![精密板金の丸井工業](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d7/2e37ac0a1ccb18af635ab44f190b48cf.jpg)
アングル材を使ったラックマウント用のブラケットについて。
神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)専務の井手野です。
装置をラック(棚)やケース(箱)に何台か取り付ける場合にはマウント用のブラケット(マウントブラケット)を使います。マウントブラケットは鉄、ステンレス、アルミなどの板金を曲げて加工する事も出来ますがアングル材という最初からL字に曲がった形状の材料を使う事もできます。アングル材を使う場合はNCTやレーザー加工機は使えないのでケトバシ、ボール盤などを使い手加工で穴を加工します。
現在ほどNCT加工機が普及していな昔は穴加工の位置や切断する位置を金属の棒の先端を尖らせた罫書き針(けがきばり)といった道具を使い金属表面にキズを付けて加工していましたが精度が出しにくいし製品にキズが残ってしまう事もあったので、現在はNCTなどで加工治具を作り材料(アングル材)にキズを付ける事無く正確な加工が行える様になっています。
参考写真はアルミアングル材を使ったマウントブラケットです。アルミに直接ネジを加工した場合取り外しの際にネジ山を壊してしまう心配や強度が必要な場合にはステンレス製の圧入ナットを打ち込む事によっても解消できます。
![精密板金 丸井工業 加工例](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/17/5fc58c3bdbc421a569102a8c94d97963.jpg)
▲ 装置の前面部左右にブラケットを取り付けてブラケットの長穴を使ってラックに留めます
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▲ これは表面処理前の製品です 取り付けるラックに合わせて塗装やメッキをします
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▲ 表と裏がフラットになるステンレス製のプレスナットを打ち込んであります(下の写真の物)
![精密板金 丸井工業 加工例](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/14/9bb20983f0f1586e76c872ecce67a60f.jpg)
▲ 圧入した板金の表と裏に出っ張りが出ないプレスナット
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