ある牧師が言っておられましたが、素晴らしい賛美は、温室の中では作られないと言うことです。
ダビデも、命を狙われ逃げ回っている時、たくさんの素晴らしい歌を作りました。ジョン・ニュートンは、残酷な奴隷商人だったが嵐にあって命が危ないという時、母が愛していたイエス・キリストを見出しました。
その経験から、あの有名な「アメージング・グレイス」を作ったのです。
アイルランド人のジョセフ・スクライヴィェン(1819~1886)は、一生を不幸な人や貧しい人々に捧げる働きをしていました。しかし、婚約者を事故や病気で、2度も失いましたが、その中でもイエス・キリストに対する信頼を持ち続けて作った歌が「いつくしみ深き」でした。
素晴らしい賛美の後ろには多くの困難や問題の中で流された涙と、その問題に神にあって勝利した証があるのですね。
「使徒の働き」に出てくるパウロの乗った船の形に苦悩しています。
3回乗り変えたのですが、2回目の難破する船はアレキサンドリヤの船なので、エジプトの船にしましたが、これだと前の帆が出てこないので前に作って描きました。
しかし、3回目の船もアレキサンドリヤの船ですが、デオスクロイの飾りが船主についています。デオスクロイと言うのは、ギリシャ神話に出てくるゼウスの双子の神のことなので、エジプトの船ではないと言うことになります。
ローマ時代AD50年ころのお金に刻んであった船も復元写真を見つけたので、それを描こうかと考えています。
「使徒の働き」を描いた頃は、インターネットもあまり普及していなかったので、資料がな買ったのですが、最近は世界の資料が手に入るため、手直しが大変ですね。