
精密板金製品に塗装した塗装の密着力を調べる検査方法です。
おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。
精密板金製品の表面処理としては塗装とメッキが主流ですがどちらも専門の業者(協力会社)に依頼して塗装やメッキを付けてもらいますが出来上がって来た製品に対して色や艶など外から確認できる部分は良いですが塗装がちゃんと密着しているかは破壊してみなければわかりません。
そこで事前に決められた作業手順通りにサンプルを作成しそれに対して破壊検査を実施します。良好な結果が得られた作業手順通りに塗装を行えば製品に対しても同様な結果が得られる訳で製品を破壊して調べる必要は無くなります。
丸井工業は塗装業者の新規取引時や旧来からの協力会社に対しても必用に応じてサンプルを依頼して検査を実施しています。

▲ メッキ鋼板に塗装(レザートーン)を付けたサンプルです。左から上塗り、下塗り、メッキ鋼板。

▲ 塗装の破壊検査をする為の冶具です。

▲ この冶具の溝にカッターを入れ塗装面に1mm×1mm(碁盤の目状)のキズを付けます。

▲ 付けたキズの上にセロハンテープを貼り45°以下の角度で勢い良く剥がします。

▲ セロハンテープを剥がした後の写真です。碁盤の目が崩れていなければ密着力は良好です。
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