先週のオフ会の交流ですが、クワ友さんのおかげで
楽しめリフレッシュ出来ました。
(浴衣お姉さんのおかげではありませんのでここ重要)
仕事上では忙し過ぎからか、配慮に欠けたクレームや
ミスもあって、少し凹んでいましたからね。
私の場合、バカ出来る環境が実に有益なんです。
仕事に、家族に、仲間に、趣味に、スポーツと。
健全に人生を謳歌するにはバランスが重要 と感じる今日この頃
さて本題です。
大型サイズを目指す場合、本来幼虫のポテンシャルを最大限引き出し
大きくさせるために飼育しているわけです。
よって還元率という表現が果たしてどうか?(大きくさせられなかっただけ?)
という捉え方も出来ますが、まぁそこは今回は置いておきます。
還元率の良い血統については、遺伝子レベルでの変異の影響もあるのか
良く分かりませんが、私自身やはり存在すると考えています。
「還元率」については、最終ボトル交換時における幼虫サイズからの
成虫羽化サイズが一般的な基準のようです。
しかし、これには飼育温度、飼育期間もさることながら、
3本目以降喰い続けている幼虫もいるわけで。
また体重における水分量(身の詰まり具合)の要因は
菌床の水分量などによっても左右されます。
厳密には、幼虫体重からの羽化サイズではなく、
蛹体重からの羽化サイズを比較しないと分かりません。
チャレンジャー気質である私としては、その辺りの検証を今期も実施
してみたいところですが、完全変態の最終羽化に向けた様々な変化がある
重要な時期。 個体にとっての負担が気になり、少なからず抵抗があります。
よって我が家では、同サイズの幼虫で菌床も同じものを数ラインのみ選定し
今期の検証に協力して貰う予定です。
(蛹室位置がボトル下部なら間違いなく実施しますが)
大型血統を入手し、大型作出を目指している初年度ですが、
いよいよ最終コーナーまで辿り着きました。
今のところ我が家の久留米は、6ライン中では2番ラインとなる
「メルリン2009年♂2番×マツノ5番♀」が1番優秀のようで。
(※メルリンさんは孵化年のカウントです)
その我が家の今期2番は、3本目へ交換時の平均サイズが
6ライン中最大で(30.64g)♀サイズも比較的大きい。
そして今のところ暴れもありません。
まあ羽化してみないと分かりませんが・・・
今期のテーマの一つは「有望なラインを見出す」こと。
よって平均羽化サイズと不全率を重視しており、この2番ラインは注目しています。
またそれ以外のラインも血統が良いためか、大きな差はなく、
平均羽化サイズがどうなるか気になります。
還元率の良い傾向が現れたとされる
2007年19番血統の血が入っている2009年2番なんですが、
本家メルリンさんでは(2009年2番♂84.1×2009年1番♀53.7)
2010年5番ラインになります。
ちなみにこの5番ラインの今期♂の最大体重は32gのようなんです。
また親虫(2009年2番)ですが31g・32gから♂84mmが2頭羽化しています。
ただご存知のようにメルリンさんは今期35gオーバーが15頭以上もいるわけで
これをどうみるか?
やはり種親体長サイズが重要なのか?
それとも最終羽化では5番から大きく伸びてくるのか?
ちなみにメルリンさんの2010年3番血統は、今期素晴らしい実績を誇る
2009年11番♂と、我が家と同腹2009年2番♀の組み合わせ。
こちらは幼虫体重♂37gもいるようで。
やはり個人的にも2009年2番同腹兄妹から、
能勢に負けず劣らずのギネス級が今年羽化してくると嬉しいですね。
そして今期はたいして幼虫段階で大きくさせることが出来なかった
我が家の2番~4番ラインですが、2009年2番♂の血が入った血統ですからね。
還元率に期待して少しでも大きく羽化してくれると良いのですが・・・
個体差による当たり外れはありますが、これで80mmオーバーが
ほとんど出ないようですと、血統以外の要素である、餌と飼育温度を含めた
我が家初年度の飼育環境では、血統のポテンシャルを十分には
発揮出来なかったことになります
楽しみ半分、不安半分ですが、ある意味注目です。
全然だった場合、今年リベンジします
そして来期、次のステップは大型幼虫を増やすこと。
その鍵の幾つかは今期見つかりましたが、果たして上手くいくか?
なにしろブログ上で色々と交流させて貰っているクワ友さんの方々だけでも
毎年凄まじい勢いでレベルアップしていますからね
検証好きの我が家ですが、あんまり離されると先が見えなくなるので
マラソンでいえば、先頭集団が見える位置にいないとと思っております。
課題についてはまた別の機会に