景気が悪いのに寒さが追い討ちをかけてくる。
けさ6時の気温-16.8℃この冬一番の寒さとなった。
朝刊に”寒さ到来、酒造り本番”と旭川市の酒造会社「男山」の新酒の仕込みの写真と記事が載っている。
気温が低くなり空気中の雑菌の繁殖が少ないこの時期から来春までが酒造りの本番という。
お酒で景気を上げたいところだが、飲み屋が悲鳴を上げている。
昨晩、毎月の「異業種交流例会」があり2次会に通称「親不孝通り」に繰り出した、人通りも少なく、乗車を待つタクシーだけが目立つ。
景気が低迷する商店街、建設業者の相次ぐ倒産、低米価で生産費も賄えない農家、飲み屋は直接不況の影響を受ける。
「ここ2~3年飲み歩く人の数はかなり減って、仕事もないのか若者も少なくなった」とタクシーの運転手。
「最近では平日に客が一人も来ないことも珍しくない」と嘆くママ。
S30年頃はこのマチには遊郭もあり相当賑わっていた。
国の出先もあり、交通の要所ということで、人の往来し活気があって人口の割りに飲み屋が多かった。
それが世の中が変わって飲食店は10年前に378軒、昨年は332軒と減少している。
誰もが「あのころ楽しかったなぁ」・・・。
2次会のひと時を過ごして帰ってきた。