悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2013年度孵化状況・その2

2013年06月25日 08時14分05秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

先週末に誕生日を迎え、一歳年を取ると同時に、記憶に残る活動的な

「転機の年」といった年回りがさらっと過ぎていきました。

 

 

あらためて振り返ったときに「ターニングポイント」な年になったのかどうか?

この「備忘録ブログ」という手段は、とっても有効ですね。

いずれにしても、この趣味を通じた「沢山の出会い」は、しっかりと

記憶に残る事になりましたね。

 

 

 

そういえば先日読んだ、井上雄彦 バカボンド35巻

 

 

 

これぞ一流。 冴えわたる画力が凄い。

登場人物の表情がとっても良いんです。

 どうやら、バカボンド上の武蔵は、自分の生き方を模索する時期へ突入しており。

 

「強くなりたいではなく 強くありたい」 

 

対決の構図の漫画なわけですが、井上氏が伝えたい事が凝縮されているような気がします。

 

 

 

 

 

 

しかしこの時期忙しく。

合間にブリード。合間に子供たちの相手。

土曜日は池袋サンシャイン水族館へ

次女美織も大興奮でした

 

 

 

 

 

 

 

さて前回に続いて孵化報告第2段。

この割出しですが、4ヵ月間に及ぶ産卵ステージ最大の山場 

であり、約1年間というブリードの中でも重要でドキドキの瞬間ですよね。

 

 

前回紹介した♂種親であるメルリン2011年10番82mmですが、

こちらは大顎の長い、メルリン2009年11番♂に形状が似ています。

 

ですがこれから紹介するB団ともさんからの種親♂83.2mmは、

胴体が長く、手に乗せた時に重量感があるんですね。

これは、あのメルリンさんブリードルームで拝見した2009年10番に形状が似ている。

 

 

やはり形状は♂親に遺伝することが多いのでしょうか?

 

種親の形状が異なるだけに累代してどうか?

楽しみですね。

 

 

 

7番ライン(83.2mm×53mm) 幼虫17 卵9 

B団85.4mm同腹♂と、メルリン2011年10番♀53mm

のアウトライン。

この7番ラインですが、♀のポテンシャルも重視する我が家の

1番と同格のエースラインと捉えております。

この♂♀を入手出来た幸運もあり、やはりどうしても産ませたかった

だけに安堵しています。

 

 

 

8番ライン(83.2mm×52mm) 幼虫13 卵5 

 B団85.4mm同腹♂と、メルリン2011年1番♀52mm

 のアウトライン。

♂♀ともに父親は2009年10番。腹違い兄弟です。

血統背景でいえば、2011年メルリン10番と同格の1番血統。

そしてこの8番ラインは卵が大きいんです。

我が家一昨年2010年5番ラインに似ているような印象です。

数はそれほど採れませんでしたが、こちらもどんな個体が

誕生するのか楽しみです。

 

 

 

9番ライン(83.2mm×55mm) 幼虫8 卵8 

B団85.4mm同腹♂sima1007.2011年10番85.4mm同腹

によるアウトラインブリード。

♀最大サイズ。

自ブリはともかく産卵リスクがあるので、55mmは補強しませんかね。

それでもなんとか産んでくれました。

こちらは♂♀ともに母親がshima1007.2009年6番ライン。腹違い姉妹。

8番と9番をライバルと位置付け比較していきたいと思います。

 

 

 

 

10番ライン(83.2mm×52.5mm) 幼虫12 卵14 

B団85.4mm同腹♂同士による2013年我が家唯一のインラインブリード

おそらくB団ともさんは、インブリはされないであろうという予測から

あえてやりました

この仔は始め産卵痕があるものの空砲ばかり。

再ペアリングもさせずにいましたが、割出すと産んでくれていたという。

 

  

 

 

11番ライン(83.2mm×53.2mm) 幼虫4 

B団85.4mm同腹♂と、dapさん最大83.2mm同腹

によるアウトラインブリード。

このdapさんからの♀は、FORESTERさんからの累代個体です。

我が家の♂種親とは血が離れており、この組み合せも楽しみですが

少量しか産んでくれていませんので、追加セットを組んでいます。

 

 

 

 

12番ライン(82mm×52mm) 幼虫12 卵4 

B団85.4mm同腹♂ゲバゲバ90.2011年最大82.5mm♂

同腹のアウトラインブリード。

このゲバゲバ90さんからの♀ですが、血統背景は

♂種親はメルリン2009年11番、♀種親は2009年2番。

これはメルリン2011年3番と腹違い同士の同じ組み合せですね。

おそらく還元率(変換率?)の良い幼虫から、特大が・・・

楽しみです

 

この2大エースラインで今のところ222。  ほぼ予定通りです。

 

我ながらこれだけの組み合せですので、妄想と期待は膨らむばかりですが、

そう簡単ではありません。

 

 

ブリードスペースは今年からですので、イマイチ感覚を掴みきれておらず。

また菌床の相性は?

 

種親の血統背景を揃えるだけで上手くいかないのがオオクワブリード。

 

「だがそれが オオクワガタ」 ん?どっかで聞いたことあるような 

 

だから面白い

 

 

次回は産卵材対決の結果の報告です

今期菌床も後日記述の予定です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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27 コメント

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こんちは (そよ風)
2013-06-25 11:29:05
妄想ばかり増やさずカラオケに行かないと~♪
( *´艸`)クスクス
サンシャイン水族館行った事ない・・・
スカイツリーの水族館行って見たい。
正午とカラオケも行きたい( *´艸`)クスクス
それにしても、大顎で長いこいつカッコイイぞ!!
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こんにちは (よしくわ)
2013-06-25 11:29:36
2大エースで222ですか。
すばらしいですね。
きっと大きなのが羽化してきますよ。
我が家は1エースから250以上です(笑)
やっぱり久留米は10番がスーパー期待ラインですか?
インですね。
返信する
こんにちは (nabe)
2013-06-25 11:52:57
この時期忙しいですよね。
どのないんも大当たりしそうな匂いがします。
全ラインエース投入なんですね。
楽しみにしています。
返信する
こんにちは。 (田舎っぺ。)
2013-06-25 15:06:43
ともさんの854同腹オスのラインも楽しみですね♪
うちはギロチンくらったんで・・・ともさん854同腹オス(805)は来季まで休憩です(笑)
最近はゼリー交換の度に
ゼリーにバックドロップかまして倒れてます(笑)
オオクワガタは暴れないので★になりにくいのでしょうか・・・。

しかし
共同飼育(当方Tライン4番5番)で同じサイズの854同腹オス(805)の幼虫が居ますので
今年はそちらを大切に育てていきます^^



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こんにちは。 (pax)
2013-06-25 15:32:42
で、結果何頭採れたの?
産卵材対決の結果の前に何頭採れたかの報告は無いのですか?
きっと爆産し過ぎて困っているのではないでしょうか(笑)
今年は頑張りますが、来年は息子の養育費で縮小が決定しています。
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こんばんは。 (masa)
2013-06-25 19:07:30
だから面白い!同意です。ブリードにおいて何が正解など初めての自分には分かるはずもなく試行錯誤してるのが妙に面白いです。
自分も妄想しだすと止まりませんので果てしなく長い道を突き進むだけ行ったろうかと思ってます(笑)悠久ですねぇ(^ ^)
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こんばんは♪ (桑名鷹)
2013-06-25 19:55:45
どのラインも、上手く採れてますね。

今年の我が家は、採れたり採れなかったりで、アタフタでした^^;
来年は、スケジュールも個体も少しゆとりを持って望みたいと思います。

どのラインが当たるのか!
とても興味深く拝見させていただきます(^^)
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こんばんは。 (dap)
2013-06-25 21:25:35
変換率ではなく変態率ですよ。
チョネさんだけに。

ウチでは今年羽化個体をほぼ掘り出しましたが、今のところ、去年よりやや手応えがない状況です。
去年より幼虫体重のアベレージは良かったのに...
というより去年のチョネ率が良すぎたのかも。
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こんばんは (とも)
2013-06-26 02:14:03
チョネさん、こんばんは

産卵状況拝見させていただきました。
順調そうで何よりです。
我が家はといいますと、、、久留米はかなり手抜きをしちゃったのでいくつか欠番を作っちゃいました。
反省です。。

♂83.2ですが、メルリン久留米1番、10番との組み合わせは外野の私でもワクワクします。
先ずは1本目30gオーバーですね。。
表年の久留米で1本目から30gを越えれば大台も視野に入ってくると思います。
9月~10月の交換報告を楽しみに待たせていただきます!
返信する
補足ですw (とも)
2013-06-26 02:15:48
はい。
インブリはやりません(笑)
返信する

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