新潟、伊藤2アシスト、谷口2ゴールも引き分け
J1リーグは6月3日、第16節を行い、湘南ベルマーレとアルビレックス新潟が対戦した。試合は両チームが前半に1点ずつを取り合い、後半にも1点づつ入り2-2で引き分けに終わった。
この日は両チームとも激しい攻防戦を繰り広げた。片方が1点取ってリードすれば、片方が追いつく。そんなシーソーゲームだった。試合は次第に熱を帯び、新潟のエース、伊藤涼太郎はガツガツ削られ何度も倒されたが、ファウルは取られない。
その伊藤が見せたのは前半30分だった。1-0でリードされている局面だ。敵陣でMF小見洋太からパスを受けた伊藤はボールを保持し、瞬時に敵味方の配置を読み取る。そしてライン裏のスペースに鮮やかなスルーパスを出す。絶妙なコースだった。
これに呼応してFW谷口海斗が、瞬時に前のスペースに走り込む。谷口はボールを迎える形で反転しながらゴール右に決め、チームは同点に追いついた。
伊藤はこの日のゲームで、今季7ゴール4アシストとした。
新潟のフォーメーションは4-2-3-1だ。スタメンはGKが小島亨介。最終ラインは右から新井直人、田上大地、千葉和彦、渡邊泰基。CMFは秋山裕紀と高宇洋。2列目は右から三戸舜介、伊藤涼太郎、小見洋太。ワントップは谷口海斗だ。
新潟が伊藤の2アシスト目で逆転する
先制点は湘南だった。DF杉岡大暉がボックス左角からクロスを入れる。だがボールは新潟のCB千葉が大きく広げた手に当たり、湘南がPKを得る。
前半2分、キッカーの町野が助走して右足を振ると、ボールはゴール左スミに収まった。1-0だ。
新潟は両SBを高く上げ、2CBが開いてビルドアップしている。彼らは湘南の激しい守備に合い、立ち上がりから今ひとつリズムに乗れない。チーム全体がギクシャクしている。
だが前半30分に伊藤のスルーパスから谷口がゴールを決めて同点に追いつく。新潟、ここは畳みかけて攻めたいところだ。
そんな後半17分。新潟は左CKを獲得する。キッカーの伊藤が右足でクロスを入れると、ボールはニアの密集地帯を越えて中央付近へ飛ぶ。そこで谷口が右足インサイドでワンタッチし、ゴール左に決めた。1-2。逆転だ。
伊藤はこれで本日、2アシスト目である。
湘南、小野瀬のゴールで同点に追いつく
同20分。リードしている新潟は残り時間を考えてか、三戸に代えてダニーロ・ゴメスを投入した。
同31分。湘南は途中出場の阿部浩之による美しいコントロールショットが新潟ゴールの右上スミを襲うが、GK小島がすばらしいセーブをする。1点ものだ。
そして運命の後半38分だった。湘南の阿部がスルーパスを出し、PA内にいたMF小野瀬康介がニア上へ豪快に叩き込んだ。いったんオフサイドでノーゴールの判定が下るが、VARチェックで得点になる。2-2。同点だ。
このあと後半45分には新潟・伊藤のカーブをかけた美しい軌道のシュートが湘南ゴールの右上スミを狙うが、惜しくも外れる。そしてゲームセット。
これで両チームとも連敗を止め、痛み分けで引き分けとなった。
J1リーグは6月3日、第16節を行い、湘南ベルマーレとアルビレックス新潟が対戦した。試合は両チームが前半に1点ずつを取り合い、後半にも1点づつ入り2-2で引き分けに終わった。
この日は両チームとも激しい攻防戦を繰り広げた。片方が1点取ってリードすれば、片方が追いつく。そんなシーソーゲームだった。試合は次第に熱を帯び、新潟のエース、伊藤涼太郎はガツガツ削られ何度も倒されたが、ファウルは取られない。
その伊藤が見せたのは前半30分だった。1-0でリードされている局面だ。敵陣でMF小見洋太からパスを受けた伊藤はボールを保持し、瞬時に敵味方の配置を読み取る。そしてライン裏のスペースに鮮やかなスルーパスを出す。絶妙なコースだった。
これに呼応してFW谷口海斗が、瞬時に前のスペースに走り込む。谷口はボールを迎える形で反転しながらゴール右に決め、チームは同点に追いついた。
伊藤はこの日のゲームで、今季7ゴール4アシストとした。
新潟のフォーメーションは4-2-3-1だ。スタメンはGKが小島亨介。最終ラインは右から新井直人、田上大地、千葉和彦、渡邊泰基。CMFは秋山裕紀と高宇洋。2列目は右から三戸舜介、伊藤涼太郎、小見洋太。ワントップは谷口海斗だ。
新潟が伊藤の2アシスト目で逆転する
先制点は湘南だった。DF杉岡大暉がボックス左角からクロスを入れる。だがボールは新潟のCB千葉が大きく広げた手に当たり、湘南がPKを得る。
前半2分、キッカーの町野が助走して右足を振ると、ボールはゴール左スミに収まった。1-0だ。
新潟は両SBを高く上げ、2CBが開いてビルドアップしている。彼らは湘南の激しい守備に合い、立ち上がりから今ひとつリズムに乗れない。チーム全体がギクシャクしている。
だが前半30分に伊藤のスルーパスから谷口がゴールを決めて同点に追いつく。新潟、ここは畳みかけて攻めたいところだ。
そんな後半17分。新潟は左CKを獲得する。キッカーの伊藤が右足でクロスを入れると、ボールはニアの密集地帯を越えて中央付近へ飛ぶ。そこで谷口が右足インサイドでワンタッチし、ゴール左に決めた。1-2。逆転だ。
伊藤はこれで本日、2アシスト目である。
湘南、小野瀬のゴールで同点に追いつく
同20分。リードしている新潟は残り時間を考えてか、三戸に代えてダニーロ・ゴメスを投入した。
同31分。湘南は途中出場の阿部浩之による美しいコントロールショットが新潟ゴールの右上スミを襲うが、GK小島がすばらしいセーブをする。1点ものだ。
そして運命の後半38分だった。湘南の阿部がスルーパスを出し、PA内にいたMF小野瀬康介がニア上へ豪快に叩き込んだ。いったんオフサイドでノーゴールの判定が下るが、VARチェックで得点になる。2-2。同点だ。
このあと後半45分には新潟・伊藤のカーブをかけた美しい軌道のシュートが湘南ゴールの右上スミを狙うが、惜しくも外れる。そしてゲームセット。
これで両チームとも連敗を止め、痛み分けで引き分けとなった。