ウエルドスタット(溶着スタット)自動溶接機の紹介です。
おはようございます、丸井工業(株) 専務の井手野です。
前回のブログ「標準的なシャーシ(筺体)加工例」でシャーシ内部にネジやスペーサーが溶接されていましたが。その加工を行う自動機の紹介です。ウエルドスタット加工とはネジやスペーサーを板金に溶接する加工の事です。溶接した板金の裏面側には加工跡が目立たないので操作パネル(フロントパネル)など化粧面の裏側に直接プリント基板などを固定したい場合に良く使われています。
丸井工業はスタット(ネジ・スペーサー)の供給から加工までを行なう自動機を使用しています。作業者は加工データーを直接入力する事も出来ますが入力ミスを防ぐ為に事前に別のプログラマーが作った加工データーをサーバーからダウンロードして作業を行う仕組みになっています。この加工データーはCAD上で確認作業を終わらせているのでプログラムミスによる再製作はありません。作業者は決められた確認作業を行うだけです。作業者が現場で図面を見ながら考える時間が無くなり試作や1個単位の注文に対しても自動機で対応できるので製品品質は安定しています。
▲ 5種類のスタットが自動供給できます 溶接加工したい板金製品をワークに置くだけです
▲供給装置がスタットをコレット(溶接装置)に向かって搬送しているところです
▲スタットが板金に溶接した瞬間です この様にスパッタと呼ばれる塵が飛びます
▲板金に数種類のスタットが溶接されています スタットが立ってる面はパネルの裏側になります
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