変化

演奏のお仕事は控えていますが、マリンバはできるだけ毎日弾いております。腕が落ちないように、という事ももちろんありますが、マリンバを弾いているとリラックスできるのです。天気が悪くて頭が痛かったり体がだるい日も、マリンバを弾くと少し楽になります。今は、薬も飲めませんから、マリンバの音が安全な薬の役目を果たしてくれているのでしょう。

ただ、最近は体が重くなってきて、跳躍するマリンバ作品を弾くのはけっこうきつくなってきました。今になって改めて自分がどれだけ体のバネと重心を利用して弾いているのかを知る・・・それにマリンバ作品ってけっこう全身を使うのね・・・。おかしな話ですが、体が軽い時は当然のように全身を使っているのでそこまでわかりませんでしたが、お腹に子が宿って体の重心が変わったことで、自分がどのように体を使っていたのかを再確認しました。とにかく機敏な動きが難しい！でも無理してお腹に変な力が入ってもいけませんから、曲を選んで弾いています。
安定期とは言っても安易に演奏のお仕事を引き受けなくてよかった～（ほっ）

それにしても、私のお腹の赤ちゃんは、どうやらゆったりした長調の曲が好きらしい。それまでじたばたしていても、ゆったりした明るい曲を弾くと、リラックスして静かに聴いてくれているようです。
すでにこの時期には聴覚も発達して、外界の音もちゃんと聞こえているとのこと。そう考えると、おちおちぼんやり弾いていられないな～と思ってしまいます。できる限り質の良い音楽をお届けしたいという母の気持ちもありますが、気を抜いて弾いたりしてると怒られそう（笑）「お母さん、まじめに弾きなさい！」ってお腹を蹴られたりして（笑）

常に聴かれていると思うと気が引き締まりますね。
厳しい聴き手ができてしまった（笑）