さて2014年・我が家渾身の久留米種親紹介第二弾
最終的に確定した後HPに掲載予定ですが、
今回はその2として♀の種親を紹介することにします。
紹介する種親(前半)は我が家メイン系統である
メルリン血統2009年10番系統以外を中心とする構成です。


この83mmには以下の2ラインを予定しています



松野さんから2013年度の大当りライン2011年8番を含め
毎年購入させて貰っています。
昨年松野さんに「2012年2番52mmクラスで!」
ですが届いた個体は53mmの嬉しいサプライズ!
続きましてはこちら


masukoさん久留米2012年羽化実績は素晴らしく

1番ラインからも完品で85.4mmが羽化しています。
その完品85.4mmの1番ラインと悩みましたが、
尻出し85.6mm、羽パカで86.2mmといった
不完品ながらも 大型の潜在能力をより秘めた
ように感じる3番ラインを選択しました。
我が家で無理なく羽化した美形マツノ83mmと
掛け合わせる。
可能性としては面白いのではないかと考えました。
久留米として最大86mmを作出した
マツノインセクト2009年4番
この(ライン)系統も久留米ではとてつもない
系統ではないでしょうか。
累代する価値のある系統と感じています。
マツノインセクト血統・久留米86mmアップライン
マツノインセクト86mmアップ作出実績ですが、
2009年4番(2011年1番・2012年1番の種親)
2009年17番
2011年8番(8番は2頭)
以上の4頭が総本家マツノインセクト血統・松野さん
86mmライン(系統)です。※杢目さん情報
2014年種親その1でも紹介しましたが、
これまで85mmアップ13頭を誇るメルリン2009年10番
系統について、久留米では群を抜いた大型血統(系統)
なわけですが、マツノインセクト2009年4番も間違いなく
特別な血であるように感じています。
続きまして


こちらはshimaさん2009年6番とメルリン2010年7番の
アウトライン累代。どちらも還元率の良い種親です。
しかも主水さん2012年4番同腹からは
羽パカながら86.1mmが羽化しています。
また大顎が長くスリムな形状。
このshima1007マツノ血統とメルリン血統アウトには
以下3ラインを予定しています。


血の配合の離れたアウトライン。
この東京オオクワさんからの51.3mmの同腹最大86.1mm。


こちらはB団ともさん強制早期羽化優良個体です。
祖父がメルリン2009年10番です。
この個体の同腹オスも、やはり大顎が長く美しい個体。
こちらも微妙な血の配合と、長さの出る形状に期待するラインです。

こちらは2009年10番の血が入らぬメルリン血統。

還元率の良い2010年7番血統の血が入っています。
あえて血の濃い配合にしています。
メルリン2012年3番は頭数が少なく、大型サイズの
羽化実績はありませんが、次世代の組み合わせ次第
では伸びてくる系統であると密かに期待しています。
ただメルリンさんも、我が家2012年5番も産卵数が少なく心配。

前半最後は




2014年・我が家唯一のインブリ。
2012年、2013年とインラインは・・・

それでも東京オオクワさん初の久留米86mmアップ
の貴重な同腹ですからね。
東京オオクワさん同腹♀はダイジーさん位?楽しみです。

続きまして


研究熱心で有名な東北の虎虎壱さんからの86.1mm同腹。
80mm×50mmというトップブリーダーさんの種親と比較
すると今や小さいサイズ同士掛け合わせなわけですが
やはり魅力は86mmアップ同腹同士の血の離れたアウト
次世代以降の累代が楽しみな組み合わせ。
メルリン血統でもマツノ血統でもない次世代に向けた
有力血統からの大型血統(系統)作出へ

補強について賛否両論はありますが小さいサイズから、
人がやらぬ価値ある夢のある組み合わせ。
そりゃ楽しいわけです。

我が家期待の裏エースラインです。


早期羽化B団ともさん強制早期羽化の優良個体。
こちらは主水さん82.2mm×53.1mmと同腹。
まさにモンドー無用のモンド対決ですね。 

そして前半最後はこちら。


こちらは、エバクワさん2012年1番ライン。
1番は、みかんさんの84mmと、マツノインセクト
2010年の当たりライン14番とのアウトライン。
この組み合わせからは、エバクワさんが84.4mm
クワガエルさんが84.8mmを各々作出されています。
またmasukoさんが、みかんさん84mmと
マツノインセクト2010年2番52mmから
85mmを作出されています。
masukoさんは流石なわけですが、
いずれにしても血統背景は♂♀共に申し分ありません。
やっと半分です。

次回2014年種親紹介その3は、我が家の主力の
メルリン2009年10番系統を軸とした組み合わせ
をご紹介致します。
ブリーダーの血がドロドロだけに東北の鯉より濃い?かな
