コロナ感染拡大
28日安倍首相は、新型コロナウイルス対応について緊急事態宣言を出すか「瀬戸際の状況が続いている」との認識を示した。
きのうは東京で63人、千葉で62人、大阪15人、神奈川12人と首都圏での増加が止まらない。
旭川市では2月22日に感染した70代の男性が入院治療後に2回PSR検査で陰性となって3月11日退院した後、再び陽性になったと発表した。
旭川市保健所は「体内に残っていたウイルスが増殖したか再びウイルスに感染したか可能性が考えられるが、断定できないし、症状は軽いと」説明している。
新型コロナウイルスの感染者急増を受け、東京都の小池百合子知事は大型イベントの自粛や不要な外出を控えるよう要請した。
「この3週間が『オーバーシュート』の分かれ道」「大規模な感染拡大が認められた場合『ロックダウン』もあり得る」と危機感を示した。
政府の専門家会議は、感染者の集団を「クラスター」、爆発的な感染拡大を伴う大規模流行を「オーバーシュート」と表現するなど、専門用語で見解をまとめている。
聞き慣れないカタカナ言葉だけに、緊迫感が漂う。「ロックダウン」(都市封鎖)。しかも前置きに「オーバーシュート」(感染爆発)と来れば、不気味さは倍加する。
コロナでカタカナ語の始まりはパンデミック。ある感染症の世界的な大流行を表す語。 語源は、ギリシア語のpandēmos である。 みんなが協力すれば感染拡大は食い止められるし、終息が早くなる。!