
3月に買った端切れの茶色の革セットの中に、むら染めの革があり、
なんだか気になっていました。
一見染めの失敗のようにも見えるのですが、
手触りもとてもよく、
作り方次第では面白いものが出来るのではないかなーと、
取り出しては仕舞うということを繰り返していたのですが、
先週の土曜日、
思い立って「眼鏡入れ」を作ることにしました。
母にあげる作品の試作です。
吉田カバンの創業者の娘さんである野谷久仁子さんの
『手縫いで作る革のカバン』の型紙を利用してカットして、
裏にもレンズを傷つけないように柔らかいベージュの革を裁って重ねてみたら、
地味すぎる感じ。
かといって野谷さんのヌメ革の眼鏡ケースのようにハードなステッチはこの革には似合わないしなーと、
何気なく妹のブックカバーに使った四葉のクローバーのアップリケの残りを置いてみたら、
女らしい眼鏡入れになりそうです。
今回はいくつか重ねてやったら面白いかも…と
茶色だけではなくグリーンの革もカット。
口の所のカーブが表と裏で微妙に違っているので、
そこからチラッと裏革が見えるのが、
このデザインのしゃれている所なのですが、
ってことは残りのベージュも使ってみたら面白いんじゃないか?と閃きました。
試しにそれらを不規則に置いてみたら、思いがけない効果です。
こうして出来たのが上の眼鏡入れです。

野谷さんのと比べてみてください。
同じ型紙でも全くイメージの違うものが出来ました。
母に今日見せたらとても気に入ったみたいで、
どこも直さなくてもいいそうです。

いつものように裏にはネームタグをつけました。
革のラフさに合うように、
今回はわざと革の切れている部分を使ってみたら、
これもまたピッタンコカンカン!でした。