軽井沢からの通信ときどき3D

移住して10年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

太田恵子「彩蝶」(1/2)

2020-07-31 00:00:00 | ガラス
 「小さなナンシイ・ガラス・ハウスをつくってもらって、私はそこの館長さんになりたい。白髪でオカッパの館長さんに。
 若い人にガラスの説明をして、おいしいコーヒーをごちそうする。そんなひそかな夢をもっている。
 ガラスが私に話しかけてくる。皆さんに、みてもらってほしいと。
 人間の意志と人間の知恵を傾けて作り出した、これほど素晴らしい過去の歴史をありのまま語ってくれる歴史的産物は、他にないのだから。」

 著者が本「彩蝶」の最後のところに書き記した文章である。

 古書店が通路にはみ出して設置した台に、背表紙を向けてぎっしりと並べられている中から、面白そうな本を探し出すのが楽しみになっていたのは、2年前まで母の見守りに通っていた大阪・堺の駅前のことである。

 100歳に近くなった母が、1人暮らしをしていたので、毎月10日間程度出かけ、妹たちと交代しながらの見守りであった。

 母は、自分のことはほぼできるので、週に3回のデイサービスに、朝出かけるのを見送ってから夕方までの間、買い物に行ったり、掃除をしたり、本を読んだりの毎日である。

 最寄りの駅ビルに、天牛という書店が店を開いていて、新刊本と共に古書も扱っている。古書は店の外、通路にはみ出して設置した台の上に並べられていた。

 台はいくつかあって、台ごとにジャンル分けした本が並んでいた。私の目当てはチョウ、ガラスなどに関したものであったが、どうしたわけかこの当時、今思えばガラス工芸に関する貴重な本を何冊も見つけることができた。

 チョウについては7年ほど前から、学生時代に再び戻ってしまい、写真を撮り歩くようになっていたし、ガラスについては軽井沢でアンティーク・ガラスショップを開こうと計画しはじめていた頃である。

 ガラスに関連した本では、由水常雄氏の「ガラスの道」、「ガラス工芸」、「火の贈りもの」や佐藤潤四郎氏の「ガラスの旅」などを見つけていたが、そんな中でふと目に留まったのが「彩蝶」(太田恵子著 1976年 経済界発行)というタイトルの本であった。

ガラスの道(由水常雄著 1973.6.15発行)

ガラス工芸(由水常雄著 1975.6.30発行)


ガラスの旅(佐藤潤四郎著 1976.4.25発行)

火の贈りもの(由水常雄著 1977.1.20発行)



著書「彩蝶」(太田恵子著 1976.3.31発行)


 知らない名前の小説家の本かと思い、箱から出してパラパラと見ていくと、著者は小説家などではなく、まったくの素人の著作で、大阪でバーのマダムをしていた人であると判った。では、蝶とは「夜の蝶」のことかと見ていくと、もちろん全体としては夜の世界を描いているので、その意味合いも含んでのことではあるが、それと共に、ナンシイの蝶、ガレの作品に登場する蝶をも意味していると判った。

 内容の大半は著者が過ごした大阪・北新地の「夜の街」のことについてであるが、最終章はガラスの話になっている。チョウとガラス、これは買うしかないということでこの本は今、手元にある。

 私自身、学生時代まで大阪で暮らしたが、卒業・就職と共に関東に移り住んだので、大阪のことは意外に知らないことが多い。特に大阪の「夜の街」については当然ながら全く知らない。

 この本は1975年に「経済界」に連載されていたものをまとめて単行本としたもので、1976年に同じく株式会社経済界から発行されている。
 話の中には関西財界の大物が実名で登場する。私も名前だけは知っている方々も多くみられ、中には私が通っていた大学の関係者も。

 著書の内容をざっと紹介すると次のようである。

青春時代:
 「私は、大阪湾の青い海が眺望できる大阪市港区で生まれた。大正十四年一月十二日。父は船乗りで、戦前の私はごく平凡な下町娘だった。上陸するごとに成長している私を抱きあげては、『ええ嫁はんになれる』といった。・・・小学校のころから、おけいこごとに通わされた。舞踊をならわせても器用だし、家事を手伝わせてもソツがなかった。このまま世の中が平和でさえあったら、私はええ嫁はんになっていたに違いない。・・・
 大東亜戦争に突入したのは、私が女学校四年生の時。当時はまだ戦争といってものんきなもので、日本舞踊のけいこを続けていた。・・・
 しかし、運命という彫刻家は、この私を素材に、奇妙な彫刻をきざみはじめた。父が死んだ。運命が、私をきざみあげるために入れた最初のノミといっていい。
 女学校を卒業して、船場の大建産業(今の丸紅)に就職した。
 昭和二十年三月十三日の大阪大空襲で家も失った。私が二十歳の時。市内は焼夷弾でなめつくされ、たたきつぶされた。
 大和の古市に疎開して、そこで二年間過ごした。母は(兵庫県)龍野女学校の出身で、なかなかきかんきの男まさり、バレーボールのキャプテンもしていた。グチひとつこぼさず、父の郷里の広島へ買い出しにでかけては、私たちにみじめな想いはさせなかった。
 終戦。疎開先の古市の家は出なければならなかった。・・・終戦の年の夏はこうして終わった。
 昭和二十一年の夏のある日、十三大橋を、家財道具を積んだ一台の大八車が渡っていた。私はこの荷車を指図している。和服をつぶしたブラウスを着ていた。老母をつれ、カジ棒をまだ少年だった二人の弟にひかせている。・・・
 橋の向こうに、大阪の廃墟が見えていた。
 私はその焼けビルの町を遠い目で見た。人には自分の明日を予知する能力がない。十数年後に、いま遠望しているその大阪の街に、どっかりと腰をおちつけて商売する身になろうとは、私自身も予測することはできなかった。・・・」

北新地の城:
 「私が初めて水商売に手を染めたのは昭和二十三年のこと。・・・今はパチンコ屋に変わっている、大阪駅前すぐ西の桜橋交叉点北西角。三階建て鉄骨モルタルでじゅうたんを敷きつめた、豪華な会員制クラブ「ツーリスト」が開店し、私は紹介されてそこの女給、いまでいうホステスになった。・・・
 私の月給は当時のお金で八千円。しかし何よりも嬉しかったのは、暗いみじめな環境から、一晩中電気の明るい、華やかな場所に出られたことだった。・・・
 昭和二十四年、八か月で「ツーリスト」をやめた私は、小さなバー「えんじや」を開店した。
 北新地の西寄り、本通りと裏通りを結ぶ小路の東側にある十五坪ほどのお店が、私の最初の”城”となった。・・・
 当時は これといったバーも少なく、本当にお茶屋さんばかり。・・・「ああ、自分の店で、自分が働いて、お客さまが来て下さる。それでゴハンが食べられるなんてホンマにありがたいことや」としみじみ実感を味わったものだった。

夜の商工会議所:
 「私の店が『夜の商工会議所』といわれるようになったのは、昭和三十四年から。『週刊文春』が『紫苑』(二番目の店)を取材し、記事にしたのが初めてであった。・・・
 実は、この『週刊文春』の記事が書かれるにはいきさつがあった。
 昭和三十四年、月刊『文芸春秋』が日本を代表するバーのマダムを書き、東京の『エスポアール』、京都の『おそめ』、福岡の『みつばち』を紹介した。
 すると文芸春秋社の池島信平さんのところへ、川口松太郎先生が、『太田恵子載ってないじゃないか』と苦情。
 また毎日放送の後藤基治さん(故人)からも、『大阪どうして載ってないのや』と相次いで声がかかった。文芸春秋社も、それじゃ『週刊文春』でということになったのだった。」

勇婦ふたり世界旅行:
 「『紫苑』を開店してちょうど十年。夜の会頭にしていただき、大阪経済界の後援も得て、商売はうまくゆくのだけれど、永年交際(付き合)っていた彼、Kとの仲はだいぶ前から亀裂が出来ていた。・・・
 (このままでは両方ともダメになってしまう)・・・
 そして、二か月の世界旅行を思いたった。一人旅は不安なので、博多『みつばち』のマダム武富京子さんに相談すると、『一緒に行こう』と言ってくれた。・・・
 最初の海外旅行というので美しい訪問着八枚、それに合わせて帯も三本、東京の呉服店『ちた和』でこしらえた。
 お客様が壮行会を催して下さった。壮行会の案内状は・・・・・・。

   太田恵子・武富京子を送る会
 関西と鎮西に名も高き勇婦ふたりが、いよいよ欧米へ武者修行にゆくことに相成りました。・・・
 ご多用の中恐れ入りますが、御寸暇を御割き下さいまして、来る三月二十四日御つどい賜りますよう伏してお願い申します。
                         代表世話人 今 東光
   発起人  山脇義勇 吉原治良 中司清 八谷泰造 松島清重 小林米造
        小原豊雲 正田健次郎 平山亮太郎 弘世現 杉道助
   場所   クラブ 『井戸』 大阪市北区堂島浜通り」

そしてクラブ「太田」:
 「『紫苑』を出てのんびり生きようと考えていた私に思いがけない話が舞い込んだ。『紫苑のすぐ近くに五十五坪の正方形の土地を持っているが、あなたなら売ってもよい』という方が現れた。・・・
 大阪経済界の皆様から『やらせてやろう』と暖かい後援をいただいたこと、これがクラブ『太田』を誕生させる一番の力になった。・・・
 昭和三十六年二月九日、クラブ『太田』開店。・・・
 この日を期して、私は再び、クラブ『太田』に全力投球をはじめた。・・・」

マダムを引退:
 「昭和四十八年、私は二十三年間のマダム生活に一応の別れを告げた。
 クラブ『太田』は『夜の大阪商工会議所』といわれ、私を『夜の会頭』と呼んで下さる方も多かったが、何といっても引き際が肝心。・・・思い切って幕を引いた。・・・
 引退パーティーは・・・大阪一のレストラン『アラスカ』の飯田さんが腕によりをかけてご馳走をつくってくれた。お客様のお土産には、スウェーデン製(コスタ社)のガラス皿に決めた。・・・
 マダムをやめるとはいえ、私は『太田』のオーナー。完全にふっきれるといえば嘘になる。
 その日、住友金属の日向方斉さん(現会長)からも、
『きみ、二頭政治はよくないよ』と小さな声で注意されていた。・・・
 また、鐘淵化学の中司清さん(現相談役)からは、
『院政をしくのじゃないか? きっとそうだよ』と予言されていた。出処進退の難しさを、経済界の方はさすがによくわかっておられる。
 しかし、私の新しい仕事ガラスの店はもう歩き始めている。(もうあとへはかえれない)・・・」

キャンドルの灯は消えて:
 「私は、決心をした。年内閉店をーーー。
 昭和五十年十二月十八日。クラブ『太田』閉店ーーー。
 お別れパーティーの時、・・・四百名を上回る方々が、名残りを惜しんできてくださった。
 まず、サントリーの佐治敬三社長から、『ママありがとう。ご苦労さん』とのご挨拶を受けたあと・・・パッと、店内の照明がつくと、佐治さんのリードで『星影のワルツ』の斉唱に移る。・・・
 いの一番に来られた阪急電鉄の清水雅さん(会長)は、・・・お別れにと、ドーム作のルビー色の美しいガラスの蓋物をくださった。・・・
 住友ゴム工業の下川常雄さん(会長)からいただいた、『大阪のひとつの灯が消えたね』という言葉を背にして、私は深夜の北新地を後にした。」

ナンシイの蝶/ガラスに魅かれて
 「ガラスとの出合いは、戦後まもなく、まだ街には焼け跡がそのまま残っており、きれいなものも少なかったころのこと。西洋骨とう屋の店先で、ふと眼に入った蝶のカット皿と、ベネチアの赤のグラスに心魅かれたのが始まり。
 昭和二十五年にバーを開店しているのだが、北新地の数ある店の中でガラスの灰皿を使ったのは私が初めてだそうで、『紫苑』の店では、ベネチアのシャンデリアを飾り、カウンターにもボヘミアのワイングラスを並べて大切にしていた。・・・
 
 私は数年前、フランスのナンシイに蝶をみた。
この蝶のことは誰にも話さず、大切にあたためてきた。どんな言葉で表現すれば、この蝶にいだいている強烈な印象が判ってもらえるのか、まったく自信がなかったから。
 フランスのナンシイ市にあるエコール・ド・ナンシイ・ミュージアムを訪れた時、ガレの家具(ベッド)にはめ込まれた二匹の蝶に心うばわれた。・・・

 私は五千年の歴史をもつガラスをみてきて、十九世紀末のガラス工芸にハタと足が止まった。・・・」

パリの休日/美術館めぐり
 「昭和五十年五月の連休、いつものように『みつばち』のママ京子さんを誘い、由水先生とヨヨさんと呼んでいる西洋美術のパリ在住の方と四人でガラスを中心に美術館巡りに出かけた。・・・
 まずバルセロナに。・・・カーサ・ミラ、カーサ・バリリヨ、サグラダ・ファミリア教会、グエル公園、グエル邸など見て歩いた。
 グエル公園の広場にはめ込まれた美しいモザイク模様の中に、私はピンクの蝶をみつけた。グエル邸は、有名なドラゴン・ゲートのみ残して、大部分とりこわされていたが、塀にそって歩いてみると、リラの花が咲き、十九世紀末のよき時代に誘い込んでくれた・・・・
 そしてリェージュに。マース側に面したクルチュース美術館の中のガラス館を見る。小さいながら、これだけまとまっているのは珍しい。
 エジプトから始まって、ローマ、ササン、ビザンチン、イスラム、そしてアール・ヌーヴォー期のものはティファニー、ガレ、ドーム、マリーノ、デコルシュモン、ワルター、ルソーなど、そして現代のものまでこじんまり入っている。こんな美術館が日本にあってもよいのにと考える。・・・
 そこから一時間十五分でケルン着。まっすぐローマ・ゲルマン美術館に。
 ここは二年前に新しくできた。ローマ時代のものの展示が中心である。ガラスの量の多いのでは世界一。・・・」

私の夢「ガラス美術館」
 「・・・昭和四十五年の万国博で、漠然とマダム引退を考え始めた私は、それまで趣味だったガラスを仕事にする以外に道はないと、考えるようになっていた。
 そこで、まず、西洋美術の社長の渡辺朗さんに相談をもちかけた。・・・『ガラスを仕事にしようと思いますのやけど』・・・
 ガラスのことについて教えていただき、開店の日には値段から並べ方まで、手にとるようにお世話になった。
 現代硝子は、銀座サン・モトヤマの社長茂登山さんに相談した。『ガラス、いいですね。いいと思いますよ』といってくださる。・・・ 

 私は、芦原重義(関西電力会長)にテープカットしていただき、昭和四十八年六月にグラス・ギャラリー『ナンシイ』をロイヤルホテル地下に開店している。・・・
 開店のお祝いにきてくださった吉村清三さん(関西電力副会長)は、『太田さん、こんなに高いものばっかり・・・・。何か買おう思うても買うものありませんがな。ネクタイ屋でも開店したら、私かて二本ぐらい買いますよ』・・・浅井孝二さん(住友銀行相談役)も、『高いものですね』とくりかえされる。もっともだと思う。・・・
 ある日、松下幸之助さん(松下電器産業相談役)が入ってみえて、ラリックを指さし『これ、おくなはれ』といわれた。・・・
 ラリックの香水瓶と、ブランデー・グラスをお買いになった森英恵さん。
 金彩入りのアイス・バケツと、にぎりしめたらこわれそうなやはり金彩入りのバカラのグラスを買ってかえられたカルーセル・麻紀さん。
 好きで仕入れたものが売れた時はやはり嬉しい。・・・
 
 私はガラスを仕事にして、すぐにガラスがとても重荷になった。趣味にしていた時は、私の思うとおりになると思っていたガラスが、仕事にしてみると、きびしくて簡単に人をよせつけなくなった。私はやせた。・・・
 『硝子はひとたび心を許すと、ずるずる引きずり込まれる魔性を持っている』と、美術史家の由水常雄先生は書いておられる。」

大阪にガラス美術館を
 「私には、ひそかに育てている夢がある。・・・
 若い人の間で、ガラスをつくってみたいという人がふえてきている。よいものをみてないひとに、よいものがつくれるはずがない。
 クルチュース美術館のガラス館のようなものがつくれないものか。昨年、皇后様のゆかれたアメリカのサンドウィッチ・ガラス・ミュージアムも決して大規模なものではない。
 ガラス、太陽の光線、とくに朝日の時が一番美しい。温度も採光もむつかしくはない。大阪にこじんまりしたものがつくれないものか。・・・
 ガラスに対する世の中の評価はまだ低い。いまのうちなら値段もやすい。少しお金をかければ、国際的にははずかしくないものができるように思う。・・・」

 「小さなナンシイ・ガラス・ハウスをつくってもらって、私はそこの館長さんになりたい。白髪でオカッパの館長さんに・・・・・・」

 彼女の夢はかなえられたのだろうか。

次回に続く。

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新型コロナウィルス情報(15)7/24-7/30

2020-07-30 12:00:00 | 新型コロナウィルス
 *特に断りの無いものは読売新聞からの情報。

7/24
 ・都内感染366人 全国934人、地域・年齢広がる 「夜の街」対策確認へ
   基本的対策の実施不可欠 医療体制「予断許さず」 入院964人 1か月で5倍に
 ・西村再生相 感染爆発想定、対策検討急ぐ
 ・G7帰国時 「隔離」免除へ 政府調整 首相、PCR条件に
 ・再挑戦 五輪(中) コロナ対策 暗中模索
 ・世界感染者1500万人超す
 ・【広告】コロナ後の世界を生きる 村上陽一郎編 岩波新書
 ・コロナ重症化防げ 血中酸素・血栓チェック、エクモ病床 オンライン化
 ・高齢者 危険性高く 会話時マスク重要

7/25
 ・再生相方針 対策怠り感染者 店名公表 「夜の街」徹底促す
 ・首相 緊急事態宣言「出す状況ない」
 ・米 感染者400万人超
 ・【社説】全国的な広がりを憂慮する
 ・自民に「首都機能移転論」 コロナ契機再燃
 ・米 コロナ再拡大 長引く学校閉鎖 教育格差深刻化の懸念
 ・米 共和党大会 フロリダ中止
 ・経済転換 外食 宅配にシフト続々 外部業者活用  接客いらず
 ・コロナ円借款 途上国支援 中国を意識
 ・【特別面】コロナ時代の言葉たち
   3密、社会的距離、不要不急の外出自粛、瀬戸際・持ちこたえている・正念場、
  新しい生活様式など。
 ・コロナ禍 初の「WEB総文」 第44回全国総合文化祭31日開幕、10/31まで
 ・米 23日、大リーグ4ヵ月遅れ開幕 2試合が無観客で
 ・都内感染 260人 大阪最多149人 
 ・警視庁 夜の街立ち入り調査
 ・メル・ギブソンさん(俳優) 感染、1週間入院 レムデシビルの投与で陰性に
 ・お台場海浜公園 屋形船約50隻が提灯点灯で感謝と希望ともす
 ・長野 諏訪の医療従事者コロナ感染
  
7/26
 ・地球を読む 猪木武徳・大阪大学名誉教授 コロナと統治 不確かさと向き合うには
   理想を示して連帯促す・・・ドイツ・シュタインマイヤー大統領演説に学ぶこと
 ・米留学 新入生認めず 今秋 全授業オンラインなら
 ・インド 感染1日5万人 
 ・米経済 再び規制 コロナ感染拡大 バーで若者クラスター 景気回復腰折れ懸念
 ・五輪合宿地に感染防止策 政府作成へ 練習場の観客制限
 ・医療品の貿易継続一致 APEC コロナで囲い込み警戒
 ・立憲民主党・枝野代表 緊急事態「国会で追及」示す
 ・韓国大手LCC 同業買収を断念 コロナで経営悪化
 ・国内感染3万人超える
 ・都内 広がる感染地域 宣言解除2か月 新たに295人 6割経路不明
 ・米軍関係者 新たに64人
 ・阿炎(大相撲幕内力士) 無断会食で休場 師匠が25日、7月場所から休場させた
   他の力士との接触回避、PCR検査結果判明迄休場に 
 ・コロナで分散 日航機墜落35年 雨中の慰霊登山 8月12日で事故後35年を迎える
 ・長野 都内から安曇野帰省の40代感染 
 ・長野 感染の医療従事者諏訪赤十字病院勤務と公表
  
7/27
 ・【広告】PCR検査をめぐる攻防 木村浩一郎著 リーダーズノート発行
 ・【広告】新型コロナと貧困女子 中村淳彦著 宝島社
 ・北、初のコロナ感染か 現地報道「不法帰郷の脱北者」 開城市封鎖
 ・高齢者施設に出張検査 厚労相方針 コロナの重症化防止
 ・イスラエル 感染「第2波」 経済活動再開で
 ・感染防止 続く「厳戒場所」 阿炎会食 大きな批判
 ・無断会食の阿炎 「夜の店」出入り 抗原検査は陰性
 ・コロナの疑問 既存薬 なぜ使うの? 一定効果期待 新薬には時間
 ・J1名古屋 広島戦中止 渡辺選手ら陽性
 ・東邦(昨春甲子園優勝校)、独自大会を辞退 26日、複数選手感染判明
 ・長野 新たに男女4人感染 陽性者の家族ら判明

7/28
 ・出国前PCR 全国で 政府 9月からネット予約、医療機関紹介 
 ・「リゾート地で仕事」推進 菅氏、観光下支えへ意欲
 ・臨時国会の召集 野党が要求検討 政府応じぬ方向
 ・交付金の活用容認 通知
 ・「感染」脱北者泳いで帰郷か 開城入り 韓国軍態勢に批判
 ・地方都市へ 米で移住増加
   オクラホマ州、タルサ リモート向けオフィス提供
 ・三菱自 国内工場閉鎖 20年ぶり 拡大路線から転換 コロナも影響
 ・外食6月 21.9%減
 ・経済転換 外食 ファストフード勝ち組も 持ち帰り強み・売上高堅調
 ・プロ野球・J 「選手移動中 食事控えて」 専門家チームから提言
   自治体との連携、日頃から強化を コミッショナー要請
 ・文科省 対面前提に遠隔 大学授業で通知
 ・都内感染131人 連休で検査減か
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 ・長野 知識つけ感染防止 県が手帳作成

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 ・日産 赤字6700億円予想 今季
 ・米 ワクチン開発大詰め モデルナ 3万人最終臨床
 ・日商 「民間PCR支援を」 検査費低減 政府に要望
 ・【広告】ウイルスや細菌に負けないために 三石 巌 祥伝社発行
 ・一律10万円 給付率95% 
 ・ボランティアのPCR「支援」 防災相 被災地受け入れを拡大 
 ・【広告】第一線の科学者たちが最終結論 週刊現代
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 ・大阪 5人以上会食「自粛」 府が要請 感染最多155人で 
 ・国内感染975人
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   遺伝情報を人工合成してワクチンにする 最終試験 過度な期待禁物
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 ・無症状者PCR  濃厚接触以外も 埼玉県
 ・コロナ死亡医師 公務災害に認定 兵庫
 ・長野 新たに男女6人感染 全員軽症、累計98人に

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 ・検証コロナ/次への備え 専門家会議「前のめり」 
   もの言う専門家会議の功罪 警鐘次々 インパクト
   「飲み会自粛」警告 波紋 経済活動巡り 政府とズレ
   2月24日・・「瀬戸際」新型インフルの教訓  
   3月9日・・・「NO!! 3密」世界が追随
   3月19日・・「ロックダウン」買い占め騒動
   4月1日・・・「夜の街クラスター」対策に限界
   4月7日・・・接触8割減 政府と攻防 
   4月15日・・「40万人死亡」衝撃と批判
   6月24日・・突然の廃止「知りません」
 ・感染都市から地域へ 全国で1257人 各地で「第1波」ピーク超え
 ・欧州でも増加傾向 経済は止めず
 ・国内クラスター550件 政府確認
 ・【社説】コロナワクチン 早期実用化へ手立て講じよ
 ・政府方針 対クラスター関係法令駆使 特定地域・業種に照準
 ・GoToトラベル 豪雨災害と東京配慮
 ・厚労省、入国者向け 唾液抗原検査を羽田・成田で開始
 ・政府と在日米軍 感染対策で文書 拡大受け
 ・秋に臨時国会 示唆 自民国対委員長 野党、早期開催要求
 ・【広告】新型コロナウイルス対策 免疫力を上げる50の方法(宝島社発行) 
 ・タイ 「非常事態」4度目延長 コロナ契機に強権維持
 ・WHO「緊急事態」半年 感染抑止策緩和に警鐘
 ・伊 非常事態宣言10月まで延長へ
 ・ベラルーシ 大統領がコロナ感染 無症状で「生還した」
 ・ANA赤字1088億円 4~6月期 四半期で過去最悪 国際線旅客数96%減
 ・米 景気策、与野党譲らず 共和党1兆ドル案 失業給付上乗せ継続焦点
 ・三越伊勢丹HD 赤字600億円予想 21年3月期
 ・【解説】EU「復興基金」合意 独軟化「支援は国益」 ドイツと南欧諸国の差は広がる
 ・コロナ回復者 抗体検査へ 横浜市大、大規模研究開始を発表 参加者募集
 ・新規感染 各地で多発
 ・初感染の岩手 「誰もが可能性」 知事
 ・コロナ下迫る猛暑 冷房・換気両立悩む 飲食店調理場40度 授業の合間窓全開
 ・長野 軽井沢町 宿泊や飲食 お得な券 事業者支援 来月から受け付け
 ・長野 コロナ累計100人超す 新たに4人 全県で警戒レベル上げ
 ・長野 明らかに第2波 上田医療センター院長
 ・長野 飯田市立病院にPCR検査機器 即日結果判明可能に

 ・Johns Hopkins Univ. 公表情報 世界と日本の累計感染者数推移

世界の累計感染者数推移 2020.8.1現在


日本の累計感染者数推移 2020.8.1現在




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タイムラプス

2020-07-24 00:00:00 | 日記
 今やスマホのカメラにも搭載されているタイムラプス撮影機能。これまでTVのネイチャー番組などでこのタイムラプスを用いて撮影した映像を見る機会があったが、自分で撮影している人は少ないのではと思う。

 一定時間間隔で被写体を連続撮影し、これを再生すると早送りの映像を見ることになる。草花が開花する様子や、昆虫の羽化シーンなど、実際はゆっくりとした変化なので、普通には見ることのできないシーンに驚いたり、感動したりするのであるが、この場合カメラは三脚などに固定して撮影する。

 しかし、最近TVで見たものなどは、スマホを片手に持ってタイムラプス撮影を行っていて、新しい使い方が試みられている。

 私の場合は、ビデオカメラの機能の一つにタイムラプスがあるのでもっぱらそれを利用している。

 これまでにも、オオムラサキなどのチョウの幼虫の脱皮の様子や蛹化・羽化シーン、ウスタビガやヤママユなどの繭つくりの様子など、実時間で見ていたのではなかなかわからない昆虫の生態を撮影してきた。

 また、冬に氷が出来ていく様子、ランの花が開くところなども試みてきた。

 今回もまたその延長上にあるタイムラプス撮影映像を紹介させていただく。

 私が使用しているビデオカメラ JVC-GS-TD1 のタイムラプス撮影機能は、1秒、10秒、80秒ごとに1コマ撮影を行うようになっている。

 通常ビデオ撮影では、1秒間に30コマの撮影を行っているので、上記の各設定条件で撮影を行うと、それぞれ30倍、300倍、2400倍の速さで再生映像をみることになる。

 ブログなどに掲載する映像は長くても3分程度にすることが好ましいと思っているので、上記各条件で撮影すると、3分間でそれぞれ1時間半、15時間、5日間の出来事を再生できることになる。

 撮影対象によっては、こうした条件で撮影したものをさらに編集することで、昆虫などの示す変化や動きをよりわかりやすくし、かつ所定の再生時間内に収めるといった工夫が必要になる。

 今回はタイムラプスでタンポポの開花、綿毛ができる様子、ウスタビガの繭作りそして胡蝶蘭の花が次々に咲くところを撮影した。

 最初は庭に咲いているセイヨウタンポポの開花の様子。初めて開花してから、3日間ほどは朝に開花し、夕方にはしぼむといったことを繰り返す。日照条件にもよるが1-2時間で開花する。

 30倍タイムラプスで1時間ほど撮影したものを、更に短く編集した。

セイヨウタンポポの開花 ( 2020.5.6, 8:25~9:30  30倍タイムラプス撮影を編集)

 花が咲き終わると茎は一旦倒れるが、数日後に再び茎が立ち上がると綿毛の準備ができた合図である。花の場合は朝咲くのでタイミングをとりやすいが、綿毛が開くタイミングは捉えづらいため、切り取って室内に持ち込んで撮影した。2400倍のタイムラプスを用いた。

タンポポの綿毛ができる様子 ( 2020.6.4, 22:18~6.5, 21:54  2400倍タイムラプス撮影)

 次は300倍のタイムラプスで撮影したもので、ウスタビガの終齢幼虫がヤマカマスと呼ばれる繭を作る様子。繭作りは3日以上に及ぶが、これはその前半、ほぼ繭の形が出来上がるまでで、ヤマカマスに特有の出口部分は、この後も更に念入りに糸を吐いて仕上げていく。

ウスタビガの繭作り2020 ( 2020.7.7, 18:12~7.9, 21:59  300倍タイムラプス撮影)

 次は、コチョウランの花が次々と咲いていく様子。全部で8個の花を付けたが、これだけ多くの花を付けたのは、一昨年胡蝶蘭を栽培するようになってからはじめてのこと。

 初めのうちは、ただ眺めていたが4番目の花が開くところから思い立って撮影を始めた。撮影開始が、5月26日16時頃で、8番目の花が咲き終わったのが、6月13日12時頃であるから、19日間かけての撮影になった。これは2400倍のタイムラプスで撮影したものを更に編集している。

コチョウランの開花の様子( 2020.5.26, 16:39~6.12, 12:00  2400倍タイムラプス撮影)

 【追記】このコチョウランの花は随分長く咲き続けている。もともと花の寿命が長いとは感じていたが、咲き始めからずっと追跡したことはなかったのでその様子を追うことにした。


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新型コロナウィルス情報(14)7/17-7/23

2020-07-23 12:00:00 | 新型コロナウィルス
 *特に断りの無いものは読売新聞からの情報。

7/17
 ・Go To 東京を対象外 発着と居住者 旅行代補助
 ・感染拡大で転換 Go To 経済配慮・最少の修正 観光業、期待したのに
 ・都民、観光地 ため息 Go To 除外 出はなくじかれた
 ・都内感染 最多286 神奈川48人 大阪66人
 ・検証コロナ 次への備え クルーズ船・陽性3割の衝撃
   検疫・厚労省任せ限界、自衛隊活用へ体制作り急務、DMAT超法規的に活動
 ・中国 「完治」なお時間 GDP2期ぶりプラス ネット、富裕層 内需頼み
 ・ワクチン開発 協力で一致 日独首脳テレビ会談
 ・新興国 急速な財政悪化 コロナ危機・揺らぐ成長 
   世界の公的債務残高は2020年、国内総生産(GDP)の世界合計の100%を超え、過
  去最高に達する。IMF予測。
 ・欧州 接触アプリ普及低調 プライバシー侵害警戒
 ・日本人が切り取る武漢の市井 記録映画YouTubeで公開 2100万回再生
   タイトル「好久不見(お久しぶりです)武漢」
 ・セブン、最短2時間で宅配 都内18店実験 2800品目からスマホ注文
 ・コロナ保険 消毒、人件費など補償 飲食店や宿泊施設 あいおいニッセイ同和
 ・経済活動再加速へ提言 経団連フォーラム 感染防止策と両立、デジタル化の推進
 ・尾身氏講演 感染主因は「人の行動」
 ・欧州中銀・定例理事会 国債などの買い入れ・緩和を維持 効果見極めへ
 ・コロナ倒産 急増恐れ IMF、G20 向け報告書
 ・株175円安
 ・OPEC・露、来月から減産縮小 目標引き下げ
 ・政府 フリーランス保護に本腰 収入不安定 補償なく 年収200万円台が最多
 ・裁判官 初の感染確認
 ・中大運動部員 11人感染 
 ・長野 東京など往来より慎重に 知事「Go To 一律時期尚早」
   誘客 首都圏など対象外、 宿泊割引の実施見送り
 ・長野 40代男性感染 警察局勤務、神奈川に帰省・都内に滞在 県内81人に

7/18
 ・都内293人 連日最多
 ・検証コロナ 次への備え 発熱患者 80病院受け入れず
 ・東京五輪 今夏を踏襲 組織委報告 日程や競技会場 来年7月23日開幕
 ・「Go Toトラベル」22日開始 都内通過なら補助 予約時に住所確認、ホテルで身分証提示
 ・菅長官が陳謝
 ・「Go Toイート」委託先公募 延期
 ・PCR「戦略的に拡充」 数値目標盛り込まず
 ・デジタル遅れ・東京集中 コロナで浮き彫り
   骨太の方針 「積年の課題」解決へ決意、 財政再建素通り
 ・「G0 To除外」集中審議を要求 立民
 ・財政出動 骨太再建素通り 岸田氏容認 コロナで党内に配慮
 ・コロナ禍の経済下支え アジア途上国に5000億円借款
 ・米軍関係者全員 入国時にPCR 米と調整
 ・一律10万円 9割に給付 総務省
 ・EU首脳 経済再建を議論 5か月ぶり一堂 会議開幕
 ・ワクチン情報収集 露サイバー攻撃 米・英・カナダの機関に 
 ・米 マスク論争法廷に ジョージア知事 義務化巡り アトランタ市長を提訴
 ・インド 感染100万人超 ブラジル201万人
 ・バングラ 検査せず偽証明書相次ぐ 病院経営者に詐欺容疑
 ・資金需要 リーマン超え 日銀DI(企業向け資金需要判断指数) コロナ影響
 ・検証コロナ 次への備え 第2回 医療のひっ迫はなぜ起きたのか
   1日118件「たらい回し」 患者増 救急ルール崩壊 院内感染恐れ搬送拒む
 ・コロナの疑問 「夜の街」にクラスター対策 有効? 若者から感染拡大防ぐ
 ・各知事 「除外、東京以外も」 Go To誘客「近隣から」提言
 ・都内の観光業者 「救済策考えて」
 ・お笑い芸人の「はなわさん」感染
 ・経路不明者が拡大 都内感染最多 病床圧迫の兆し
 ・神奈川独自アラート
 ・警戒基準超え 往来自粛要請 兵庫県
 ・国内感染 新たに595人
 ・無症状者も唾液PCR 厚労相 空港検疫などで活用へ
 ・クラスター施設周辺も検査対象 厚労省通知
 ・長野 上高地襲う「三重苦」 地震、コロナ、豪雨
 ・長野 20代男性2人が陽性 会社員と大学生 県外で感染か 16日に判明し、指定病院に入院

7/19
 ・コロナ対応 協調確認へ G20財務相・中銀総裁TV会議
 ・イベント 人数制限撤廃「慎重に」 西村再生相、見直し検討示唆
 ・無症状者ら 検査推進 若年層 感染拡大リスク
 ・唾液PCR・抗原検査も
 ・通常の予防策徹底 3密や大声注意意
 ・世界感染者1400万人超
 ・EU  コロナ復興基金 紛糾 首脳会議 規模や配分譲らず
 ・感染対策 厳戒の国技館 きょう初日 1日の上限観客数を2500人に縮小
 ・コロナ禍に奮闘する 
   希少ネコ 厳戒保護で命つなぐ 那須動物王国
   ふれあい中止 鴨川シーワールド
 ・御岳ロープウェイ営業開始 大雨、コロナで1か月遅れ
 ・コロナの疑問 ウイルスは変異するの? 強毒化、弱毒化どちらにも どう変異するかは不明
 ・都内 290人感染 20~30歳代7割近
 ・コロナと情報 企画展 日本新聞博物館で18日、緊急企画展開催 9月27日まで
 ・長野 高校野球独自大会開幕 消毒や検温 感染対策徹底

7/20
 ・新型コロナ「ある時点で消える」 トランプ氏、根拠示さずまた主張(共同通信社)   
   トランプ米大統領は19日放送の保守系FOXニュースのインタビューで、新型コロナ
  ウイルスについて「ある時点で消える。最後に正しいのは私だ」と述べた。これまでも根
  拠を示さず「奇跡のように消える」などと繰り返しており、改めて新型コロナの脅威を軽
  視するような姿勢を示した。
 ・「夜の街」立ち入り調査 政府方針 警察、風営法適用
 ・須賀長官 休業補償・罰則に意欲 特措法改正で規定
 ・Go To見直し「機動的に」 知事会提言
 ・G20 政策総動員で一致 財務相・中銀総裁TV会議 共同声明 コロナで経済悪化
   低所得国は危機的水準 債務猶予延長「検討」 
 ・NY市 店内飲食見送り 経済活動再開第4段階に
 ・香港感染再拡大 初の1日100人超
 ・ワクチン情報 サイバー攻撃 露、情報機関暗躍か 関与疑いの集団、KGBの系譜
 ・【広告】風に吹かれて、夏の北海道で深呼吸 夏旅GOGO15%OFF、秋旅
  GOGO20%OFF 新日本海フェリー 
 ・新しい働き方 地方で働く 第2拠点でコロナ禍しのぐ
 ・パラ団体 コロナに負けぬ ブラサカ 支援受け専用施設
 ・コロナの疑問 BCG接種 予防効果ある? 「死亡率減」理由は不明
 ・入院・療養患者4000人超す 5月15日以来 東京、新たに188人感染
 ・クラスターで県岐阜商休校 野球独自大会辞退
 ・感染疑い「たらい回し」防げ コロナ救急103病院指定 抗原検査活用や個室確保
 ・夏のマスク 体温上昇懸念 熱中症増で医療逼迫も
 
7/21
 ・国内死者1000人超
 ・GoTo 解約補償へ 政府
 ・日航 新卒採用見送り 21年度入社1700人予定 航空・旅行業界 打撃深刻
   非航空事業で「利益の3割」、日航社長 多角化に意欲
 ・再生相、経済3団体に テレワーク継続を要請
 ・仏、屋内でマスク義務化
 ・「個人の自由だ」 米大統領否定的 マスク着用義務化めぐり
 ・教育委再生会議 コロナ後の学び議論 9月入学の是非検討
 ・野党 「GoTo見直し」要求
 ・東京発着除外 石破氏が批判
 ・ASEANの感染症対策支援 政府、55億円拠出
 ・医療機器 貸し出し拡大検討 みずほリース社長
 ・クウェートでアビガン試験 富士フィルム
 ・セシルマーク 全店閉店へ 従業員570人大半解雇へ コロナで業績さらに悪化
 ・イラン 大統領の「2500万人感染」発言波紋 「誇張」で経済再開狙いか 
   政府公式発表の27万人から大きくかけ離れている。
 ・EU コロナ復興基金 合意難航 「南北対立」で紛糾 独首相、財政規律重視から転換
 ・東京ドーム 安全、快適に 飛沫防止ひさし 換気を強化 観客、当面は5000人
 ・Jも5000人維持
 ・コロナの疑問 退院後も肺や関節に症状なぜ 免疫暴走か
 ・歌舞伎町 ストップ感染 都や新宿区 300店対象、直接訴え
 ・都内感染 168人
 ・夏休み「20日以下」7割
 ・長野 新たに2人感染 累計86人
 ・長野 献血者減少おそれ 青年会議所が協力
 
7/22
 ・EU コロナ復興基金合意 首脳会議 92兆円、財政規律も配慮
 ・旅行キャンセル料免除 GoToきょうスタート
 ・GoTo誤算の連続 東京除外や解約料免除
 ・GoToイート委託先 公募を開始
 ・イベント制限 維持する方向 きょう分科会
 ・在日米軍 140人感染 日本政府の要請受け公表
 ・ネパールなどを追加 渡航中止勧告 17か国・地域追加
 ・概算要求 コロナ対応 対策費上限なし、期限1カ月遅く
 ・対面授業 大学に促す 文科省、オンライン併用も
 ・安保60年 ゲノム編集 タブーの壁 医学会消極的 米中に遅れ
 ・GoTo除外 経緯説明求める 政府、与野党協議
 ・米 コロナ感染14日連続5万人超
 ・7月前半 百貨店売上高25%減 コロナ拡大、セール不振
 ・7月、テレワー実施2割 減少傾向 オフィス回帰進む
 ・トヨタ生産 8月回復へ
 ・消費物価 伸び鈍く 6月横ばい
 ・コロナの疑問 エアロゾル感染 可能性は? 密閉空間 換気が大切
 ・都 4連休外出自粛要請へ 小池知事 軽症者向けホテル2000室計画表明
 ・都内237人感染
 ・人不足 迫る介護崩壊 解除接触 感染リスク 24時間以上勤務 疲弊
 ・介護施設、クラスター次々 応援職員派遣「体制作り急務」 
 ・長野 治療拠点 急速に経営悪化 感染恐れ受診控える
 ・長野 GoTo 市長、感染拡大に危機感 「大変な事態になる可能性」
 ・長野 佐久総合病院、5施設面会禁止
 ・長野 感染判明の2人 80代と20代男性
 
7/23
 ・再挑戦五輪(上) 開催へ瀬戸際の闘い 行進縮小案 IOC猛反発
   支出抑え、新形式 中止なら巨額の損失 競技団体、強化費用に暗雲
 ・五輪可否 年末にかけ判断 開催まであと1年 感染防止策・簡素化を検討
 ・五輪 ボランティア コロナ不安86% 日本財団調査
 ・国内感染 最多790人 1日あたり 大阪 初の100人超え
 ・イベント上限5000人継続 政府、来月末まで
 ・21種同時検査のPCR保険適用 コロナ、インフルなど同時検査
 ・政府、中韓台と往来緩和協議へ 12か国・地域対象 五輪選手らも
 ・分科会 「緩やかな増加傾向」
 ・賃上げより雇用 コロナ禍「解雇につながる」 最低賃金「目安示さず」
   地域格差 解消先送り
 ・【社説】感染防ぎ安全な大会目指せ・コロナ禍が結束をもたらした(EU復興基金)
 ・国保初の黒字 18年度実質収支
 ・東京除外 修学旅行も 和田・国交省政務官
 ・三菱自 パジェロ工場閉鎖へ コロナ影響で販売減
 ・マツダ主要工場 来月通常稼働に
 ・EU 財政統合へ機運 債券発行で93兆円
 ・景気「持ち直しの動き」 7月月例報告 2カ月連続上方修正
 ・GoTo 観光業界混乱 東京除外・前倒し 制度が二転三転
 ・コンビニ3社 共同配送 ドライバー不足対応 都内、1週間実験
 ・武漢 日常回復を演出 封鎖から半年、コロナ対応批判抑え込み
 ・トランプ大統領 コロナ関連記者会見、3カ月ぶり会見再開
 ・コロナ時代の地方創生 東京一極集中止まらない 地域の雇用増効かず
 ・きょうから4連休 旅行キャンセル次々 JR予約79%減
 ・感染 各地で「最多」 都知事「第2波の心構えで」 病床逼迫、専門家警鐘
 ・埼玉62人 福岡61人確認
 ・3密対策ロングバス 横浜
 ・佐渡 初の感染者
 ・病院・診療所 5月収入減
 ・長野 GoTo、観光業者 期待と困惑 知事「振興につなげたい」

 ・Johns Hopkins Univ. 公表情報 世界と日本の累計感染者数推移

世界の累計感染者数推移 2020.7.23現在


日本の累計感染者数推移 2020.7.23現在
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庭にきた鳥(7)アカゲラ

2020-07-17 00:00:00 | 野鳥
 今回はアカゲラ。代表的なキツツキの仲間である。キツツキには子供のころから何故か特別な思いがあった気がするが、キツツキという名前の鳥はいなくて、アカゲラ・アオゲラ・コゲラなどのことだと知ったのはだいぶ後になってからであった。

 その特別な思いというのは、やはり木の幹をつつき穴を開けて、中の昆虫を探して食べるというその習性がおもしろく感じられたためだろうと思う。
 
 このキツツキの仲間が自宅周辺の木に来ているのを見かけることはあったが、餌台に来ることは予想していなかった。
 もうだいぶ前にこのアカゲラがシジュウカラなどのカラの仲間に混じってやってきたのであるが、後にも先にも、餌台に来たのはこの時だけのことである。シジュウカラにと思って用意してあった牛脂を食べに来たのであった。

 アカゲラによく似た種に、オオアカゲラとコアカゲラがいると図鑑に記されているが、今回紹介する種は羽色や大きさからアカゲラと判断している。

 いつもの原色日本鳥類図鑑(小林桂助著、1973年保育社発行)には、アカゲラは次のように記されている。
 「形態 黒、白、赤の配色顕著なキツツキ。嘴峰26~29mm、翼長124~136mm、尾長77~90mm、跗蹠21~23mm。額白く以下の背面は黒。肩羽の先端白く背に大きな白紋を形成する。♂は後頸鮮紅色であるが♀はこれを欠く。尾は中央のものは黒、その他は白く黒色黄はんがある。翼は黒く白色黄はんあり。顔と下面とは汚白色で顎線は太く黒い。頸側にも黒帯がある。下腹部と下尾筒とは美しい鮮紅色。幼鳥は♂♀共頭上全体が紅色である。
  生態 山地の森林中に生息する。飛行は波状。キョッ、キョッとなき時々嘴で樹幹を打ちカラ、カラ、カラ・・・・と音を立てることは他のキツツキ類と同様である。
  分布 本州(中部以北には普通であるが西日本には少ない)・対馬に生息繁殖し、八丈島でも採集されたことがある。」

 次の写真は牛脂を食べに餌台に来たアカゲラで、長い間餌台にとどまり牛脂をつついていた。この間シジュウカラ、ヒガラ、コガラそしてヤマガラはじっと近くで待機していたのであろう、アカゲラがいなくなると次々と交代しながらやってきては牛脂をついばんでいた。

 このアカゲラ、一部後頭部の赤が写っていることから♂と判定することができる。

 くちばしから胸と後頭部に伸びる黒い帯を顎線と呼ぶが、最後の写真などこれが役者の隈取りの文様のように見えておかしい。






自宅庭の餌台に来て牛脂をつつくアカゲラ♂(2016.3.13 撮影)

 このアカゲラがいなくなると、早速いつものカラ達が次々と来ては大好きな牛脂をつつき始めた。面白いことにカラ達も同時には来ないで、交代しながら牛脂を食べに来るのである。

餌台の牛脂をつつくシジュウカラ(2016.3.13 撮影)

餌台の牛脂をつつくヒガラ(201x.3.13 撮影)

餌台の牛脂をつつくコガラ(2016.3.13 撮影)

餌台の牛脂をつつくヤマガラ(2016.3.13 撮影)

 自宅庭のモミジに来た時の写真は次のようである。


庭のモミジの枝に止まるアカゲラ♂ 1/2 (2019.12.26 撮影)

 
庭のモミジの枝に止まるアカゲラ♂ 2/2 (2019.12.26 撮影)

 キツツキの仲間はくちばしと長い舌を使って樹皮の内部やすき間にいる昆虫を食べたり、幹につつき掘った巣穴を作るとされる。

 この巣作りに関して、「軽井沢のホントの自然」(2012年 ほおずき書籍発行)には次のような記述がある。

 「・・・キツツキのアカゲラは、やわらかい枯木を選んで穴を掘り、巣をつくります。気に入らなければ、1本の木にいくつもの穴を掘り直すことがあります。そして子育てが終わると、来年はまた別の場所に新しく穴を掘ります。・・・近年の研究では、アカゲラは枯木に好んで巣穴を掘り、翌年はコムクドリなどがそこを利用し、さらに3年目以降になると、木もいよいよ朽ちて倒れる率が高まるそうです。・・・
 森の新陳代謝のためには、若い木、壮年の木、老齢の木が適度に混じっていることが必要です。そして、そこに枯れた木が立っているのも、健康な森の姿なのです。・・・」

 別荘地では、こうした枯木を放置することは危険なので、取り除くことが行われるが、そのためかどうか、別荘の壁面に穴を開けるキツツキも結構いる。

 しばらく使われることがなく、放置されている別荘などでは、壁面に十カ所以上もの穴があけられているのを見ることがある。

 時々聞かれるあのカラ、カラ、カラ・・・という木の幹を打つ音はエサを探している時の音なのか、巣穴を開けようとしている時の音なのかと思って調べてみると、そのどちらでもなく、繁殖期に縄張りを主張したり、♂の場合♀へのアピールをするためのものだという。ドラミングと呼ばれている。この速さは毎秒20回、頭部への衝撃の強さは20Gに及ぶとされる。

 今年の1月から雲場池に散歩に出かけるようになったが、そこでもアカゲラをよく見かけ、ドラミングが聞こえてくることもあった。

 静かな朝、カラ、カラ、カラ・・・と減衰して響くこの音を聞くのはなかなかいいものである。次の写真はこの雲場池周辺でのもの。

雲場池で見たアカゲラ♀ 1/6 (2020.3.16 撮影)

雲場池で見たアカゲラ 2/6 (2020.4.2 撮影)

雲場池で見たアカゲラ♂ 3/6 (2020.3.15 撮影)

雲場池で見たアカゲラ♂ 4/6 (2020.3.15 撮影)

雲場池で見たアカゲラ 5/6 (2020.1.29 撮影)

雲場池で見たアカゲラ 6/6 (2020.4.17 撮影)

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