神戸が長い浮き球を自在に操る
J1リーグは5月27日に第15節を行ない、首位のヴィッセル神戸がホームにFC東京を迎えて対戦した。神戸が武藤嘉紀の2ゴールと大迫勇也の1ゴール1アシストで先行し、2点を取って追い上げるFC東京を振り切った。大迫はこれで11ゴール。得点ランキングの1位を守った。
前半は完全に神戸のゲームだった。ロングボールとハイクロス、サイドチェンジでペースを握った。
彼らはビルドアップ時に右SBの初瀬亮が高い位置を取り、残りの3バックが右にスライドして組み上げる。対角の長いボールをひんぱんに使う。
またロングボールによるサイドチェンジも多用し、フィニッシュはサイドからハイクロスを入れる形だ。神戸はミドル〜ロングの浮き球を自在に操りゲームメイクする。
また彼らは攻撃的な守備をする。ハイプレスでFC東京のビルドアップに立ち向かう。逆に中盤でボールを失うと素早くリトリートし、ブロック守備に移行する。守備はハイプレスと、帰陣してのミドル〜ロープレスの使い分けが的確でうまい。
神戸のフォーメーションは4-1-2-3。CFの大迫と右WGの武藤が得点源だ。また左WGの汰木康也も突破力があり、よくチャンスメイクする。
前半から神戸が3点リードする
前半18分。神戸は左CKからボールを下げ、初瀬がダイアゴナルな浮き球のクロスを入れる。マテウス・トゥーレルがヘディングシュートしたが惜しくも決まらず。
彼らの攻撃は続く。前半20分だった。汰木が左サイドをドリブルしてからクロスを入れ、受けた中央の武藤が右足アウトサイドでボレーを決めた。神戸が先制だ。武藤はよく動いてボールに絡んでいる。
そして31分。中央のアンカー齊藤未月が右に切り返して強烈なシュートを放つが、GKヤクブ・スウォビィクがセーブする。
追加点は41分だった。武藤のパスを受け、右サイドから初瀬がクロスを入れる。ゴール前で大迫が右足インサイドを左足の後ろにかき出すようなトリッキーなシュートを決めた。2-0だ。
続く44分。縦パスを受けた大迫がライン裏にスルーパスを入れ、武藤がゴール右スミにシュートを突き刺す。これで3-0になる。FC東京は攻めがほとんど形にならない。神戸が完全に試合をリードしている。
後半はFC東京のペースになるが追いつけず
だが後半は一転してFC東京のゲームになる。
後半12分、FC東京がハンドでPKを獲得する。ディエゴ・オリヴェイラが長めの間を取り、ゴール左スミに叩き込んだ。このあと3対1のままFC東京に試合の流れが来る。
FC東京のCBエンリケ・トレヴィザンがドリブルで持ち上がり、左足でミドルシュートを放つ。だがゴールのワクの上に逸れる。
一方、神戸は大迫に代えてジェアン・パトリッキを、佐々木大樹に代えて井出遥也を投入する。残りは約20分だ。押されている神戸はリードを守り切れるか?
だがなんとFC東京が入れた浮き球をカットしようとした汰木が、ハンドでPKを取られる。これは途中出場のペロッチがゴール右スミに決めた。3-2。1点差だ。
残り時間がわずかになり、FC東京はロングボールを入れ始める。だがタイムアップ。かくて神戸が逃げ切りに成功した。これで神戸は10勝3分2敗の勝ち点33で首位を維持した。
J1リーグは5月27日に第15節を行ない、首位のヴィッセル神戸がホームにFC東京を迎えて対戦した。神戸が武藤嘉紀の2ゴールと大迫勇也の1ゴール1アシストで先行し、2点を取って追い上げるFC東京を振り切った。大迫はこれで11ゴール。得点ランキングの1位を守った。
前半は完全に神戸のゲームだった。ロングボールとハイクロス、サイドチェンジでペースを握った。
彼らはビルドアップ時に右SBの初瀬亮が高い位置を取り、残りの3バックが右にスライドして組み上げる。対角の長いボールをひんぱんに使う。
またロングボールによるサイドチェンジも多用し、フィニッシュはサイドからハイクロスを入れる形だ。神戸はミドル〜ロングの浮き球を自在に操りゲームメイクする。
また彼らは攻撃的な守備をする。ハイプレスでFC東京のビルドアップに立ち向かう。逆に中盤でボールを失うと素早くリトリートし、ブロック守備に移行する。守備はハイプレスと、帰陣してのミドル〜ロープレスの使い分けが的確でうまい。
神戸のフォーメーションは4-1-2-3。CFの大迫と右WGの武藤が得点源だ。また左WGの汰木康也も突破力があり、よくチャンスメイクする。
前半から神戸が3点リードする
前半18分。神戸は左CKからボールを下げ、初瀬がダイアゴナルな浮き球のクロスを入れる。マテウス・トゥーレルがヘディングシュートしたが惜しくも決まらず。
彼らの攻撃は続く。前半20分だった。汰木が左サイドをドリブルしてからクロスを入れ、受けた中央の武藤が右足アウトサイドでボレーを決めた。神戸が先制だ。武藤はよく動いてボールに絡んでいる。
そして31分。中央のアンカー齊藤未月が右に切り返して強烈なシュートを放つが、GKヤクブ・スウォビィクがセーブする。
追加点は41分だった。武藤のパスを受け、右サイドから初瀬がクロスを入れる。ゴール前で大迫が右足インサイドを左足の後ろにかき出すようなトリッキーなシュートを決めた。2-0だ。
続く44分。縦パスを受けた大迫がライン裏にスルーパスを入れ、武藤がゴール右スミにシュートを突き刺す。これで3-0になる。FC東京は攻めがほとんど形にならない。神戸が完全に試合をリードしている。
後半はFC東京のペースになるが追いつけず
だが後半は一転してFC東京のゲームになる。
後半12分、FC東京がハンドでPKを獲得する。ディエゴ・オリヴェイラが長めの間を取り、ゴール左スミに叩き込んだ。このあと3対1のままFC東京に試合の流れが来る。
FC東京のCBエンリケ・トレヴィザンがドリブルで持ち上がり、左足でミドルシュートを放つ。だがゴールのワクの上に逸れる。
一方、神戸は大迫に代えてジェアン・パトリッキを、佐々木大樹に代えて井出遥也を投入する。残りは約20分だ。押されている神戸はリードを守り切れるか?
だがなんとFC東京が入れた浮き球をカットしようとした汰木が、ハンドでPKを取られる。これは途中出場のペロッチがゴール右スミに決めた。3-2。1点差だ。
残り時間がわずかになり、FC東京はロングボールを入れ始める。だがタイムアップ。かくて神戸が逃げ切りに成功した。これで神戸は10勝3分2敗の勝ち点33で首位を維持した。