親愛なるJ
僕の台湾出張は1度きりですがこれからの(と書いても昔だからすでになっているのだが)日本の電子機器製造関連について多く考えさせられた旅でした。
◆ノートパソコンの国内の値段が大陸系の安いノートパソコンメーカーに押されて急速に陰りを見始めたきっかけを見た思いにさせらた出張でした。日本のノートPCメーカーは、安価な部品や工数、人件費などからこの小さな大陸に初めは恐る恐るも、品質的に見劣りしないと見始めるや製造委託を部品ごとにするはいいけれど、向こうは向こうでそのアッセンブリーを自ら覚え込んだら、至る所から部品を集めて自前で作り始めて逆に親会社の軒下借りて母屋を乗っ取るような形成になってしまった訳です。
◆設計図にあたる仕様と呼ばれるものが手に渡り、さらに品質の保証となる顧客のクリアー条件たる実験仕様など手に入れられれば完全アウト。すべて安価に製造できてしまう方に渡ってしまう。奪った(言葉が悪いが)側の市場には安く買いたいという顧客がわんさかいれば、完全に本家会社を断ち切って新たなる会社作って本家の市場に売ってしまえばいいのだから。それはそうだ、最後はすべてにおいて顧客の満足を充足させれば、収益されるお金ねの動きを支配するものは最後に勝利者となるという市場原理。そういう訳で、委託を受けていたものから親元を脅かす独自のブランドと安価な製品を作り、市場を席巻するゆることになってしまった。だから、N◆CなどのPCの元締めは(あくまでpcのみ)、お隣国の某◆◇novoであるわけなのです。
◆SH△▼Pにしても同様ですね。TVデスプレーなどは亀◆モデルなどあってそれなりの高品位のブランド名を保っていた訳ですが、製造コストが安価なので大陸に進出するのはいいいがシャバ代、労働力、投資設備はどこに居座っているのかわかるのかとばかり、先方が居直っちゃった訳ですね。果ては、うちに新工場建てんだったら従来パネルではなくて新技術のを建ててくれと言い始めた・・・新聞に載ったからそう思う(日本4K、8Kはもう絶対外に出さないもんね)。
◆T⬛SH△▼がこけたのが原子力政策であったとしても内情はこれではないの。うちで購入した洗濯機はドラム式だったが3度ほど壊れたな。中国で作ってたなやっぱり。市場に出荷された製造品の一つがこんなあんばいなら、ハインリッヒの法則ではないがT⬛SH△の本体が危ないと思ったら案の定おかしくなった。
◆最近H▼T◆CH○が英国からかなりの金をだしても原子炉撤退したのは、これまた正解。隣国の習さんがそれ遡る数年前、英国にかなりのお金を投資し原子炉作ると約束したニュースにどこか関連してるなと僕は思ったのだった。安心安全の原子炉は中国には作れるのかなぁ、といってもシナ海周辺には原子炉がすでにあるから(51機たしか)、一つでも壊れれば大気圏の流れで日本は終わり。これも過去のブログに書いたな。
◆今、問題となっている隣国、日本が貿易優遇していた韓国や隣国 ⬛△▼ウェイーなどももともとは、当時の米国民主党時代の気の緩みといったらいいいか、気付ば多様な機能を持つスマホを作りだし、本家の喉元にナイフというようなもともと製造の本家の大本を揺るがす多額の製造品も売り始めていたという具合である。半ばワールドワイドの市場原理が気づけば、その製品で本家を脅かす自国第一主義を声だかにしていた訳です。市場が欲望の飽和状態で、しかし、それを市場を操作するのも一部の人間であるとすれば極めて危険な世界に向かっていると言わなくてはなりません。だからといったらいいか、世界のドラマを作るには、今一度、自国第一主義を唱えて初めに、手詰まり状態となりつつある現状に、本来のそれぞれの国が自国第一主義を唱えてくれという声だかの動きになっているのはそういう状況だからである・・・と僕は思う。
◆さて頭に戻り台湾の某メーカー応対の先方は、精華大学を出た才女だった。東京外語を出た営業と対応は、殆ど英語だったけれど困ることは何もなかった。レストランの飯もうまかった。台湾といっても戦時中の対応が、中国や韓国と違って親日的。そういう訳で諸々、台湾にはもうけさせてあげたからか、東日本大震災の際には沢山の義援金を台湾が送ってくれたのであった。現在、民進党の蔡英文総統は、中国に対抗して頑張っている。これも僕のテーマであるのだ。個人と集団は、動き始めると意味合いが違ってきて国をも傾くことを共産党はその歴史(中国の歴史でも)で痛いほど知っているのだから。・・・で、帰りに記念にと金属製ホルダーのボールペンをくれた。その写真再掲載。
◆ということで、話はおまけ。道路沿いに時折、ミニスカ履いてなまめかしい足を出してガラス張りに座っている女性が見える。何だあれはと僕が先方の営業に訊くと、噛タバコを売っているのだと話してくれた。それが舌ガンになるらしいと知ったのは最近のこと。まだ売ってるのかな ぁ。 次はいよいよ香港経由で大陸に渡ります。・・・