うまいコメ「ゆめぴりか」を育成した
上川農業試験場を見学
うまいコメ 「ゆめぴりか」育成した。上川農業試験場を見学してきました。
一つの銘柄米を世の中に送り出すには、長い道のりと、研究者から研究者へと受け継がれた「うまい米をつくりたい」という思いがありました。
上川農業試験場には約15万体の交配した検体が植えられています。 その中から「食味」「収量」「耐冷性」の優良なものを絞り込みます。
その確率はなんと150万分の1といわれ、厳しいサバイバルレースを勝ち残ったものだけが、はじめて品種として認められるそうです。
この厳しい戦いの裏には、研究者たちが1品種を世に出すために長い歳月をかけて気の遠くなるような地道な努力を聞いてきました。
そしてその研究者の思いが、生産者の栽培管理へしっかりと受け継がれて、今日の北海道のうまいコメ「ゆめぴりか」は生まれました。
上川農業試験場では、コメのほか、小麦、大豆、野菜の試験研究やハウスでの越冬野菜の試験も行われていました。