日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

猫田さん

2014年08月21日 15時10分00秒 | 日々の暮らし

今日は、曇り空の1日です。

野良猫の猫田さんが、4月からマンション2階のお家で飼ってもらえる事になって、我が家の前のベンチに座っている猫田さんの姿を見る事は、少なくなりました。

「猫田さんよかったね。」
「これで、晩年は幸せになれるね。」
「運の強い子よね。」
って娘と話して、喜んでいました。

               

飼ってもらえる前は、いつも2階の人にご飯をもらっていたので、お腹が空くと2階のお家のドア前に座って鳴いていました。

その姿が、あまりにも可哀想なので、
「飼ってあげて欲しいね。」
って娘とずっと話していたので、飼ってもらえる様になった事は、私達母娘にとっては、本当に嬉しい事でした。

               

野良猫なので、なかなか懐かなくて、お家の中に入るのを拒否していたみたいです。

で、4月になって・・・や~っと2階のお家の中に入れる様になったので、2階のお家で飼ってもらえる事になりました。

でも、時々お外が恋しくなるらしくて、我が家の玄関前のベンチに座っている猫田さんを見る事もありました。

猫田さんは、何度もお風呂にいれてもらって・・・汚れていた白い毛が、見違えるほど白く輝いている様になりました。

               

私は猫ちゃんが好きではありません。

嫌いって訳ではなく、苦手です。

幼い頃、末の弟(アトムのパパさん)が捨て猫を拾って来て、家で飼っていました。

なので、その頃は猫ちゃんが好きだったと思うのですが。

               

その猫ちゃんが、子供を産んで・・・家には何匹かの猫ちゃんがいました。

ワンちゃんも2匹飼っていたし、カナリアも飼っていました。

ある日、我が家の猫ちゃんが、隣のお家の大きな猫ちゃんに噛みつかれて・・・死んでしまいました。

噛みつかれて瀕死の状態だった猫ちゃんの姿が、頭から離れなくて、その事があってからは、猫ちゃんが何か苦手になり、撫でる事もできなくなりました。

               

なので、猫田さんが我が家の玄関前のベンチに座っていても、撫でたり話し掛けたりする事はありませんでした。

「あっ、猫田さんがいる!」
って思うだけでした。

               

4~5日前に、2階の猫田さんの飼い主さんからメールが届いて、そのメールには「動物病院へ連れて行った帰りに、ゲージから猫田さんが逃げて、探したけれど見つからないので、見掛けたらすぐに知らせて欲しい」っていう様な内容の事が書かれていました。

その動物病院は、このマンションから歩いて10分以上掛かる所にあります。

ずっとこのマンション近くで暮らしてきた猫田さんが、そんなに離れた場所から1人で帰って来られるのでしょうか?

               

猫田さんがいなくなった事を知ってから、マンションのお水遣りをしていても、猫田さんの事が気になって・・・

『やっと、野良を卒業して、お家の中で暮らせる様になったのに・・・』
『何があっても、帰って来て欲しい・・・』
って願っています。

猫ちゃんが苦手な娘も、16日の夜に動物病院辺りを、哲君と一緒に探しに行ったそうです。

猫ちゃんが苦手な私達母娘なので、猫田さんは見るだけの存在だったのですが、いなくなってしまうと本当に寂しいです。

               

飼い主さんは、夜になると毎日探しに行かれている様子ですが、見つからないみたいです。

猫ちゃんって土地勘があるのでしょうか?

ワンちゃんだったら、歩いた事のある道は、覚えていると思うのですが。

ゲージに入って、自転車に乗って行った動物病院から、猫田さんはこのマンションの方向を見つけられるのでしょうか?

猫田さんが、ゲージから見えていた景色を覚えていて、無事に帰って来てくれれば嬉しいのですが・・・

               

寂しそうに、家を探しながら歩いている猫田さんの姿を思うと、涙が溢れます。

『猫ちゃんもワンちゃんも、みんな幸せでいて欲しい!』
って心から思います。



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