鹿島が3戦続けて完封勝ち
J1第11節が3日に行われ、札幌ドームで鹿島アントラーズがホームのコンサドーレ札幌にウノゼロ勝ちした。
相手より先に1点取ったら、それを守り切るーー。
ボール支配率は39%。
いまの鹿島アントラーズは、そんな見てくれにまったく構わないガムシャラな戦い方をしている。それがよく出たのが、この札幌戦だった。
前半に奪ったFW鈴木優磨の1点をまるで石にかじりつくように守り切り、最後はDF昌子源を投入し守備を固める戦い方が当たり、これで3戦続けて完封勝ちだ。
この試合を観て「つまらない」と思うなら、勝手にそう言え! そんな彼らのワイルドな雄叫びが聞こえてきそうだった。
鹿島のフォーメーションは4-4-2、守備時5-3-2。4-1-2-3から4-4-2に変えて勝利が続いている。スタメンはGKが早川友基。最終ラインは右から広瀬陸斗、植田直通、関川郁万、常本佳吾。
CMFは樋口雄太とディエゴ・ピトゥカ。右SHは名古新太郎、左SHは仲間隼斗。2トップは鈴木と垣田裕暉である。
鈴木優磨を日本代表へ
鹿島の得点は前半21分だった。
左サイドでボールを持った鈴木がスルーパスを出す。ペナルティエリア内で受けた名古がこれを折り返した。札幌DFの中村桐耶がクリアしようとしたが足を滑らせ、立ち上がってボールを蹴り出す。
するとボールは鈴木の元へと届く。鈴木はワンタッチで右足を振り抜き、ゴールに叩き込んだ。彼はこれで4試合連続ゴールである。
続いて同32分、カウンターの発動だ。鈴木が敵陣中央へパスを送ると、垣田がこれを受けた。彼はぺナ右へ侵入し、右足でシュートを放つが右へコースアウトしてしまう。
そして試合は前半を終わり後半へ。同20分。札幌のぺナ内でボールを奪い、鈴木がゴールチャンスを迎える。だが札幌GKク・ソンユンがこれを防ぐ。と、こぼれ球を樋口が拾い、ぺナ中央から左足でシュートを放つが、またもク・ソンユンにセーブされた。
このあと鹿島は何度も札幌の攻撃を浴びる。だが決してゴールは割らせない。エースの鈴木はドロドロになりながら、自陣ぺナ内へもひんぱんに引いて懸命に守備をした。
彼のそんな献身的な姿に鳥肌が立ち、思わず「鈴木優磨を日本代表へ!」と叫びそうになった。
鹿島はそんな鈴木と垣田の2トップによる前でのプレッシングがうまくハマらず、ボールを奪ってもマンツーマンでガンガン人を当ててくる札幌の前に防戦が続いた。
されど1勝、勝ち点3。鹿島はこれから往年のようなしぶとさで連勝を続ける予感がする。
J1第11節が3日に行われ、札幌ドームで鹿島アントラーズがホームのコンサドーレ札幌にウノゼロ勝ちした。
相手より先に1点取ったら、それを守り切るーー。
ボール支配率は39%。
いまの鹿島アントラーズは、そんな見てくれにまったく構わないガムシャラな戦い方をしている。それがよく出たのが、この札幌戦だった。
前半に奪ったFW鈴木優磨の1点をまるで石にかじりつくように守り切り、最後はDF昌子源を投入し守備を固める戦い方が当たり、これで3戦続けて完封勝ちだ。
この試合を観て「つまらない」と思うなら、勝手にそう言え! そんな彼らのワイルドな雄叫びが聞こえてきそうだった。
鹿島のフォーメーションは4-4-2、守備時5-3-2。4-1-2-3から4-4-2に変えて勝利が続いている。スタメンはGKが早川友基。最終ラインは右から広瀬陸斗、植田直通、関川郁万、常本佳吾。
CMFは樋口雄太とディエゴ・ピトゥカ。右SHは名古新太郎、左SHは仲間隼斗。2トップは鈴木と垣田裕暉である。
鈴木優磨を日本代表へ
鹿島の得点は前半21分だった。
左サイドでボールを持った鈴木がスルーパスを出す。ペナルティエリア内で受けた名古がこれを折り返した。札幌DFの中村桐耶がクリアしようとしたが足を滑らせ、立ち上がってボールを蹴り出す。
するとボールは鈴木の元へと届く。鈴木はワンタッチで右足を振り抜き、ゴールに叩き込んだ。彼はこれで4試合連続ゴールである。
続いて同32分、カウンターの発動だ。鈴木が敵陣中央へパスを送ると、垣田がこれを受けた。彼はぺナ右へ侵入し、右足でシュートを放つが右へコースアウトしてしまう。
そして試合は前半を終わり後半へ。同20分。札幌のぺナ内でボールを奪い、鈴木がゴールチャンスを迎える。だが札幌GKク・ソンユンがこれを防ぐ。と、こぼれ球を樋口が拾い、ぺナ中央から左足でシュートを放つが、またもク・ソンユンにセーブされた。
このあと鹿島は何度も札幌の攻撃を浴びる。だが決してゴールは割らせない。エースの鈴木はドロドロになりながら、自陣ぺナ内へもひんぱんに引いて懸命に守備をした。
彼のそんな献身的な姿に鳥肌が立ち、思わず「鈴木優磨を日本代表へ!」と叫びそうになった。
鹿島はそんな鈴木と垣田の2トップによる前でのプレッシングがうまくハマらず、ボールを奪ってもマンツーマンでガンガン人を当ててくる札幌の前に防戦が続いた。
されど1勝、勝ち点3。鹿島はこれから往年のようなしぶとさで連勝を続ける予感がする。