おはようございます^^
昨日某所の落語、米朝一門会 を観に行ってきました。べいちょう
と読みますが決してアメリカと北朝鮮の対抗戦ではありませんので
ご安心を‥☺
この 落語は 日本古来のモノらしくて他には兄弟と
言ってもいいのが 漫才ですかね。
芸‥芸術なのですかねぇ… 東京の落語の団体に落語芸術協会
という団体があります。この名称は自称で付けている筈なので
芸術とは随分大きく出たなぁと思いました。
だって落語や漫才、形態模写、奇術、漫談、講釈など元々は街角
や寺社の境内で見せておこぼれを頂戴して生計を建てていました。
それらは大衆芸能という分野でひと括(くく)りになっていました。
やがて戦後になるとなぜか落語と漫才が大衆からの支持を得て大きく
なりました。大勢の漫才師や落語家の中から人気が出た人たちは遂、
自惚れ(うぬぼれ)になるんですよねぇ‥
四十年ほど前の漫才ブームになったころ ある漫才師は
月収が七千万円あったそうで今の価値に直すと数億円でしょう。
このころは朝から夜遅くまでテレビに出ずっぱり、東京と大阪の往復
の機内が唯一睡眠がとれた安息のひと時だったそうです。
それからもお笑いの勢いはおさまらず プロ野球のO選手の移籍料と
年棒を聞いた漫才師のBは そうなの‥と驚くでもなく ニャとした
のです。
恐らく今でも お笑いの売れっ子は芸能界のあらゆるジャンルの中で
トップクラスの収入を得ているのでしょうね。
半世紀も前なら 食うや食わずの不安定な生活だったと師匠など
から聞いて元の成り立ちを思い謙虚さを忘れないる人もいる
でしょうが
俺のは芸術だとうそぶいている人もいるのでしょう‥
ある永年トップの地位にいる落語家で 所詮我々は
ご機嫌をうかがう商売ですから‥とマクラに入れています。
恐らく自身が天狗にならないように戒(いまし)めているのでしょうか…
こんなつもりではなかったのですがお金の話を出すと いやらしく
なって仕舞いました。(反省)
今なら お金持ちになりたくてなった芸人さんも、
いらっしゃるでしょうが、落語が好き漫才が好き でなった人
の話芸を本来の大衆芸能として
私らは無邪気に楽しんだらいいのでしょうね。