演奏家のビザ申請

一日が24時間以上あったらいいのに、と思うこの頃。そんな中、先日、在日アメリカ大使館に新しいビザの申請に行ってきました。9．11後からいろいろ厳しくなって審査があるんです。面接の際に、領事から「今までいろいろな音楽家にはあったけど、マリンバ奏者に会ったのは初めてだよ。かっこいいねえ。」と言われました。（いまや海外に行く日本人のマリンバ奏者は沢山いるはずなんですけど）そしてマリンバの曲はどんな曲がいちばん有名なの？とか、ライヒのマリンバアンサンブルは弾いたことある？ジョン・ケージは？とか、好きなジャズヴィブラフォーン奏者はだれ？とか、ビザに関係ない事ばかり聞かれました。なんだか妙に打楽器の世界に詳しい領事。ほんとだったら、アメリカにはどのくらいの期間、何しに行くのか、とか帰国後はどうするのかとか、英語は十分話せるか等もっと違うことを聞かれるはずなのに。でもお陰さまで無事、ビザの許可がおりました。よかった。