今風に驚いてみました。
友人がジョン・ササス作曲のマリンバ・ヴィブラフォーンとピアノのための作品「ハッピー・タキオンズ」の演奏が見たいというので、私の演奏をYou TubeにUPしたところ、な、な、なんと数日もしないうちに作曲者のササス氏ご本人からメールがきました。
「ハッピー・タキオンズの演奏、本当にすごくて驚いたよ。”likes”を無効にしてなかったら、100回ぐらいクリックするのに!」と言うような内容でした。
ササス氏とは、ネット上でも初対面。びっくりです。恐るべし、インターネット。
本当は、「舞・打・奏 Dance×Music」というコンサートで演奏した録画があって、そちらのほうが落ち着いて丁寧に弾いているので、そちらのほうをUPしたかったのですが、そのDVDが見当たらない・・・どこへやったかわからないのと、音質があまりよくなかったような気がするので、他のコンサートで演奏したものをUP。仲間界隈で見てもらうつもりだったので、評価するところも無効にしていたのですが。
いや~複雑だなあ。スピード感はあるものの、あまり自信持って見せれる演奏ではないのですが。何が何でもあのDVDを探し出して、自分的に良いほうをUPしとけばよかった。
とりあえず著作権関係で怒られずによかった~。それに、ササス氏も思った以上にナイスな方でよかったです。作曲者に喜ばれるような演奏をすることがプレーヤーとしては本望なので、そういった意味では嬉しいです。
ササス氏の曲はテクニック的に超難しいのですが、かっこいい曲が多いので好きです。ハッピータキオンズもササス氏が「人間のテクニックの限界に挑戦」とプログラムノートに書くほど難しいのですよ。超高速なのです。タキオンとは、光の速さよりも早い”超高速粒子”のことだそうです。
ハッピータキオンズのほかにもスパイクという鍵盤打楽器とピアノのための作品があって、それもニューヨークで演奏したことがあるのですが、これもありえないぐらい難しくて、はっきり言って泣きました。
その時、一緒に演奏していたピアニストの友人とは、公私ともに仲良くしているのですが、彼女も今、2歳の娘さんのお母さんなので、お互い子育てが一段落したら、また一緒にコンサートしようねと、それを励みに私も頑張ってます。
それにしても、子育ての一段落っていつだろう?どの場面でも親は重要な気がするし。成長とともにその時を待つとするか(笑)