すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【EURO2024予選】ジンチェンコが先制、ウクライナのゲームプランがハマる ~ウクライナ 1-1 イングランド

2023-09-15 08:09:39 | CL/EL/EURO(世界規模のサッカーリーグ)
イングランドの連勝は4でストップした

 EURO2024予選・グループC第5節でイングランド代表はウクライナ代表とアウェイで対戦し、1-1で引き分けた。グループCはイングランドとイタリア、ウクライナが同居する注目の組だ。

 ホーム・ウクライナの国内情勢により、ポーランドのヴロツワフ市立競技場で試合は行われた。ここまでグループCはイングランドが4戦全勝で首位を走っている。

 イングランドはケインやサカ、マディソンを3トップに置いた4-3-3だ。ベリンガムやライスらもスタメン出場した。一方のウクライナはジンチェンコやムドリクらが出場している。

 ウクライナはイングランドをリスペクトし、がっちり守備ブロックを敷いた。相手にボールを持たせ、イングランドが攻める展開だ。だがウクライナも隙を見て抜け目なく反攻を狙っている。

 攻めあぐねるイングランドを尻目に、26分。鋭いカウンターからウクライナのコノプリアが右サイドを疾走し、クロスを入れる。これに走り込んだジンチェンコがきれいに合わせた。先制弾だ。相手に攻めさせ、守備のバランスを崩させて反撃する。ウクライナが作ってきた設計図通りの得点だ。

ケインのロングパスからウォーカーが同点弾

 先制点を取られて焦るイングランドは、ミスが多くなかなかゲームを組み立てられない。いかにもイングランドらしい。彼らはボールは保持するが、エースのケインにここぞのパスが入らない。

 そんな41分だった。ケインが中盤の低い位置まで下りてボールを受け、ボックス右にロングパスを刺し込む。これにオフサイド間際で飛び出したウォーカーがボールをひとつ触ってから、冷静にゴール右に押し込んだ。同点だ。

 かくて試合は後半に入り、59分のことだった。イングランドが攻める。ケインのポストプレイからボックス右でボールを受けたサカが、左足で痛烈なシュートを見舞った。だがGKブスチャンがワンタッチしたボールは、クロスバーを叩いた。あわやのシーンだった。

 どうしても勝っておきたいイングランドは66分にベリンガムとマディソンを交代させてラッシュフォードとフォーデンを入れるが、なかなか勝利へのドアは開かない。ウクライナも勝ち越しゴールを狙ったが果たせず。

 結果、1-1の引き分けで両者は勝ち点1づつを分け合った。ウクライナにすれば格上相手に勝ちに等しい勝ち点1。イングランドは負け同然の引き分けだった。ウクライナはゲームプラン通りにうまく試合を進め、相手にボールを持たせてしっかり試合を終わらせた。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第2次森保ジャパン】日本の... | トップ | 【EURO2024予選】スパレッテ... »
最新の画像もっと見る

CL/EL/EURO(世界規模のサッカーリーグ)」カテゴリの最新記事