勝海舟は、クララたちホイットニー家を本当に家族のように親切に面倒を見て、自分の敷地に家を建てて住まわせます。
そのため、ホイットニー家で持たれた聖書の学びや祈祷会に家族たちがいつも参加していました。勝さんには、昔の大名たちがそうだったように母親の違う子供ががたくさんいましたが、みんな本宅で仲良く暮らしていました。
本妻が本当にやさしくい方で、主人から預かった子として面倒を見ていた様子が、クララの日記からうかがえます。本妻の子である二人の娘は洗礼を受け、婚家との宗教の違いで悩むとこともありました。
長男(小鹿・ころく)のお嫁さんも、聖書の学びはしていましたが、心から信じることができませんでしたが、20歳で亡くなる時、クララと夢(長女)で福音を語りました。
その後も、夢が伝道し続け、亡くなる前には、「信じます。私は、キリスト信者です。」とクララの兄である医師のウイリィに伝えました。
また、勝さんの三男の梅太郎は、長崎の神学校に入りアメリカに行き、日本人のための宣教師になると計画しますが、精神的に幼いからと言ってクララを始めみんなに反対されます。
しかし、ついに牧師になることをゆるされ、明治学院の創設者の木村熊二のところに学びに行き、クララと結婚することになります。
勝さんは、臨終の1週間前に「キリストを信じる」と子供たちの一人に言ったとクララはクラークへの手紙に書いています。クラークは、ニューヨークで「勝安芳・日本のビスマルク・その高貴な生涯」という本を出版し、その中にそのことが書いてあるそうです。
本当に嬉しいですね。
夕べは、ジョージ・ミュラーのストリーを作っていてましたが、本当に試練の連続の方だったと思います。
妙な頭の病気があったと伝記にはありますが、たぶん精神病ではないかと思います。 ポイントの働きの時に必ず、肉体か精神の病気の悪化がありますが、その中で信仰が深まりいやしも体験して行きます。
すばらしい神の器は、本当に試練と問題の山や谷の中で信仰が強められています。今週は私もずっと胃の具合が悪く戦いでしたが、そんな中で、ジョージの試練のストーリーを作っていて、多くの語りかけを受けました。
温室の中で、居眠りしていては、神の聖なる戦いに参加することはできないのです。
いろんな方の証を読んでいて、時々、自分がこの人だったら耐えられるだろうかと思う時があります。神様は、その人にしか絶えることのできない人生を用意され、その中で神とともに歩む道を教えられるのです。
だから、その人にしかできない証があるし、その証でしか神様に出会えない方もいるのです。
1コリ10:13 「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」