爺のつぶやき

後期高齢者で知識や話題に乏しい田舎ジジイですが、
見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

養 生 訓

2010-12-20 14:03:00 | あれこれ
道新「卓上四季」に江戸時代の儒学者貝原益軒の「養生訓」の記事が載っていた。

本棚を探してみると、2002年発行の「養生訓現代文」があった。
まだ、あの頃は若かったので医療技術も進み、よく効く薬もあると思って「食事は腹八分」「暴飲暴食をしない」などあたりまえのことと思い、パラパラとめくった程度しか見ていなかった。

労働と健康

健康でいるためには適度な運動が必要である。
  長く座っていたり、寝ることを好む人は健康を保つのは難しい。
  食後の散歩は食べたものを消化させ血行をよくするために必要である。
  食事のあとすぐ寝るという行為はよくない。

ところどころ読んでいくうちに、「養生訓」とはまったく違った生活をしている。
夏はパークゴルフに出かけていたが冬になったいまは雪が積もってプレーができないため、昼食のあと一時間も昼寝している時がある。
夜も晩酌をした後ソファで横になってテレビを見ていることが多い。
夕食後歩いていたが雪道はすべって危険なため最近は止めて動くことが少ない。


食事も気をつかって、「食品の安全・安心」と云いながら、なんでもおいしく添加物がいっぱいのものを食べている。

考えれば随分不健康な生き方をしている。


人は後悔をして初めて真実を知ることが多い。
病気になって初めて自分の愚かさを知る。
こんなことも書いてある。


「養生訓」を読むと、江戸時代から残してくれた先人の知恵が現代にも当てはまることが載っている。

健康で楽しい人生を送りたい。
誰もが願っている。

「養生訓」をもう一度読み直してみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする