たくさんの不思議(福音館書店の月刊誌)2015年9月号~2016年3月号
①『カタツムリ 小笠原へ』 (千葉聡/コマツシンヤ)
約120種類のカタツムリが生息する小笠原諸島。珍しいカタツムリにたくさん出会えます。小笠原諸島がカタツムリの楽園になったわけも興味深いです。
②『食べられて生きる草の話』(高槻成紀/菊谷詩子)
宮城県の金華山に住む鹿の話です。鹿が増えるにつれて、ススキは鹿に食べられてどんどん減っていくのですが、シバは食べられても減らずに増えていくのはどうしてか。科学者の長年の研究によって、鹿とシバの興味深い関係が明らかになります。
③『神々の花園』(澤野新一朗)
南アフリカ共和国のナマクランドでは春になると4000種類の色さまざまな花が一斉に咲き出します。地平線まで帯状に広がる広大な鮮やかな花園の写真は息をのむほど美しいです。
④『南極の生きものたち』(水口博也)
氷と雪の南極で生きるアデリーペンギンやジェンツーペンギン、クジラ、アザラシなどについて、多くのことを知ることができます。この本も写真が素晴らしいです。
⑤『トドマツ』(石黒 誠)
北海道の森に育つトドマツ。大きくなると高さが20~30メートル、太さも60~80センチにもなります。そのトドマツがどのように成長してゆくか、その生涯を丁寧に観察した本です。自然の営みの豊かさを考えることができます。
⑥『へんてこ絵日記』(U・G・サトー)
表紙はヤシの木の葉っぱがいつの間にかイルカに変身し、それに飛び乗ってサーフィンをする男の子の絵です。1月から12月までの19の絵日記が載っています。どれもナンセンスな文章とセンスの良い絵で楽しめます。
⑦『家をせおって歩く』(村上 慧)
村上さんは発泡スチロールで家を作り、それを背負って全国を歩いています。縦80センチ、横120センチ、高さ150センチの家です。もちろん夜はそこで眠ります。ただそのためにはその家を置かせてもらう土地を借りなければなりません。その交渉を通していろいろのことが見えてくると言います。
***
***「たくさんのふしぎ」は1985年4月創刊。3月で31年になります。「母の友」2015年10月号で「たくさんのふしぎ」の30年の歩みを特集しています。
①『カタツムリ 小笠原へ』 (千葉聡/コマツシンヤ)
約120種類のカタツムリが生息する小笠原諸島。珍しいカタツムリにたくさん出会えます。小笠原諸島がカタツムリの楽園になったわけも興味深いです。
②『食べられて生きる草の話』(高槻成紀/菊谷詩子)
宮城県の金華山に住む鹿の話です。鹿が増えるにつれて、ススキは鹿に食べられてどんどん減っていくのですが、シバは食べられても減らずに増えていくのはどうしてか。科学者の長年の研究によって、鹿とシバの興味深い関係が明らかになります。
③『神々の花園』(澤野新一朗)
南アフリカ共和国のナマクランドでは春になると4000種類の色さまざまな花が一斉に咲き出します。地平線まで帯状に広がる広大な鮮やかな花園の写真は息をのむほど美しいです。
④『南極の生きものたち』(水口博也)
氷と雪の南極で生きるアデリーペンギンやジェンツーペンギン、クジラ、アザラシなどについて、多くのことを知ることができます。この本も写真が素晴らしいです。
⑤『トドマツ』(石黒 誠)
北海道の森に育つトドマツ。大きくなると高さが20~30メートル、太さも60~80センチにもなります。そのトドマツがどのように成長してゆくか、その生涯を丁寧に観察した本です。自然の営みの豊かさを考えることができます。
⑥『へんてこ絵日記』(U・G・サトー)
表紙はヤシの木の葉っぱがいつの間にかイルカに変身し、それに飛び乗ってサーフィンをする男の子の絵です。1月から12月までの19の絵日記が載っています。どれもナンセンスな文章とセンスの良い絵で楽しめます。
⑦『家をせおって歩く』(村上 慧)
村上さんは発泡スチロールで家を作り、それを背負って全国を歩いています。縦80センチ、横120センチ、高さ150センチの家です。もちろん夜はそこで眠ります。ただそのためにはその家を置かせてもらう土地を借りなければなりません。その交渉を通していろいろのことが見えてくると言います。
***
***「たくさんのふしぎ」は1985年4月創刊。3月で31年になります。「母の友」2015年10月号で「たくさんのふしぎ」の30年の歩みを特集しています。