カラスアゲハの幼虫は9月20日、21日に相次いで2齢から3齢へと脱皮した。脱皮後、9月21日に測定した幼虫の体長は次のようで、幼虫Aは約13mm、幼虫Bは約11mmである。

カラスアゲハの3齢幼虫(A)の体長測定(2023.9.21 撮影ビデオからのキャプチャー画像)

カラスアゲハの3齢幼虫(B)の体長測定(2023.9.21 撮影ビデオからのキャプチャー画像)

カラスアゲハ2齢幼虫(B)の頭部抜け殻(2023.9.21 撮影ビデオからのキャプチャー画像)
脱皮後の抜け殻は幼虫が食べてしまうが、頭部は食べないので近くに転がっていたものを撮影した。この2齢幼虫の頭部の脱皮殻の大きさは幅で1.5mm程度である。
飼育ケースに新しいキハダの葉を入れてやると、3齢幼虫は、相変わらずキハダの葉を食べては30分から60分間隔で糞を出し続けた。糞をする時の行動もこれまでと同じで、後ずさりしてから糞を飛ばしている。
2匹の幼虫はそれぞれ居場所を決めているようで、そこから移動して餌を食べ、再び元の場所にもどってくる。
カラスアゲハの3齢幼虫(2023.9.21, 9:53 ~ 17:14 30倍タイムラプス撮影後編集)
餌のキハダの葉を食べていた2匹の幼虫は、その後眠状態になり餌を食べるのを止める。この時の体長は幼虫Aが約17mm、幼虫Bが約15mmである。

カラスアゲハの3齢幼虫(A)の体長測定(2023.9.22 撮影ビデオからのキャプチャー画像)

カラスアゲハの3齢幼虫(B)の体長測定(2023.9.22 撮影ビデオからのキャプチャー画像)
そして前回の脱皮から3日目の9月23日にはさらに脱皮して4齢になった。幼虫の行動は同じで、脱皮後の抜け殻をきれいに食べてしまう。次の映像は幼虫Aのものであるが、幼虫Bもこの日、少し遅れて19時頃に脱皮している。
カラスアゲハ3齢幼虫Aの脱皮(2023.9.23, 7:54 ~ 9:26 30倍タイムラプス撮影後編集)