カイロ大とツーカーで情報操作を行う
カイロ大学卒業にまつわるニセ書類疑惑や、卒業偽装に関し「カイロ大とグル」説が盛んに取り沙汰される小池百合子・東京都知事である。
こうした現象の背景には、いったいどんな力が働いているのだろうか?
実は小池氏は国会議員時代に、カイロ大学日本語学科に対し熱心にパイプを作っていた。
例えばこの「小池案件」に関し数々のスクープ記事をモノにしているイギリス在住の作家・黒川亮氏によれば、なかでも日本語がペラペラのアーデル・アミン・サーレハ・カイロ大学日本語学科長がカイロ大学における小池氏の右腕だ。
カイロ大学卒業にまつわるニセ書類疑惑や、卒業偽装に関し「カイロ大とグル」説が盛んに取り沙汰される小池百合子・東京都知事である。
こうした現象の背景には、いったいどんな力が働いているのだろうか?
実は小池氏は国会議員時代に、カイロ大学日本語学科に対し熱心にパイプを作っていた。
例えばこの「小池案件」に関し数々のスクープ記事をモノにしているイギリス在住の作家・黒川亮氏によれば、なかでも日本語がペラペラのアーデル・アミン・サーレハ・カイロ大学日本語学科長がカイロ大学における小池氏の右腕だ。
それだけでなく歴代の日本語学科長とも親しく、前日本語学科長のハムザ氏とも親密である。
こうしたカイロ大・コネクションが、今回の「各種偽装」にひと役買った可能性がある。
エジプトの大学は偽造した証明書に合わせ学内の個人データまで改竄する
一方、これらの疑惑にはエジプトの国情も密接に関係している。
観光大国で産油国でもあるエジプトは頼りの観光収入が激減し、さらに原油価格も暴落している。IMF融資と年間数十億ドル規模の先進国や産油国からの経済援助がなければ経済が破綻する状態だ。
そんなエジプトに多額の経済援助をしている友好国のひとつが日本であり、エジプト側とすれば経済的事情を勘案すれば「小池氏は実はカイロ大を卒業していない」などとは口が裂けても言えない。
そんな状況に持ってきて、冒頭に挙げたように小池氏が個人的に作ったカイロ大内のコネもある。
こうしたカイロ大・コネクションが、今回の「各種偽装」にひと役買った可能性がある。
エジプトの大学は偽造した証明書に合わせ学内の個人データまで改竄する
一方、これらの疑惑にはエジプトの国情も密接に関係している。
観光大国で産油国でもあるエジプトは頼りの観光収入が激減し、さらに原油価格も暴落している。IMF融資と年間数十億ドル規模の先進国や産油国からの経済援助がなければ経済が破綻する状態だ。
そんなエジプトに多額の経済援助をしている友好国のひとつが日本であり、エジプト側とすれば経済的事情を勘案すれば「小池氏は実はカイロ大を卒業していない」などとは口が裂けても言えない。
そんな状況に持ってきて、冒頭に挙げたように小池氏が個人的に作ったカイロ大内のコネもある。
加えて小池氏の側近(当時)だった元都特別顧問の小島敏郎氏が画策した、エジプト側に対し「カイロ大卒業を証明する声明を求める催促」も行われた。これではエジプトが「NO」と言うわけはない。
で、東京にあるエジプト大使館は6月9日にfacebookで、「小池氏は卒業した」という例の声明を出したわけだ。
ちなみにエジプトは、腐敗や汚職に取り組む国際非政府組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」(TI)が出した2023年度の「腐敗認識指数」で世界108位(つまり腐敗度が非常に高い)国だ。
で、東京にあるエジプト大使館は6月9日にfacebookで、「小池氏は卒業した」という例の声明を出したわけだ。
ちなみにエジプトは、腐敗や汚職に取り組む国際非政府組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」(TI)が出した2023年度の「腐敗認識指数」で世界108位(つまり腐敗度が非常に高い)国だ。
エジプトでは有力者に命令され、大学がニセの卒業証明書や卒業証書を作らせるなんて行為が堂々と日常的に行われている。
しかも大学が偽造し発行した書面に合わせ、なんと大学内にあるデータまで改竄されて辻褄合わせがキッチリ行われる。つまり「完全犯罪」だ。
すなわち小池氏に関しては、「カネかコネで、1976年から現在に至るまでのどこかで大学内の記録が書き換えられた可能性がある」(「カイロ大卒業」を取り繕うエジプトの小池人脈」文・黒川亮 / JBpress掲載)ということだ。
なお上記の作家・黒川氏のほかの「小池案件」記事を最下段に【参考文献】としてあげておく。
都知事選で投票する前に、ぜひ以下を読んで投票行動を決めてほしい。
【参考文献】
『徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈3〉エジプトで横行する「不正卒業証書」』文・黒川亮(JBpress)
しかも大学が偽造し発行した書面に合わせ、なんと大学内にあるデータまで改竄されて辻褄合わせがキッチリ行われる。つまり「完全犯罪」だ。
すなわち小池氏に関しては、「カネかコネで、1976年から現在に至るまでのどこかで大学内の記録が書き換えられた可能性がある」(「カイロ大卒業」を取り繕うエジプトの小池人脈」文・黒川亮 / JBpress掲載)ということだ。
なお上記の作家・黒川氏のほかの「小池案件」記事を最下段に【参考文献】としてあげておく。
都知事選で投票する前に、ぜひ以下を読んで投票行動を決めてほしい。
【参考文献】
『徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈3〉エジプトで横行する「不正卒業証書」』文・黒川亮(JBpress)