続き・・・◆人も動物の一種ですから、漫然とある自然のごとくただ享楽的、あるいは額に汗水して労してもイエスを知らない生存するのみの生き物であり、永遠を知るようにその命は憎まねばいけない、それは本来の命(永遠の世界に行くべき霊を持たない)ではないからであると。憎み続けること、それを保って永遠の命にいたるのであるということは、自分の真の命、神が愛される本当の自分(永遠の世界に行くべき神の霊と繋がっている自分)というものが本来あるにも関わらず、十パひとからげに漠然とした自分として、実はその自分の考えではいかんともしがたい外なる肉の思い、その仕組みが絡みついていて、それが本来の自分(神の愛される真の霊なる自分)の様々な障害となっていることが理解されてくるのではないだろうか。それは、のちにパウロが肉と霊と区分して解釈するとよく理解できるように思われるのである。(実は仏教では、これを輪廻転生における前世からの霊の障害としている。この為、今生で第一に誰もが成仏しないと、次にまた繰り返す、転生すると語っているのである。釈迦はこれを第一に教えたのである。)◆8月2日にアップした902回や903回のブログの記事には、輪廻転生のことを書いたのだが、聖書には、現象として生まれ変わりや霊の転移を信じたいたらしい記事があるが、あからさままにこのことを書いていないのは何故なのか。この地上の僕らは人のことに関して、あからさまに事実は知らなくていい、公表してはならないという事実があるのである。例えば、人は生まれながら平等ではないこと、身体において、知能において、DNAにおいては優劣があるということ、などなど、である。しかし、これは地上からのことである。全人類の救済を知らない人の知識は、差別、区分するためにしか用いられないだろう。救済は上から来るのである。地上の命あるものに条件はない、ただ、イエスの死の意味を知っているかどうかであり、受け入れているかどうかだけである、というのである。
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