【菜種梅雨】皆さんご存じでしょうか(微笑)
六月からの梅雨とは違います~
五月のこの時期に長雨が降りますが、菜種の花の頃と重なっていますので菜種(なたね)梅雨と呼びます。
因みに北海道では 梅雨がありません。しかし北海道の方でも梅雨はご存じでしょうね。 でも菜種梅雨♪多分知らないのでは… 今回登場の人物は赤田役員です。
この方実に豪快丸かじり(古いギャグでした…)
酒を飲んでもゴルフをしても空前絶後の金遣いをされます。
ゴルフ…つまり接待なのですが、名門と名の付くコースしか使いません。お客様と四人で周って軽く片手はいきます(笑)
片手って何だ?
そう五十万円です!
あの鬼塚専務ですら二十万ですよ。(これって常識的な範囲です)
だから接待を受けたお客様は大喜びしていらっしゃいます(笑)
そして役員さんには交際費があります。
接待費じゃあありません。どう違うのかを説明するのは難しいのですが、とにかく自由に使えるお小遣いみたいなものです。そう、例のゴールドカードです(笑)
これが支給されるのも役員の特権です。いわば打ち出の小槌ですね♪ 赤田役員なんかこのカードを貰った夜は嬉しくて眠れなかったそうでした(笑)
それでも翌日には早速銀座に繰り出したと言います(笑)眠い目を擦りながらお目当てのお店で豪遊したんですって(笑)
何でも銀座のある店には赤田役員の 愛人がいらっしゃいます。それも役員になってからの事です。ハイ!
以前から接待で使っていたお店でしたが、接待では月に四五回がいいとこでしょうね。
接待の予算は限られていますし、第一上司にお伺いを経てなければなりませんから。
『こんな数字で飲ますのか~(怒)』 雷を落とされるのがオチですね(笑)
しかし一段違えばエラい違いとなります。
(ここまでの一段とはまた違いますね)だから赤田役員が夜も寝られないくらい嬉しかったのは分かりますね。 …で赤田役員は予(かね)てからの憬れのママさんに、猛烈にアタックを始めたのでした。
雨が降ろうが槍が降ろうが、日参に次ぐ日参でした。 『あれ!今夜はお見えにならないわ…』
そんな日は出張でした(笑)
そんな訳で赤田役員は金、いやゴールドカードに物を言わせてママさんを射止めたのでした。
赤田役員は一言で言えば短・太・禿 の三拍子(笑)まるで持てない典型でしたが、金の力は凄い!に尽きます。毎月そのお店からの請求書いくらだと思います?
150万円~160万円ですよ。毎月毎月キッチリこんな金額を赤田役員は飲んだ訳です。たいしたものですね(笑)
高辻役員が何かの折に
『しかし毎月150万円も飲むのも大変だなぁ(笑)』 『月のうち15日としても一晩10万円分飲まないといけないんだから♪』…と妙なところで感心していらっしゃいましたね。
だから接待は勿論プライベートでも使い倒したんでしょうね。(笑)
こんな贔屓の引き倒し、をしていても役員はおとがめはありません…
これはこの会社独特の慣習なんですから(笑)
赤田役員はもっぱらこの銀座のママさんに入れ込みましたがほかの役員の方は、例えば根本常務は打ち上げの後二次会をよく奢っていらっしゃいましたね。
『次行くか~』
『何人いるの?15人!俺が奢るよ♪』なんて部下を飲ませていらっしゃいます。 いくら役員でも15人も奢っては財布が持ちませんよね(笑) 本来の目的どおりのゴールドカードの有効的なご使用です。ハイ♪
ところで赤田役員銀座のママさんに150万円を毎月お使いになりますが、この金額にはちゃんと根拠があるのです。そりゃあ人間ですから飲む、にも限度がありますが、実はゴールドカードにも限度枠がありました。200万円です。
これをオーバーすると経理部からご指摘がありましてさすがの役員さんも経理部には頭が上がらないのです(笑)
第一支払いの時に『このカードは限度枠超えて使えませんね』なんてカッコわるいじゃあありませんか(笑) そんな内輪の事がありまして赤田役員はもっぱら150万円くらいと決めていらっしゃいました。
しかしこの荒っぽいやり方はさすがに鬼塚専務はも見逃す訳にはいかなかったのでしょう。リーマンショックの時にたまたま内部監査がありました。赤田役員の担当事業部で未使用の設備機械10億円分が発覚したのです。
判りやすく言えば使う目的も無く買ったのでした。業績が良い時代には隠せたものでも、一旦下がり出すと目立つものでして、『こんな不良在庫は何だ?』と指摘されたのが運の尽き!でした。
仕入れ業者との癒着まで吟味されましたが、鈴木相談役(鬼塚専務の元上司)の天の声でそこまではおとがめなし!と相成りました。
しかし不良在庫の一件は許してもらえずに北海道事業部へと左遷となりました。
左遷でしたが、まともならクビでしょね。
北海道事業部はさすがに規模的には小さく今までのような豪快丸かじりは無理でしょうね(笑)
最近鬼塚専務と高辻役員がそんな赤田役員の噂をされていらっしゃいました。
『赤田のやつ北海道では大人しくしているみたいだなぁ』
『そうでしょう。あっちはカードがありませんから(笑)』
『そうなんだ♪遊びたけりゃあ自分の金でやりゃあいいんだよ!』
『ワッハハハ♪』 私の横つまり助手席の堀井部長が(本社総務部長です)
『そうそう赤田役員がこっちもカードを出せ♪なんておっしゃってましたが…』
それを聞いた高辻役員は『そりゃあ無理だね』カードを渡せば赤田役員の事ですから酒池肉林は目に見えていますから(笑)
『北海道も景気悪いそうだから赤田に盛り上げてもらうか~ワッハハハ♪』と鬼塚専務は高笑いです。
しかし鬼塚専務は最後まで堀井部長にカードのOKはだしませんでした。
因みに鬼塚専務の財布には現金20万円が常備入っていることを付け加えさせて頂きます。
六月からの梅雨とは違います~
五月のこの時期に長雨が降りますが、菜種の花の頃と重なっていますので菜種(なたね)梅雨と呼びます。
因みに北海道では 梅雨がありません。しかし北海道の方でも梅雨はご存じでしょうね。 でも菜種梅雨♪多分知らないのでは… 今回登場の人物は赤田役員です。
この方実に豪快丸かじり(古いギャグでした…)
酒を飲んでもゴルフをしても空前絶後の金遣いをされます。
ゴルフ…つまり接待なのですが、名門と名の付くコースしか使いません。お客様と四人で周って軽く片手はいきます(笑)
片手って何だ?
そう五十万円です!
あの鬼塚専務ですら二十万ですよ。(これって常識的な範囲です)
だから接待を受けたお客様は大喜びしていらっしゃいます(笑)
そして役員さんには交際費があります。
接待費じゃあありません。どう違うのかを説明するのは難しいのですが、とにかく自由に使えるお小遣いみたいなものです。そう、例のゴールドカードです(笑)
これが支給されるのも役員の特権です。いわば打ち出の小槌ですね♪ 赤田役員なんかこのカードを貰った夜は嬉しくて眠れなかったそうでした(笑)
それでも翌日には早速銀座に繰り出したと言います(笑)眠い目を擦りながらお目当てのお店で豪遊したんですって(笑)
何でも銀座のある店には赤田役員の 愛人がいらっしゃいます。それも役員になってからの事です。ハイ!
以前から接待で使っていたお店でしたが、接待では月に四五回がいいとこでしょうね。
接待の予算は限られていますし、第一上司にお伺いを経てなければなりませんから。
『こんな数字で飲ますのか~(怒)』 雷を落とされるのがオチですね(笑)
しかし一段違えばエラい違いとなります。
(ここまでの一段とはまた違いますね)だから赤田役員が夜も寝られないくらい嬉しかったのは分かりますね。 …で赤田役員は予(かね)てからの憬れのママさんに、猛烈にアタックを始めたのでした。
雨が降ろうが槍が降ろうが、日参に次ぐ日参でした。 『あれ!今夜はお見えにならないわ…』
そんな日は出張でした(笑)
そんな訳で赤田役員は金、いやゴールドカードに物を言わせてママさんを射止めたのでした。
赤田役員は一言で言えば短・太・禿 の三拍子(笑)まるで持てない典型でしたが、金の力は凄い!に尽きます。毎月そのお店からの請求書いくらだと思います?
150万円~160万円ですよ。毎月毎月キッチリこんな金額を赤田役員は飲んだ訳です。たいしたものですね(笑)
高辻役員が何かの折に
『しかし毎月150万円も飲むのも大変だなぁ(笑)』 『月のうち15日としても一晩10万円分飲まないといけないんだから♪』…と妙なところで感心していらっしゃいましたね。
だから接待は勿論プライベートでも使い倒したんでしょうね。(笑)
こんな贔屓の引き倒し、をしていても役員はおとがめはありません…
これはこの会社独特の慣習なんですから(笑)
赤田役員はもっぱらこの銀座のママさんに入れ込みましたがほかの役員の方は、例えば根本常務は打ち上げの後二次会をよく奢っていらっしゃいましたね。
『次行くか~』
『何人いるの?15人!俺が奢るよ♪』なんて部下を飲ませていらっしゃいます。 いくら役員でも15人も奢っては財布が持ちませんよね(笑) 本来の目的どおりのゴールドカードの有効的なご使用です。ハイ♪
ところで赤田役員銀座のママさんに150万円を毎月お使いになりますが、この金額にはちゃんと根拠があるのです。そりゃあ人間ですから飲む、にも限度がありますが、実はゴールドカードにも限度枠がありました。200万円です。
これをオーバーすると経理部からご指摘がありましてさすがの役員さんも経理部には頭が上がらないのです(笑)
第一支払いの時に『このカードは限度枠超えて使えませんね』なんてカッコわるいじゃあありませんか(笑) そんな内輪の事がありまして赤田役員はもっぱら150万円くらいと決めていらっしゃいました。
しかしこの荒っぽいやり方はさすがに鬼塚専務はも見逃す訳にはいかなかったのでしょう。リーマンショックの時にたまたま内部監査がありました。赤田役員の担当事業部で未使用の設備機械10億円分が発覚したのです。
判りやすく言えば使う目的も無く買ったのでした。業績が良い時代には隠せたものでも、一旦下がり出すと目立つものでして、『こんな不良在庫は何だ?』と指摘されたのが運の尽き!でした。
仕入れ業者との癒着まで吟味されましたが、鈴木相談役(鬼塚専務の元上司)の天の声でそこまではおとがめなし!と相成りました。
しかし不良在庫の一件は許してもらえずに北海道事業部へと左遷となりました。
左遷でしたが、まともならクビでしょね。
北海道事業部はさすがに規模的には小さく今までのような豪快丸かじりは無理でしょうね(笑)
最近鬼塚専務と高辻役員がそんな赤田役員の噂をされていらっしゃいました。
『赤田のやつ北海道では大人しくしているみたいだなぁ』
『そうでしょう。あっちはカードがありませんから(笑)』
『そうなんだ♪遊びたけりゃあ自分の金でやりゃあいいんだよ!』
『ワッハハハ♪』 私の横つまり助手席の堀井部長が(本社総務部長です)
『そうそう赤田役員がこっちもカードを出せ♪なんておっしゃってましたが…』
それを聞いた高辻役員は『そりゃあ無理だね』カードを渡せば赤田役員の事ですから酒池肉林は目に見えていますから(笑)
『北海道も景気悪いそうだから赤田に盛り上げてもらうか~ワッハハハ♪』と鬼塚専務は高笑いです。
しかし鬼塚専務は最後まで堀井部長にカードのOKはだしませんでした。
因みに鬼塚専務の財布には現金20万円が常備入っていることを付け加えさせて頂きます。