「THIMBLE」シンブル~西洋の指抜きの写真集です
薬指にはめて使う、キャップ式の指抜きですね。
この写真集の指抜きは、実際にお裁縫の時に使うというより、
美術工芸品や、コレクターズアイテムとしての価値がある、
美しく手の込んだものばかりです
「THE STORY OF THE THIMBLE」~9450円
「ボヴァリー夫人」のエンマが憧れた、金メッキした銀のシンブル
これなら、実際に使っていたかもしれませんね。
代々母から娘に受け継がれて、大切にされていたのでしょう
美しい陶磁器のシンブルこれはもう、飾って楽しむものでしょう
今もウェッジウッドやマイセンなどの有名な陶器メーカーが、コレクター用のシンブルを
発売していますね。ピーターラビットのとか、可愛いのがあるようです
エナメルで色付けされた、ちょっとエスニック風なシンブル。
これも美術工芸品ですね
政治家など、有名人が描かれたシンブル。
これぞコレクターズアイテムですね
エリザベス女王即位何周年記念シンブルなども載っていました。
日本にも、以前紹介した「加賀の指ぬき」のような、美しい工芸品としての
指抜きがあります
昔は女性にとって、針仕事は日々の生活の中で欠かせないものでしたから、
指抜きは裁縫上手のお守りのように、大切にされたのでしょう
今は昔のようにお裁縫する人は少なくなって、指抜きを使う人もあまり
いないのかもしれません
マリーも縫い物はよくするんだけど、指抜きは使ってないです
日本の指抜きって、中指に指輪のようにはめるのと(短針用)
手の平に針が当たるようにはめるのと(長針用)と、2種類ありますよね。
マリーの母の世代だと、ちゃんと日本式の指抜きを使って縫ってます。
マリーも小学校の家庭科で、指抜きの使い方を習いました。
でも、針が指ぬきにちゃんと当たる持ち方を習得するのが面倒で、
もう何十年も、指抜き無しで縫い物やってます(^^ゞ
日本でも、パッチワークやキルトをやる人は、西洋式のシンブルを
使っているんじゃないかな?
マリーも縫う時は薬指で針を押しているので、使うとしたら西洋式シンブル
なんだけど、もう薬指の皮が硬くなっているらしく、指抜き無しで全然平気なのよね
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