聖餐(せいさん)についてひとときふれたので、そのままでは素通りできないと考えたので書き留めておかなくてはいけないものと思われました。そのことに関する僕の考え方は、実にシンプルです。秘蹟の一つでもある聖餐については、とても大切な事柄ではあるにも関わらず僕はにぎにぎしくも(おそれおおくも)定義などはしなくてもいいと思う。なぜならイエスがズバリその意味を話されているからです。
◆330回目に掲載したアリスター・E・マクグラスの著作はDVD付き聖餐その歴史と実践(Holy Communion Its History and Practice:キリスト教新聞社2015年2月25日初版)でしたが、その中にはかの宗教改革者の定義が掲載されて、読んでも心にはストンと落ちないのは、宗教改革というそのまっただ中にいた神学実践者の言葉であるからなのだろうと・・・。今の僕にとっては初めての方にもいきなり、このような人間の言葉での秘蹟の定義の提示は初心の方にはまずいというか理解不能であろうと思う。(神学生でも神学者でも”ああ、そうですか”とうなずくだけだろうと思うわけだ。つまり、心から素晴らしいルターの定義だ、ツウィングリの定義だなどと正直感動する人はいないだろうなと・・・正直どうだろうか。)
◆当然、礼拝の中で行われる聖餐式は、イエスとその弟子たちの「最後の晩餐」での、イエスの言葉が唱えられて預かる食事で「これを記念として行え」とイエスが述べられる箇所である。しかし、イエス御自信が、その聖餐の意味をきちんと話しているのである。だから、秘蹟である聖餐の定義などの人間の言葉は特にいらないと僕は心から思っている訳です。
◆では、それはどこかといえばヨハネによる福音書第6章です。弟子たちの多くでさえこれは「ひどい話だ」と離れ去り・・・と書かれている次の言葉です。
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(6:48)わたしは命のパンである。〔・・・・〕
(6:51)わたしは天から降ってきた生きたパンである。このパンを食べるならその人は、永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉である。〔・・・・〕
(6:54)わたしの肉を食べ、わたしの血をのむ者はいつもわたしの内におり、わたしもまたいつのその人の内にいる。〔・・・・〕
(6:58b)このパンを食べるものは永遠に生きる。
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聖餐については、イエスが語ったこれ以上に明確な答えはない。我々はその言葉を信じ、聖餐に預かるのである。・・・Ω
◆330回目に掲載したアリスター・E・マクグラスの著作はDVD付き聖餐その歴史と実践(Holy Communion Its History and Practice:キリスト教新聞社2015年2月25日初版)でしたが、その中にはかの宗教改革者の定義が掲載されて、読んでも心にはストンと落ちないのは、宗教改革というそのまっただ中にいた神学実践者の言葉であるからなのだろうと・・・。今の僕にとっては初めての方にもいきなり、このような人間の言葉での秘蹟の定義の提示は初心の方にはまずいというか理解不能であろうと思う。(神学生でも神学者でも”ああ、そうですか”とうなずくだけだろうと思うわけだ。つまり、心から素晴らしいルターの定義だ、ツウィングリの定義だなどと正直感動する人はいないだろうなと・・・正直どうだろうか。)
◆当然、礼拝の中で行われる聖餐式は、イエスとその弟子たちの「最後の晩餐」での、イエスの言葉が唱えられて預かる食事で「これを記念として行え」とイエスが述べられる箇所である。しかし、イエス御自信が、その聖餐の意味をきちんと話しているのである。だから、秘蹟である聖餐の定義などの人間の言葉は特にいらないと僕は心から思っている訳です。
◆では、それはどこかといえばヨハネによる福音書第6章です。弟子たちの多くでさえこれは「ひどい話だ」と離れ去り・・・と書かれている次の言葉です。
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(6:48)わたしは命のパンである。〔・・・・〕
(6:51)わたしは天から降ってきた生きたパンである。このパンを食べるならその人は、永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉である。〔・・・・〕
(6:54)わたしの肉を食べ、わたしの血をのむ者はいつもわたしの内におり、わたしもまたいつのその人の内にいる。〔・・・・〕
(6:58b)このパンを食べるものは永遠に生きる。
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聖餐については、イエスが語ったこれ以上に明確な答えはない。我々はその言葉を信じ、聖餐に預かるのである。・・・Ω