気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

筍尽くし

2009-05-11 20:01:55 | yaplogから

一昨日の晩ご飯は筍尽くしになりました。

とりあえず茹でなくっちゃ!です。
米ぬかがなかったので、えぐ味を抜くためにお米のとぎ汁で下茹でしました。
朝取りだったのか、根元の方も柔らかい。

いつも皮は全部捨てているのですが、
黄色っぽい柔らかい部分を味見したら、これが結構美味しいんですね。
調べたら「姫皮」と言って、食べられる部分みたいです。
(知らなかったのは私だけ?)
勿体無いので、これも使ってみましょう。

小さいとはいえ1本の孟宗竹、
冷凍保存も出来ないらしいので、全部使い切る作戦です。

まず1品めは、さっきといだお米(もち米少々混ぜました)で、筍ご飯です。
根元の方と姫皮を薄く切って、
油揚げと一緒にお出汁とお酒とお醤油で煮て、お米に混ぜて炊き込みました。
庭のサンショウの新芽を飾って、はい出来上がりです。

穂先と中心部は「一六七二」のまねっこで、
豚肉とさつま揚げとこんにゃくと一緒に薄味で煮物にしました。
お出汁を取った昆布もいつもどおり使います。

まだ筍が残っていたので、なめこの味噌汁にも入れました。
上に見える緑はヤマウドの葉の微塵切りです。
酢の物やキンピラに使えない葉っぱの部分は、以前はこれも捨てていたのですが、
味噌汁の薬味として使うと美味しいと聞いて、やってみたら、
これが「おつ」なんですよ。
栽培物と違って、青々としている山の独活だから、ますます香りがいいのです。

もう1品はワラビとアイコのお浸しです。


アイコ、葉っぱだけがやけに多いでしょう?
実は茎の方は、
「味噌押し」にして、冷蔵庫に入れました。
(今日食べたら、ばっちりでした。明日紹介します。)

私、アイコはこの味噌押しが一番好きなんです。
少し太めのアイコを硬めに茹でて、皮を剥きます。
味噌と酒と少々のお砂糖を混ぜて、
保存容器に薄く塗ります。

その上に(直接味噌がアイコに触れないように)キッチンペーパーを敷いて、
アイコを置きます。

またまたキッチンペーパーを敷いて、
その上にまた満遍なくお味噌を塗ります。

容器の蓋をして、冷蔵庫に入れておけば、
1週間くらいは食べられるんじゃないかな?

*今日のおまけ


我が家のサンショウの花をお見せします。
地味でしょう?
去年も咲いたのですが、実はなりませんでした。
うちのは雄株だったみたいです。
でも、こんなに咲いているのを見ると、
なんだかあきらめがつかないんだけどなあ。
今年も「もしかして…」と期待して見守りましょう!