国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

ただの偶然

2016-12-07 | 日記
今朝から出勤しています。(1限の授業は尋常でない眠気との闘いでした。)

かつて何度も調査に出かけていたインドネシアでは最後となった7回目に財布を盗られるというケチが付いたので(注)今回のナミビア出張はとくに気を付けていました。(1万ルピア札でパンパンに膨れ上がっていたのでスリに狙われたのですが日本円に直すと被害額は高額ではありません。)

早々に空港での11時間足止めがあり、首都に戻ってからもチップとして20ナミビアドル札と間違えて(13倍以上も価値の高い)20米ドル札を渡してしまうというヘマ(注)をするということがありましたが、このようして不運を小出しにしたのが良かったのかもしれません。(注:入国時の両替で受け取りを拒否された旧札 (1985年) が1枚財布に残っていたのですが、消えてしまったタイミングを考えると例のポルトガル料理店しかあり得ません。お陰でムダに高いランチとなりました。)国際空港に向かうタクシーがなかなか迎えに来ず大いに焦りましたが、プロジェクトのコーディネーターさんに電話してすぐ回してもらったので(チェックインできたのがフライト1時間前というヒヤヒヤものだったけれど)乗り遅れという大惨事には至りませんでした。(聞いたところではJICAが契約しているタクシー会社の配車表から私の帰りの分が漏れていたようです。ひどい!)

ここで話は全く変わって、私はナミビア出張前にブックオフで1冊108円の文庫本を買い込み「片っ端から読んでは捨て」を繰り返すのですが・・・・

帰国の香港→関空便(ANA)の機内でこのスペイン映画を観ました。(他にコロンビアとベネスエラの作品もありましたが、フライト時間を考えると視聴できるのは1本のみ。南米ものの粗筋が重苦しいものだったため消去法的にこのコメディを選ぶことになりました。日本公開は未定らしく紹介記事は見当たりません。こちらに予告編が。)


見始めてビックリ。数ページほどで読みかけになっていた下の本と出てくる作家名(Paulo Coelho)や地名(Zaragoza)がドンピシャだったからです。一瞬ながら「これは何かの徴なのだろうか?」と考え込んでしまいました。


が、結局それだけでした。映画はウィットに富んだもので(日本語字幕のお陰で)十分愉しめましたが、小説の方は退屈そのもの。ブラジル人ということでこの作家の小説をこれまで数冊読んだことがありますが、半分以上はこれと同じ。それなりに愉しめたものもあるにはあるのですが、他のラテンアメリカの作家のものと比べれば明らかに底が浅いとの印象は否めず、なぜ彼がベストセラー作家になったのか理解に苦しみます。(どうやら「スピリチュアル」という私の嫌いな分野に属するからだと思います。もう買わん。)
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