Southride(サウスライド)

マウンテンバイクとダックス125

サウスライド

富士山一周 その1

2013年09月08日 | MTB


なんだか無性に長い距離が走りたくなり、土曜日の夜にふと思い立って出かけてみました。

行き先は、山梨か静岡か迷ったので、富士山にしました。

一周ですね。

長野往復も考えたんですが、ちょっと無理だと気づきました。

コンビニで食料を調達して、夜の10:30に出発。

計画では横浜市内から長後街道を進み厚木経由で246号線へ。

御殿場からは反時計回りで富士山を周り、帰路は箱根を越えてから、

慣れた134号線と1号線で帰宅といった感じでGOです。

できれば、明るいうちに帰って来たい。

 

結果・・・、色々ぶっ倒れる事になるとは、この時はまだ想像すらしてなかったんですが。

 

用田を過ぎてちょっと迷います。

海老名インターなるものが出来ている様子。はじめまして。

当然乗れないので通り過ぎます。さらに厚木でちょっと迷います。

ようやく246号線に合流しました。

このまま進むと善波トンネルあたりで丑三つ時を迎えそうで怖い。

ペースがちょっと遅いかな?

多少ビビリながらトンネルを抜け、246号をひたすら進みます。

秦野でおっきな月が出てきました。

松田の手前からだんだん街の光が少なくなってきます。

寄の周辺では肌寒いほど。川があって山があったら、ちゃんと夜は涼しくなるもんですね。

田舎に住んでたときは、昼間体が焦げるくらい暑くても、4時頃から夕立がザーっと降ってきて、

雨上がりの田んぼからは涼しい風が吹いてきました。

ご飯の匂いがして、あとは虫の声と、月明かり。

家の門から先は真っ暗。とてもその先の墓場に肝試しなんて行けませんでした。

でも今は灯りがたくさんあります。コンビニもそのひとつ。

昔も懐かしいけれど、今の便利さは否定できません。

セブンイレブンで補給。

ここからはお店も少なくなりそうなので、補給食も多めに持ちます。

山間の246号線はもっと暗いのかと思ってましたが、オレンジ色の街灯が道を煌々と照らして

いるのでまったく不安はないです。

時折出てくる不気味なトンネルも、目の前の路面を見つめて、何も見ないように通り過ぎました(笑)

午前3時を過ぎて、静岡県に突入。

ここで少し休憩。

しかし深夜の峠でポツンと立っている自分を見て、車の人はビビッていたかも。

 さて、出発!と思ってよく見ると、あれ?

自転車通行禁止とな。

あ、ほんとだ。軽車両はダメだ。

ここから左へ分岐する県道へ進むしかないです。

その道を見ると・・・、うーん真っ暗。

やむを得ず漆黒の闇へと滑り込みます・・・。

 

小山町あたりの真っ暗な道を進んでいるときでした。

前方からやってきた、ちょっと変わった行灯を載せた車が、反対車線にスーッと止まりました。

後ろにもう一台、車がぴったりついてます。

ちょっと気になったので、走りながら振り返って見たら、・・・”代行タクシー”でした。

なあんだ・・・と思って前を向いた瞬間、

フロントタイヤが歩道の段差に引っかかり、転倒。

歩道に乗り上げた後、そのままの勢いでバイクと一緒に歩道脇の鉄柵へ激突。

スピードも出ていて、一瞬の出来事で体勢を立て直せませんでした。

頭と肩を鉄柵に打ち付けて・・・、これヤバイぶつけ方したかも・・・・・・。 

 

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