
精密板金で使われているレーザー加工機について。
神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)専務の井手野です。
一般的に精密板金加工で使うレーザー加工機は、板金など板状の金属材料を切断するのに適した仕組みになっているので立体的な物の加工には適していません。レーザー光線は空気に触れる状態で材料に照射すると熱が発生します。ですから空気中でレーザー光線を材料に照射すると光線の周囲が溶けてしまい精度を出す事ができないので、レーザー光線の周囲を高圧の酸素や窒素などのガスでカーテンを作り空気と遮断して切断を行います。
レーザー加工機で使われるレーザー光線はSF映画の様な赤や緑などの色は無く、人の目には見えない透明な不可視光線です。ですからもしも加工機のレーザー光線が金属面で反射して加工機外に飛び出しても人には見えないのです。そこで加工機内には安全装置が付いていてその様な場合には機械が停止する仕組みになっているので安全です。しかし、瞬間の出来事なので目に入る事を防ぐ為に作業者はレーザー光線を遮断する専用のメガネを着用して作業をおこなっています。

▲ レーザー加工機のレーザーノズルです ノズルの先端が光っていますが光線の光ではありません

▲ 加工機のサイドに回り込み撮影しました 上の写真と違いノズルの先端は光っていません

▲ 加工中のレーザーノズルの先端を拡大してみました 光は何も見えない事が分かります

▲ 高価なレーザー加工機のレンズです
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