森有礼の5人の兄弟は、仲が良く情愛の強い家族だったそうです。
お母さんの性格を有礼は一番受け継いでいました。
精神的な物を追い求め、ストイックに行きた森有礼ですが、お母さんの里は、偶像に対する信仰心の篤い人でした。
ところが、68歳の時、病気になった時、隣に住んでいたクララと母親のアンナがお見舞いに行きました。
病人の側には、健康の回復を偶像に祈るための細長い紙切れが下がっており、別の部屋には神棚がありました。
しかし、アンナが祈ると、クララは始めて神さまが生きてそこにおられるような臨在を感じたのです。
心の中に荘厳な感じが襲い、神様は本当に触れてくださり「私の心の目に、まだ見たことがないものを見せて下さった。」と生まれて初めての、神を実体験として理解したのです。
次の日、森の母親から、アンナにお祈りに来て欲しいというお使いが来たのです。
今度は、通訳もつけていて、自分の神は信じる価値が無いから、もっといい物が欲しいと言ったのです。
クララは、きっと神様は、最後に森のお母さんを救って、天国にいれてくださるつもりだと感じました。
なぜなら、お母さんは生涯偶像に仕え、偽りの神々を信じ、心を込めて仕え、正しく生きて、清らかな善良な方になろうと努力してきた方です。
「それは知らずに崇拝していたので、神様はきっとお許しになり、最後に真の神様を知らせて救ってくださるでしょう。これが、私たちの宗教の美しさです。」とアンナは説明したのです。
神さまは、知らないで、偶像を信じていた人達を許し、真の神であるご自身に立ち返るように手を差し伸べているお方です。
この方にしか、救いないのです。
納骨式の前に、犬山の明治村に行く予定です。
明治時代の建て物が移築されていますが、明治の雰囲気を堪能してくるつも りです。
長崎の異人館とはまた違った雰囲気だと思います。
いよいよ、次回作「海を越えて」のストーリーを作り始めなくてはと、祈り備えています。
それまでに、資料を完全に作りたいと、今は必死で頑張っている所です。
今日は、真夏のように熱くなりました。
F市では、20年くらい前、10階以上の駅ビルが出来た時、小学生が100人近く越してきたので、学校が大変でした。
ところが、現在は、少子化で子供たちが減ったので、昨年二つの小学校が合併して真ん中に新しい校舎を作りました。
ここのところ、運動会の稽古をしていましたが、今日がその本番です。
大人も子供も集まって、楽しいゲームをしていました。
10月は、両親の納骨式がありますが、愛知県の実家はもう無くなったので、妹の住んでいる岐阜にお墓を作りました。
昨日、その写真が出来て来ましたが、自分でデザインした世界で唯一のお墓です。
良い納骨式になるように祈っています。