まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

2016年度 大人向け講座 あそびの学校 年間予定

2016-04-20 12:03:42 | 文庫のページ
あそびの学校
 文庫で楽しんでいる様々な遊びを大人の方に紹介する講座です。昔の遊びの技を身につけたい方、折り紙や工作など子どもと一緒に楽しめる遊びに関心のある方、どなたでも参加できます。年8回の講座です。できるだけ連続でご参加ください。
 日 時 2016年6月~2017年3月 第3土曜日 10:30~12:30
 場 所 まつお文庫(若林区中倉3丁目16-8)℡022-231-2712
 参加費 1回200円
 定 員 10~15人

    *申込締切 6月15日
<予定>
6月18日(土)
 おりがみ(ドラえもん・赤べこ)、新聞紙で紙てっぽう
 あやとり:ゆびぬき(5種類)
7月16日(土)
 紙テープのこま、紙バンドのこま
 あやとり:蚊・やさしいゴム・4段ばしご
9月17日(土)
 ピカチューのバッグ
 あやとり:ひもうつし・くびぬき
10月15日(土)
 くいつきへび・紙ひもの馬
 あやとり:さかずき→ちょう→山・はたおり・かみしばい
11月19日(土)
 おりがみ(ミニバッグ・たためる箱)
 あやとり:あさがお・花かご・山の上のお月さん
1月21日(土)
 牛乳パックで変わり絵ボックス12面
 あやとり:てっきょう→亀の子→ヨーヨー
2月18日(土)
 ビー玉のこしさげ・毛糸のマスコット人形
 お手玉・けん玉
3月18日(土)
 紙ひもの帽子
 あやとり:あみ→こと・ひとりあやとり
  ※毎回15分、詩やわらべうた・手遊び・絵本の紹介をします。

レンゲの会
月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
   5月30日(月) 10:00~13:00
 2016年度の計画を立てたいと思います。
      どんな作品、どんな作家を取り上げたいか、どうぞ準備してきてください。
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寄贈本・新しく買った本 4月

2016-04-19 11:49:23 | 文庫のページ
寄贈本
ありがとうございます。
■佐藤真弓さんからいただきました。
①『せいめいのれきし 改訂版』 バージニア・リー・バートン 石井桃子訳 まなべまこと監修 岩波書店2015
 日本で出版されて50年になる昨年、改訂版が出ました。石井さんの訳はほとんどそのままですが、この50年の間にあらたに分かったこと(恐竜のこと)など、書き改められたところもあります。絵の色も明るくなり、文字の配置も読みやすくなりました。3月のレンゲの会で、私がこの本を紹介し文庫でもぜひ買いたいと話すと、真弓さんはその日の帰り、すぐ購入して文庫に届けてくれました。
■成田みち子さんからいただきました。
②『雪の日のかくれんぼう』
③『ガラスのかけら』
 大村祐子 ほんの木2001
④~⑨シュタイナー教育に学ぶ通信講座1~6 大村祐子 ほんの木2001~2002
 北海道の伊達市でシュタイナーの思想を実践する共同体「ひびきの村」代表の大村祐子さんの本です。成田さんは2012年からこの「ひびきの村」で勉強を続けています。仙台に戻ってくるのは冬休みと春休みのときです。シュタイナー教育に関心のある方は、どうぞ手に取ってみてください。②③は創作のお話です。
新しく買った本
①『ちゃあちゃんのむかしばなし』 中脇初枝再話 福音館書店2016
 四国の高知の南西部をかつては波多国(はたのくに)といい、今は幡多地方と言います。その幡多地方に伝わる昔話50話を再話した昔話集です。
 中脇さんは徳島に生まれ、高知の中村市で豊かな自然に囲まれた子ども時代を過ごし、昔話をたくさん聞いて育ちます。都会に出て作家になり、親になり、子どもの時楽しんだ幡多の昔話を子どもに語り始めます。
 全国共通の昔話もありますが、四国、あるいは幡多独特の味わいのある話もあり、興味深いです。さらにどの話にも著者のコメントがあり、著者の昔話についての並々ならぬ造詣の深さを感じさせられます。
 一般書ですが、昨年出版になった『世界の果てのこどもたち』も中脇さんの作品です。昭和18年、開拓団として家族と満州に渡る女の子の物語ですが、その子も高知県の西部の出身です。朝鮮の女の子、横浜で裕福な家庭に育つ女の子、その3人が満州で出会い、その後それぞれに戦中戦後の、国と国の大きな歴史の流れに翻弄されながら生きて、40年ぶりに日本で再会するという感動の物語です。大人の人にお薦めの作品です。
②『シノダ! 夏休みの秘密の友だち』 富安陽子 偕成社 2015
 シノダ!のシリーズ9巻目です。お父さんは人間ですが、お母さんはキツネという信田家の物語です。
 キツネの血を引く3人の子どもたちはそれぞれに不思議な力を持っています。ユイは「風の耳」、弟のタクミは「時の目」、妹のモエは「魂よせの口」です。そんな3人がさまざまな不思議なことに巻き込まれながら冒険していくシリーズですが、今回はユイとタクミが二人だけで、お父さんの故郷に出かけ、そこで500年に一度のお山の「ナツギ祭り」に招かれるという不思議な夏の物語です。
 ユイとタクミは冒頭から不思議なことに巻き込まれ、謎はどんどん深まり、ハイスピードで物語は展開していきます。ユイたちがなぜお山の「ナツギ祭り」に招かれたのか、最後、謎が解けます。私たち人間の世界が人間以外の生きものたちとの共存によってどんなに守られ、豊かさを受けているか、ユイたちの体験は気づかせてくれます。
 まだ読んだことがない人はどうぞ1巻目から挑戦してみてください。
③『子どもたちへ、今こそ伝える 戦争 ―子どもの本の作家たち19人の真実―』 講談社 2015
 長新太、和歌山静子、那須正幹、長野ヒデ子、おぼまこと、立原えりか、田島征三、山下明生、いわむらかずお、三木卓、間所ひさこ、今江祥智、杉浦範茂、那須田稔、井上洋介、森山京、かこさとし、岡野薫子、田畑精一。19人の子どもの本の作家たちが体験した戦争の話です。
④『自由と平和のための京大有志の会声明書』 自由と平和のための京大有志の会 クレヨンハウス 2015
 昨年7月に出たこの声明書はいろいろな国の言葉に訳されています。以前紹介した絵本「わたしの『やめて』」はこの声明書の子ども語訳です。子ども語訳も含めて26の言葉で訳されています。
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4月・5月の文庫の日

2016-04-12 19:13:04 | 文庫のページ
4月13日(水)
 3:30 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:00 紙テープのしおり
4月16日(土)
 3:30 おはなし「三びきのくま」 松尾
 4:00 おりぞめ
4月20日(水)
 3:30 おはなし「あるだんなさんとおかみさんの話」松尾
 4:00 おりがみでピカチュー
4月23日(土)
 3:30 おはなし「屋根がチーズでできた家」 目黒
 4:00 おりがみで赤べこ
4月27日(水)
 3:30 おはなし「馬方やまんば」 笹森
 4:00 くいつきへび
4月30日(土)「ことらちゃんの名ふだ」 武田
 4:00 紙テープのミニごま
5月4日(水)
 祝日で文庫はお休みです
5月7日(土)
 3:30 おはなし「はらぺこピエトリン」 中村
 4:00 紙ひものかご
5月11日(水)
 3:30 おはなし「エパミナンダス」 佐藤
 4:00 こけし人形
5月14日(土)
 第2土曜日は
     文庫はお休みです。


◆4月はカードの書き換えをします。昨年のカードは記念に差し上げます。ただし文集の編集で使うことがあるので、文集ができるまで待っていてください。
◆おはなし会は今年も、武田さん・笹森さん・中村さん・目黒さん・佐藤さんにご協力いただいて、3時半から開きます。詩やわらべうた、昔話、絵本など、生の声の持つ心地よいお話の世界をどうぞ楽しんでください。お家の方もお子さんと一緒に聞きに来てください。
◆文集「なかま」38号の原稿をお待ちしています。春休み、ほとんど作業ができませんでしたので、これから始めます。まだまだ大丈夫ですので、どうぞご協力ください。
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今月の詩 2016年4月

2016-04-12 18:48:21 | 文庫のページ
  春がなわとびしています
              木村信子
 春がなわとびしています
 はな咲く村のひるさがり
 ちょうちょもいっしょになかまいり

 春がなわとびしています
 とろりまどろむうす月が
 これはわたしのゆめのなか

 春がなわとびしています
 風がくるくるまわすなわ
 花びらもきてなかまいり

 春がなわとびしています
 学校の鐘が鳴っています
 もうこどもらも帰るころ
    (『時間割にない時間』かど創房)

 今年は桜の開花も早く、水仙もチューリップもモクレンも同時に咲き出し、一気に春の陽気に包まれています。
 今月は木村信子さんの「春がなわとびしています」を選びました。心も体も冬の寒さから解放され、心が自然に浮き立つようなうれしい春。そんな春の様子を「なわとびしている」ととらえる詩人の感性はすごいですね。

入園・入学・進級 おめでとう!
 入園・入学・進級、おめでとうございます。誰もが大きな期待とちょっぴりの不安を抱え、新しい年度がスタートしましたね。今年は新しく幼稚園に入るお友だちも多く、楽しみです。新しい場所で新しい先生やお友だちと一緒に楽しい思い出をいっぱい作れるといいですね。
 さて 文庫でも新しいお友だちとの出会いを楽しみにしています。どうぞお友だちを誘って、遊びに来てください。待っています。
 文庫は今年秋に39周年を迎えます。これまで通り水曜日と土曜日、週2回の文庫を開いていきますので、お家の方々のご協力、どうぞよろしくお願いします。

新しく文庫を利用するお友だちへ
 ①毎週水・土曜日の午後2時から5時まで開いています。(ただし第2土曜日はお休み)
 ②赤ちゃんから大人まで、だれでも利用できます。
 ③無料です。
 ④本は10冊まで2週間借りられます。
 ⑤毎回、おはなし会(30分)と工作があります。
 ⑥お手玉やあやとりなどの昔遊びを楽しんでいます。
 ⑦月1回、文庫だよりを発行しています。文庫の行事やお知らせ、本の紹介を載せています。
 ⑧文庫に来るときには、本を入れるバッグを持ってきてください。
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