おはようございます^^
既報のとおりこの前の日曜に落語を 聴き に行ってきました。 この場合の聴くとは これでいいのでしょうか^^ 聞く訊くなどがありますが
ラジオを聴く…などと同じなら 聴くでよろしいのではないかと思います。
さて、落語会ですが 約二時間半、途中に中入りとして休憩を挟まれたので正味は2時間少々でした。
前半が三人、後半は二人ですから一人が20分~30分くらいの持ち時間で演じられました。
落語という芸にはネタ、題目がありまして永年話し継がれたものです。
ですから落語が好きですよ、なんて人はあっちこっちと足を運んで
落語を聴いていらっしゃると思いますので、大体のネタはご存じでしょうね。
日曜に聴いた落語は演出順で 桃太郎、稽古屋、碁敵、蛇含草、佐々木裁き、
でしたが私も落語ツウを自認していますので ここらあたりは何度も聴い
ていました。
ところで落語と似てはないですが、発祥や歴史が近いのに漫才があります。
どっちも好きやけど全然違うで~^^とおっしゃる貴兄。 実は言い出しっぺの私も
ちっとも似ていない方に一票を投じましょう。
落語と漫才が似ているよりも違う方を挙げた方が圧倒的なくらいに両者は全然
似ていません。
先ず違う点ですが、落語は一人でする芸。対して漫才は二人が多いですが基本
は複数ですね。そして落語が座って話すのに対して漫才は立ちっぱなし
他には和服に洋服(普段着もあるかな)、出囃子のある落語に対して なんにもない漫
才、昔から伝承されているネタを忠実に話す。(一部桂文枝のように独創的な
創作落語もありますが…)漫才は絶えず新作を求めます。
落語は古典というくらい古風さを重きにしています。それが功を奏するのか
落語は永くやってると勲章が貰える、というご褒美があります。
その点、漫才には何も無し‥似ているのは笑いを取る事、発祥が どちらも江戸時代だったこと。所属の事務所が同じ。
このような笑いを取る芸人の集団は海外には無い。
とまぁ他にもあるんでしょうが、私の乏しい知識ではここら辺で妥協するニュ
ートラルポジション(最近覚えました)でしょうか^^
いつだったか漫才の若手のコンクールがテレビであって観ていましたら、それぞれの漫
才の評価をするのに3分間に何回笑わすか、で勝者を決めていました。
賞金は一千万円、優勝をすれば翌日からテレビにl出演できる副賞もあるそうで、
制限時間は3分。演じるコンビは狂ったみたいにギャグを連発、大げさな演技
に息もつかせぬ早口で聴衆者から笑いを取るのに必死でした。
途中からトーナメント形式になって さて どこが良いかなぁ…
と興味津々で観ていましたが、出てくるコンビは皆同じに見えるのです。
それは今のとおり3分間でどれだけ笑わせられるか、に掛かっているから
早口、ギャグ連発、大げさな演技〜
これじゃぁ漫才の本来の話術も愉しみ方が無い ただのドタバタの笑わせ会みたいなものです。
幾つかの漫才?を見てチャンネルを回しました。
笑わせる を無理やりすれば こうなるのか、と思いましたが、
テレビの中の視聴者は 出てくる漫才コンビのちょっとした仕草や話しっぷりで
大笑いをしていました。なにが可笑しいんだろう、テレビの向こう側は抱腹絶倒、
こっちはわからないまま 無言…これじゃぁ勲章は貰えんね。。
変なところで辛口の評価になって テレチャン カチカチ。(チャンネルを替えました)
ダイラケ、いとこい、やすきよ、かしまし娘、ぼやき、ミスワカサ・島ひろし、宮川左近ショー
・・ああ昭和は遠くなりにけり