 人間のわたし