昨日の夜中に、ユダヤ人の映画を放送していました。
「聖なる嘘つき・その名はジェイコブ」と言うタイトルです。
第二次世界大戦中、ポーランドのユダヤ人ゲットーに住むジェイコブは、偶然ドイツ兵の部屋にあったラジオからすぐ側までロシア兵が来てドイツが撤退していることを知ります。
その後、自殺しょうとした仲間に、もうすぐロシア兵が助けに来てくれるという話を伝えます。
人々からその情報を、どこから手に入れたのか、ジェイコブがスパイではないかと疑う者も出てきました。
しかし、ジェイコブは絶望の中にいる人々に、自分が隠れてラジオを聞いていると嘘を言いました。
すぐに助けが来ると言う情報は人々を勇気づけます。
そした、人々は次の情報を聞きたがりますが、彼は人々を勇気付けるために嘘を付くしかありませんでした。
ジェイコブは偶然助けた女の子に、解放されたらバンドを組んで音楽をしたいと言う夢を語ります。
ところが、ゲットーの中にラジオがあると言う情報は、裏切り者からドイツ兵に知らされ、ラジオを探すために屋探しが始まりました。
ジェイコブは、ラジオなどなく、自分がドイツ兵の部屋で聞いたニュースを知らせたのだと言いました。
ジェイコブは、人々の前で殺され、ユダヤ人たちは収容所に送られるために、汽車に乗せられます。
絶望しか見えない時、汽車の行く手をロシア兵が阻みました。
そして、ユダヤ人は、戦車の上で、楽器を奏で歌っている人々を見るのです。
助けがすぐ側まできていると言う情報が、ユダヤ人たちに希望を与えたわけです。
問題や困難が起きた時、神様の助けもすぐ側にあり、必ず益に変えてくださると、神様は約束してくださったいます。
その神の助けを信じて、すべてのことを感謝していきましょう。