まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

寄贈本 9月

2023-09-24 18:55:02 | 文庫のページ
寄贈本
 ありがとうございます。

■長野ヒデ子さんからいただきました。
①『てんごく』 新美南吉/長野ヒデ子 のら書店 2023.5
 今年は新美南吉(1913~1943)の生誕110年です。長野ヒデ子さんはこれまでも新美南吉の作品に絵をつけています。『狐』(1999.3)、『あめだま』(2003.4)は文庫にもあります。
『狐』を描いた頃からずっとこの「天国」という詩を絵本にしたいと考えていたという長野さん。この詩は1931年(昭和6年)頃に作られた詩です。南吉の詩が絵本になるのは初めてです。「おかあさんたちは/みんな一つの、天国をもっています。」で始まる詩です。長野さんの生活感あふれる暖かみのある絵で描かれ、すてきな絵本になりました。
 愛知県半田市にある新美南吉記念館で10月23日まで「南吉と長野ヒデ子の母の世界展」が開かれています。『てんごく』『狐』(新美南吉/長野ヒデ子)、『おかあさんがおかあさんになった日』『おとうさんがおとうさんになった日』『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』(長野ヒデ子)の原画が展示されています。
②『絵本のまにまに』 長野ヒデ子 石風社 2023.3
長野さんの2冊目のエッセイです。1冊目のエッセイ『ふしぎとうれしい』が出たのは2000年です。2000年以降に新聞や出版社、その他さまざまなものに発表したエッセイが収めてあります。人との出会いが興味深く、その人脈の広さに驚きます。どうして絵本作家になったか、どんな思いで絵本や紙芝居を作っているかなど、楽しく、深い長野さんの言葉に感動できます。
 80歳を超え、ますますお元気に活躍している長野さんです。文庫では15周年、18周年にお招きして講演していただきました。2001年12月には2000回目の文庫の日を祝って、講演会と原画連もさせていただきました。
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レンゲの会と大人のコーヒーサロン 9月・10月

2023-09-24 18:14:36 | 文庫のページ
レンゲの会
月1回、子どもの本についておしゃべりしています。
どなたでも参加できます。
今年度も会食なしでおこないます。
13:00~14:00はコーヒータイム
 9月25日(月)10:30~13:00 大人向けおはなし会
 ・あのつく話・あくびがでるほどおもしろい話(松岡享子) 松尾
 ・神さまのくれた寿命(宮城の昔話)           桜井
 ・そうずがわのばさま(新庄の昔話)           東海林
 ・蜘蛛の糸(芥川龍之介)                佐藤(し)
 ・おおみそかのおきゃく(越後の昔話)          佐々木
 ・羊飼いの花たば(旧チェコスロバキアの昔話)      武田
 ・岩じいさん(中国の昔話)               岩田
 ・白鳥の女王(ロシアの昔話)              笹森
 ・おどってすりきれたくつ(グリムの昔話)        松尾

次回は10月23日(月)10:30です。

 松岡享子さんの創作の絵本・児童書を取りあげます。
 お好きな松岡さんの絵本・児童書をお持ちください。

≪大人のコーヒーサロン≫
 10月11日(水)1:00~3:00(第2水曜日)

 9月は新しい方がお一人参加しました。子どもの頃、泉区の文庫に通っていたという、2歳のお子さんのいる若いお母さんです。「ままぱれ」を見て、来てくださいました。6人でおしゃべりを楽しみました。
次回は11月8日(水)1:00です。
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