美しく優雅な女子日本代表の舞い
なでしこジャパンが美しく優雅な舞いを見せた。
彼女たちは22日、オーストラリアとニュージーランドが共催する女子W杯グループC第1節でザンビアと対戦し、5-0で快勝した。
なでしこは最終ラインからていねいにパスを繋いでビルドアップするサッカーで、仕上げには華麗なフィニッシュを見せつけ続けた。
彼女たちは要所でバックパスして組み立て直し、完全に有利な形に組み上げてからフィニッシュする。その意味ではどちらかといえば遅攻のチームで、男子代表より遥かにポゼッションスタイルに近い。
フォーメーションは3-4-2-1だ。
競り合いに厳しさがほしい
なでしこの先制点は前半43分だった。宮澤ひなたが右サイドからのクロスをワンタッチでゴールした。続く2点目は後半10分。左サイドの遠藤純からの折り返しに、田中美南が倒れながら右足で流し込んだ。
そして同17分、右の田中からのクロスを宮澤がワンタッチで押し込む。3-0だ。また同26分には、遠藤が右からパスを受け、ドリブルしてから左足で落ち着いてシュートを決めた。
仕上げは同56分だ。いったんは日本のPKとなったが、ザンビアGKが先に動いたとしてPKがやり直しに。キッカーは途中出場の植木理子。ゴール右へ右足で冷静に決めた。
全体になでしこはザンビアを圧倒し、終始、押せ押せで攻め抜いた。特にGKの山下杏也加はビルドアップに優れたいい選手で驚いた。このチームのコンセプトにぴったり合っている。
ただ、彼女たちは球際の競りに厳しさがないのが気になる。相手のカラダとぶつかりそうになると、すぐボールを諦める。淡白だ。ボディコンタクトをこわがっているように見える。あえて厳しく言うなら「お嬢さんサッカー」だ。
この先もしなでしこが強豪国に負けるとすれば、厳しい競り合いを含めたフィジカル面での戦いの結果かもしれない。くれぐれもこれで「バンザイ!」ではなく、修正点をしっかり見直したい。
なでしこジャパンが美しく優雅な舞いを見せた。
彼女たちは22日、オーストラリアとニュージーランドが共催する女子W杯グループC第1節でザンビアと対戦し、5-0で快勝した。
なでしこは最終ラインからていねいにパスを繋いでビルドアップするサッカーで、仕上げには華麗なフィニッシュを見せつけ続けた。
彼女たちは要所でバックパスして組み立て直し、完全に有利な形に組み上げてからフィニッシュする。その意味ではどちらかといえば遅攻のチームで、男子代表より遥かにポゼッションスタイルに近い。
フォーメーションは3-4-2-1だ。
競り合いに厳しさがほしい
なでしこの先制点は前半43分だった。宮澤ひなたが右サイドからのクロスをワンタッチでゴールした。続く2点目は後半10分。左サイドの遠藤純からの折り返しに、田中美南が倒れながら右足で流し込んだ。
そして同17分、右の田中からのクロスを宮澤がワンタッチで押し込む。3-0だ。また同26分には、遠藤が右からパスを受け、ドリブルしてから左足で落ち着いてシュートを決めた。
仕上げは同56分だ。いったんは日本のPKとなったが、ザンビアGKが先に動いたとしてPKがやり直しに。キッカーは途中出場の植木理子。ゴール右へ右足で冷静に決めた。
全体になでしこはザンビアを圧倒し、終始、押せ押せで攻め抜いた。特にGKの山下杏也加はビルドアップに優れたいい選手で驚いた。このチームのコンセプトにぴったり合っている。
ただ、彼女たちは球際の競りに厳しさがないのが気になる。相手のカラダとぶつかりそうになると、すぐボールを諦める。淡白だ。ボディコンタクトをこわがっているように見える。あえて厳しく言うなら「お嬢さんサッカー」だ。
この先もしなでしこが強豪国に負けるとすれば、厳しい競り合いを含めたフィジカル面での戦いの結果かもしれない。くれぐれもこれで「バンザイ!」ではなく、修正点をしっかり見直したい。