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悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2017年ブリードのスタンスと検証

2017年09月17日 08時42分43秒 | 2017年度・オオクワガタ飼育










直近はブログ・HPともに訪問者はかなり多い
です。これは騒動の影響でしょうね。

Twitter経由の新規ブリーダーさんも、こち
らへ訪問下さっているようです。








このところ2016年度ブリードの話題を取り
上げ続けましたが、そろそろ2017年度ブリ
ードの話題に戻すことにします。


その前に
◾️2016年度ブリード総括
2016年度ブリードは自己ブリード久留米
メルリン血統14-19番・14番を中心とした
累代メインの年。
推移としては幼虫が大きく育ち、メルリン
血統のポテンシャルとパワーをあらためて
感じることに。
しかし幼虫が大きく育った故、これまでの
経験が通用せず、セミ化や不全を多く出し
自己ベストも88ミリアップも達成ならず。

ただ♀羽化個体の平均サイズ、餌の喰い方。
個体状態もこれまで最高レベルに。
次世代2018年度あらためてチャレンジです!







◾️2017年度ブリード
これは久留米オンリーブリードならでは。
自己ブリードは敢えて1ラインのみ。
17年度はマツノインセクト血統累代を軸に
据えています。
何故マツノインセクト血統を軸にしたか?


Dorcus黒王さん
庚午 虫蔵さん
mindさん
マツノインセクト血統累代ブリーダーの
存在がやはり大きいです。
この近年実績が凄いですから。
幼虫も大きく育ち特大羽化も達成されている。
しかも静かに熱い。
虫蔵さんは静かじゃないな。
ボヤキ含め。


また先日お会いしたワイドカウさんも驚愕
されたように、ビークワ美形コンテスト優勝
虫蔵さん2016年度16番87ミリ(88ミリ同腹)
そうなんです。
大きさをまるで感じぬ美形個体なんですね。


・有望血統(系統)選別が進みマツノインセクト
の虫がブレイクスルーの段階か?

後伸びといわれるマツノ久留米。
・その成長曲線から、マツノの虫に適応した
2本目大きく育てる方法の確立?





美形についてはウチにいる虫蔵さんの個体を
見ても同じ印象を持ちました。

では特になにが違うのか?・・・
ウチに存在しない顎スラ個体。
それは画像でも一目瞭然ですが、能勢YGも
系統により顎スラ個体が特長ですね。



これはマツノインセクトに行かなくては!
現物の個体を選ばなくてはならない!

久留米ブリーダーの直感に危機感です。




そこで昨年夏マツノインセクトインセクト
で直接個体を選定、計7頭を購入しています。

また昨年暮れには主水さんから、やはり
顎スラで細身な、彼の好みを受け継いだ
有望ラインからの個体を入手しています。


16年ブリードの迫力ある個体と異なりま
すが、上記理由からサイズ狙いに特化。
まだまだ伸びしろある個体を種親に据え、
最強の布陣でスタート出来たものと自負し
ています。





ここで1つ、ある仮説をもとに実験に取り
組んでいます。
マツノ久留米の食性をイメージして。
30頭分程ですが、ある添加剤を使い加水率
を高くした菌糸ボトルを、三階松三枝さん
に無理を招致で依頼しています。

これは1本目ではなく、2本目以降の成長に
関する検証の取り組みです。

このオリジナル菌床ボトル。
KLBエントリーラインも入ってましたね。


さてどうなるでしょうか?

2本目への交換は10月初旬です。



最後にNIGHT FOREST vol4
開催日は11月4日(土)
参加の締切は1ヶ月後の10月14日(土)










お待ちしております!

コメント (15)
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