6月27日に母親の着歴がのこっている。
一年ぶりくらいの電話だった。
大阪地震の後、どうしてるか?という、特別の用事でもない電話。
それが最後になった。
あまり、ここで話題にすることもないくらい仲の悪かった母親。
会ったのは兄の急死のあとのもろもろで。
いらい、会うこともなく、特に迷惑や世話をかけられることもなく旅立った。
まだ、ちゃんと天に昇っていない。
荼毘にふし、最後くらいは、見送ってあげたい。
いつかこんなふうに東京に向かう日が来るとなんとなんくは分かっていたけど、現実はやはり突然なんだね。
於母影。
静かに、やすらかに。