10/27(日)
今日は休日の数少ないフリーの時間を合わせて、Mさんと逗子のF山トレイルに
やってきました。
自宅出発は13時、しかも日曜日という、かなり動き出しの遅い計画です。
秋の午後の日差しは、既に傾き始めてます。
まずはあのKDDIの電波塔を目指します。
手前に見えるのは出発地点の公園。 駐車場は17時までなので、要注意です。
アプローチからいきなりの激坂発進です。
ややもするとここで足が終わってしまう可能性もあり。(笑)
そしてすぐに強烈な180度カーブ。
天に向かう程の角度で登っていきます。
最も内側のラインを通る猛者には心から尊敬。
高低差は、家で例えると、床から天井くらいの差があります。
軽トラなどひっくり返るというか、腹をこすると言うか、とにかく恐るべき坂です。
カーブを超えると急に穏やかな風景に変わります。
木漏れ日のオフロードが気持ちいい。
そこからドーンとまっすぐグイグイ登って、カーブを曲がってさらにぐんぐん登って
たどり着いたのはスタート前に見たKDDIの電波塔。
展望台から見渡す横浜方面。
木で組まれた展望台の上には、無線交信をするオヤジさんと、ハイキングカップルと
男同士マウンテンバイカー。 様々な人間模様。
目を凝らすと、みなとみらいのランドマークタワーが見えます。
そして風に揺られるススキの野原。
アルミの26インチフルサス2台。
ここから、来た道を下り、ちょうど中間地点でシングルトラックに入り込みます。
サドルを下げてGO。
最初は乗ったり乗れなかったり、多少押したりの繰り返しですが、
途中からは7割程度は乗車可能です。
ところが、しばらく進むと、崩落現場が。
木が根元から抜けて崩れて、道が無い。
と、思いきや、人一人がやっと通れる迂回路がありました。
こけそうになりながらなんとか通過。
先日の台風の影響でしょうか?
ここから何本も倒木がありました。
木の根っこのトレイルを滑りながらもなんとか乗り越えて進みます。
ここは根っこの攻略練習によろしい(笑)
でも、あんまりよろしくないのが、地盤が粘土層だということ。
特にこんな谷状になったところなんか、タイヤが滑って滑ってどうしようも
ありません。
でもこのV字谷を抜けると、ぐんと乗車率がアップするんです。
分岐で一休み。
分岐の目印の馬頭観音様です。
ここのトレイルは手書きの案内板はあるものの、実は迷いやすく地図は必携です。
確か京急関係のホームページでハイキングコースの詳しい説明がありました。
入山するなら検索してプリントアウトしておくと安心です。
東京湾側へ向かうトレイルを進みますが、ところどころにある泥濘と、
倒木でリズムが狂ってしまいます。
タイヤはもうドロドロ。
タイムリミットが近づいてきたので、ここらで東逗子方面へ引き返します。
途中クサリ場もあり。 でも乗車できるレベルです。
田浦方面のもっと厳しい場所を知っている身としては、まだまだ。
あれは崖です。(笑)
ここは冬場のカラッカラに乾燥した季節に来たほうが良いかと、今回は思いました。
乾燥してりゃ、粘土質も何とかなりそうですし。
でも短い時間ながら、久々に来て楽しかった。
ここは、一日中山の中を走り回りながら、時に担ぎ上げ、押し上げ、
引っ張り上げて楽しむのがよろしい場所かと。
今度また行こう。
鎌倉ハイキング完全ガイド+α (デジタルWalker) | |
YokohamaWalker編集部 | |
KADOKAWA / 角川マガジンズ |
改訂新版 神奈川県の山 (新・分県登山ガイド) | |
原田 征史,白井 源三 | |
山と渓谷社 |