まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

あそびの学校とレンゲの会 ’14年7月

2014-07-05 17:43:51 | 文庫のページ
<大人向けの講座> 年8回の講座です。参加費200円
 あそびの学校 
 7月19日(土)10:30~12:30
   ♡♣ゲコゲコガエルを作ります。♠♦
 サランラップのシン(太めのもの)・カッターがあればお持ちください。
 今年度は毎回、昔のあそびを取りあげます。7月はあやとりです。
 毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。
 次回は9月20日(土)  キラキラ万華鏡を作ります。昔のあそびはケン玉です。

月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
 レンゲの会
 8月25日(月)10:00~13:00
『まぼろしの白馬』(1946) エリザベス・グージ
   石井桃子訳 岩波少年文庫(1997)を取りあげます。
次回は9月29日(月) 大人向けおはなし会 
 レンゲの会に参加していない方でもどうぞ語りに来てください。聞きに来てください。
 お待ちしています。

子ども市の準備をしています!
 7月11日(金) 10:30~14:30
今年の子ども市は11月1日(土)です。本格的には夏休み明けの9月から準備を始めますが、6月に続き2回目の集まりを持ちます。お時間のある方、どうぞご協力ください。
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寄贈本 ’14年7月

2014-07-05 17:19:51 | 文庫のページ
ありがとうございます!
①高橋恵子さんからいただきました。
 『ひとりでおとまりしたよるに』 
  フィリパ・ピアス/ヘレン・グレイグ さくまゆみこ訳 徳間書店
 『トムは真夜中の庭で』の作者ピアスさんと絵本作家クレイグさんが、共通の孫のために作った絵本です。ひとりで祖母の家に泊まりに行く小さなエイミーの物語。エイミーが家から持ってきた3つの宝物が、夜になると心細くなるエイミーをすてきに支えてくれます。徳間書店が子どもの本を創刊して20周年になる今年1月に出版になりました。
②阿部さやかちゃんのお母さんからいただきました。
 『おとうさん』 秋山とも子 瑞雲社
 文庫で借りていった『おとうさん』を2歳のさやかちゃんがとても楽しんでくれたそうです。とうとう買ってしまったとのこと。それで文庫にも1冊、寄贈してくれました。文庫にあるのは「こどものとも」ですが、これはハードのものです。
③宮城学院からいただきました。
 『宮城学院 ハートフル童話集 2014』 宮城学院 けやきの街
 宮城学院のハートフル童話賞は始まって12年になります。童話集も6冊目になりました。審査員として2009年からかかわらせて頂いています。
④内田麟太郎さんからいただきました。
 詩集『まぜごはん』 内田麟太郎 銀の鈴社
 ナンセンスな言葉遊びの楽しい詩、ちょっぴり悲しくなる詩、心がほっこり温かくなる詩、いろんな詩が楽しめます。内田さんはやっぱり詩人なのだと改めて思います。
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新しく買った本 ’14年6月

2014-07-05 16:40:44 | 文庫のページ
『まどさんからの手紙 こどもたちへ』 まど・みちお/ささめやゆき 講談社
 まどさんのところに、母校の小学校の子どもたちから手紙が届きました。1994年、今から20年前のことです。84歳のまどさんは返事を書きます。それがこの手紙です。
 これからを生きる、未来ある子どもたちに対するまどさんの大きな期待と信頼が語られています。子どもたちへのまどさんのすてきなメッセージです。
 この手紙のことを偶然知った編集の方が「本にして、たくさんの子どもたちが読めるようにしてもいいでしょうか」とたずねると、まどさんは「うれしいことです」とおっしゃったそうです。まどさんの亡くなった翌月出版になりました。
『一本の木に葉っぱは何枚?』 姉崎エミリー/姉崎一馬 福音館書店
 「たくさんのふしぎ」の7月号です。一本の木に何枚の葉っぱがあるか、考えたことがありますか。とても興味深いことですが、果たして本当に数えることができるのでしょうか。
 この本には高さ4メートルほどのミズキの木が登場します。冬から春、夏、秋とさまざまに姿を変える、一本のミズキの木の美しさにまず感動します。姉崎一馬さんの写真が素晴らしいです。姉崎さんたちは山形県の朝日連峰山麓で、春休みと夏休みに自然教室を開催しています。「一本の木に葉っぱは何枚?」は2007年に低学年の夏の自然教室のプログラムとして子どもたちと取り組んだことだそうです。
 木の周りに足場を組んで数えていきます。数えた葉には紙を貼っていきます。子どもたちの予想は300枚、1500枚でしたが、大人たちからは50000枚という予想が出ました。実際には18743枚だったそうです。すごい数ですね。
『画本 風の又三郎』 影絵 藤城清治 原作 宮沢賢治 講談社
 1924年生まれの藤城清治さんは今年90歳になられます。宮沢賢治の『風の又三郎』から18場面を選んで、それを影絵にしました。横90㎝の大きな影絵です。1枚を10日かけて作れば、18枚で半年かかると考えたそうですが、実際にはその倍の時間がかかりました。
 その制作の過程はテレビ「日曜美術館」でも紹介されました。賢治の世界が、『風の又三郎』の世界が、不思議な陰影を持って感動的に伝わってきます。もう一度『風の又三郎』を読んでみたくなります。子どもにも大人の方にも手にとってほしい画集です。
『絵本作家のアトリエ 3』 母の友編集部 福音館書店
 『母の友』に紹介された「絵本作家のアトリエ」を本にまとめたものです。3冊シリーズの完結編です。14人の絵本作家が取り上げられています。片山健・平山和子・甲斐信枝・五味太郎・佐々木マキ・林明子・大友康夫・西村繁男・レイモンド・ブリッグス・パット・ハッチンス・スズキコージ・和田誠・ユリー・シルヴィッツ・さとうわきこ。
『村岡花子と赤毛のアンの世界』 村岡恵理責任編集 河出書房新社
 『赤毛のアン』の翻訳で知られる村岡花子さんについて、『赤毛のアン』の出版までのいきさつや、ラジオの「こども新聞」のコーナーで「ラジオのおばさん」として親しまれた村岡さんのこと、道雄文庫を始められた村岡さんのことなど、興味深い情報が満載です。また朝の連続テレビ小説「花子とアン」で紹介されていた「みみずの女王」や「たんぽぽの目」も収録されています。
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7月の文庫の日  ’14年

2014-07-05 16:10:16 | 文庫のページ
7月9日(水)
 3:30 おはなし「座敷童子」 笹森
 4:00 おりぞめ
7月12日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです。
7月16日(水)
 3:30 おはなし「ヤギとライオン」 松尾
 4:00 ドライアイスでシャーベットを作る
7月19日(土)
 3:30 おはなし「ふしぎなやどや」 中村
 4:00 ドライアイスでシャーベットを作る
7月23日(水)
 3:30 おはなし「ついでにペロリ」 みちえ
 4:40 すいかパーティー
文庫の夏休み 7月26日(土)~8月20日(水)

5月の利用状況 文庫の日は7回(去年は6回)
4月からの登録者 47人(去年は27人)
利用者(本を借りた人) 67人(去年29人)
貸出冊数 342冊(去年128冊)
実際に来た人 116人(去年43人)

 4月もそうでしたが、5月も昨年と比べると倍以上の人が文庫を利用しているのがわかります。そして6月はもっとたくさんの人が来ています。6/25現在(文庫の日は6回)で登録者は62人になりました。本を借りた人は88人、貸出冊数は376冊、実際に来た人も168人で、5月以上に利用者が増えています。
 さらにうれしいことに、6月25日の午前中、大和小の2年生が「町たんけん」で文庫に来ました。19人の子どもたちが来てくれましたが、ほとんどの子が初めて文庫に来た子たちでした。午後の文庫にもその子たちがやってきて、新しいカードを作ってくれました。男の子が多く、文庫にとってはうれしいことでした。文庫の日ではないのに、次の日もまた別のグループがやってきました。これからもっと2年生が増えるかもしれませんね。楽しみです。

お待たせしました! 文集「なかま」36号がやっと完成しました。
<ぼくの・わたしのおすすめの本>の子どものページに書いてくれた人、原稿を寄せてくださった方以外でも、ほしい方にはさしあげますので、言ってください。たくさんの方に読んでいただけたらうれしいです。
積木パズル、まだ更新中です!
 幼稚園の年長さんから6年生まで、男の子も女の子も、今、夢中になっているのが積木パズルです。7年半も文庫では楽しんでいる遊びです。7つのパーツを組み合わせて立方体を作るのですが、その組み方がいろいろあるのです。いったい何通りあるのでしょう。
 5月末に348通りまでいき、あと少しで350通りだねと子どもたちとおしゃべりしていたのですが、6月になって新しい組み方がさらに見つかって353通りになりました。
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今月の詩 6・7月

2014-07-05 15:51:13 | 文庫のページ
  かえるのたいそう 
           鶴見正夫

 かえるの たいそう
 はじまった
 そら はねっかえるが
 とびあがる
 ぴょーん ぴょーん

 ひっくりかえるは
 おおさわぎ
 しりもちついたり
 ころげたり
 けーろ けろ

 そっくりかえるは
 いばってる
 おおきな おなかを
 つきだして
 のっそ のそ

 めそめそするのは
 しょげかえる
 なかまが わらって
 ふりかえる
 あっはは あは

 かえるの たいそう
 おしまいだ
 およいで おうちへ
 さあ かえろ
 すーい すい
   (『雨のうた』白泉社より)

 今年の6月はちっとも雨が降らず、心配です。雨の中でこそきれいな紫陽花もどこか元気がないように見えます。雨の大好きなかたつむりやカエルもどうしているでしょう。
 今月はそんなカエルたちが登場する、愉快な詩を選びました。雨を待ってカエルたちはひっくりかえったり、しょげかえったりしているでしょうか。いろんなカエルが登場します。日本語っておもしろいですね。声に出して、どうぞ楽しんでください。

 夏の特別おはなし会は、今日、7月5日(土)に行っています。連絡が遅くなってごめんなさいね。
 第1部 子どもの語り 3:40
・詩「かぞえうた」谷川俊太郎     年長 こたろう
・おてがみ (アーノルド・ローベル) 2年 まおり
・かくれんぼ   (竹下文子)    2年 りこ
・おいしいおかゆ (グリムの昔話)  2年 ゆか 

 第2部 大人の語り 4:00
・モーリー・フーピー(イギリスの昔話)目黒
・すずみぶくろ   (日本の昔話)  目黒
・あのつく話    (松岡享子)   松尾
・だめといわれてひっこむな(アルフ・プロイセン)松尾
・ルンペルシュティルツヒェン  (グリムの昔話)松尾
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