
一昨日の晩ご飯は筍尽くしになりました。
とりあえず茹でなくっちゃ!です。
米ぬかがなかったので、えぐ味を抜くためにお米のとぎ汁で下茹でしました。
朝取りだったのか、根元の方も柔らかい。
いつも皮は全部捨てているのですが、
黄色っぽい柔らかい部分を味見したら、これが結構美味しいんですね。
調べたら「姫皮」と言って、食べられる部分みたいです。
(知らなかったのは私だけ?)
勿体無いので、これも使ってみましょう。
小さいとはいえ1本の孟宗竹、
冷凍保存も出来ないらしいので、全部使い切る作戦です。
まず1品めは、さっきといだお米(もち米少々混ぜました)で、筍ご飯です。
根元の方と姫皮を薄く切って、
油揚げと一緒にお出汁とお酒とお醤油で煮て、お米に混ぜて炊き込みました。
庭のサンショウの新芽を飾って、はい出来上がりです。
穂先と中心部は「一六七二」のまねっこで、
豚肉とさつま揚げとこんにゃくと一緒に薄味で煮物にしました。
お出汁を取った昆布もいつもどおり使います。
まだ筍が残っていたので、なめこの味噌汁にも入れました。
上に見える緑はヤマウドの葉の微塵切りです。
酢の物やキンピラに使えない葉っぱの部分は、以前はこれも捨てていたのですが、
味噌汁の薬味として使うと美味しいと聞いて、やってみたら、
これが「おつ」なんですよ。
栽培物と違って、青々としている山の独活だから、ますます香りがいいのです。
もう1品はワラビとアイコのお浸しです。

アイコ、葉っぱだけがやけに多いでしょう?
実は茎の方は、
「味噌押し」にして、冷蔵庫に入れました。
(今日食べたら、ばっちりでした。明日紹介します。)
私、アイコはこの味噌押しが一番好きなんです。
少し太めのアイコを硬めに茹でて、皮を剥きます。
味噌と酒と少々のお砂糖を混ぜて、
保存容器に薄く塗ります。
その上に(直接味噌がアイコに触れないように)キッチンペーパーを敷いて、
アイコを置きます。
またまたキッチンペーパーを敷いて、
その上にまた満遍なくお味噌を塗ります。
容器の蓋をして、冷蔵庫に入れておけば、
1週間くらいは食べられるんじゃないかな?
*今日のおまけ

我が家のサンショウの花をお見せします。
地味でしょう?
去年も咲いたのですが、実はなりませんでした。
うちのは雄株だったみたいです。
でも、こんなに咲いているのを見ると、
なんだかあきらめがつかないんだけどなあ。
今年も「もしかして…」と期待して見守りましょう!