ふたつめは、矢田津世子のあの『反逆』の小説についてなんだが、確かにあのスキャンダラスな対象がキリスト教会の牧師がおぞましい狐や狸であった、というのは採用がとてもまずかったな。あくまで地獄に行くのは、例え牧師であっても個人なので、その人間の思いの”質”が神の目線でどうかが図られるのだから、あのような輩は地獄にいくだろうけれど。
問題は、小説に著したということで、実際の当時の信者であれば作者 津世子をサタンの使いと思うだろうし、信者でなければ伝道とは真逆の暴露を流布し、布教を妨害している作家だとみなしたであろうから、いずれどちらも全くもって真の宇宙人の意図からすれば、評価はマイナスであった。戦争に負けて、確かに天皇までがクゥエーカー教徒からだったか聖書講義を受けておられたらしいし、マッカーサーにしてみれば、日本の国をキリスト教国にしようとしていたくらいだったからねぇ。
あの小説はその時代として大衆に受け入れられるであろうとの意図で彼女は書いたものであろう。読者はその時代にいるわけだから、時代を読めば実は、安吾に接吻させられたから男は馬鹿で理不尽な男社会だ、などということではまったくなく、当時の安吾の戦時下でも、何ら世相に動揺させられることない安吾のその考えに、彼女が題材にした内容には問題があるものの、まぁ同調にあたいするものだったのだよ。
それが世相に影響させられ、実のところの実態は見かけの裏での狐や狸だったとう時代への宣戦布告が、あの小説だったという訳だ。なぜ、キリスト教だったのかって? それは、まさに当時、アメリカに戦争に負けて、その宗教が外来のもので急にお仕着せのように来たものだったからなのであった。だから、彼女は時代のアンチテーゼをあの小説で著したいうことなのである、と。あの主人公お松の最後の言葉に、役人から金もらって伝道をしてやがるというような何のことかと分からない、お松の叫びがあったが、それはそういう時代背景があったからなのである。
ところで、君らの今は霊があの世から返ってくる月らしいな、彼女と彼は、今月は我々のところにいるよ、すこし違った星を経由したのでお互い時間がかかったがねぇ。
以上 善い宇宙人👽か悪い宇宙人かわからないが、以上のようなアドバイスをして、再び、我々のことも書いてくれと話して突然消えた!・・・3:18am