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マリンバ奏者、関澤真由美の公式ブログです。https://mayumisekizawa.sub.jp/

感謝の気持ち

2015年12月01日 | Weblog

12月!12月と聞いただけで忙しいですね。やらなくちゃならないことだらけで、何も手が付けられない(笑)

先日は、ずっとお世話になっていたご夫婦が沖縄へ移住されるので、ご挨拶に行ってきました。

私が、マリンバ奏者として演奏活動をしてこれたのは、まさにお二人のおかげです。私のことをずっと応援してくださいました。楽器運搬に始まり、楽器組立、解体、そして演奏のお仕事もたくさん与えて下さり、時にはマネージメントも請け負ってくださいました。私は、本当に恵まれていました。

実は、私の親戚に当たる人なのですが、とくに叔父さんにはまるで、第2のお父さんのようにお世話になり、本当に心強く、ありがたい存在でした。マリンバ運搬は一人ではできない仕事なので、力仕事なども一緒にお手伝い下さいました。

「夢を持つことは、本当に大事。人に夢を与える仕事は、とても価値がある。」と言って下さって、私も自信を持って、何の迷いもなく、安心して演奏する事ができました。たくさんの出会いがあって、本当に楽しかったです。

マリンバと車ごと、船に乗って佐渡島に行って演奏させて頂いたり、広島でアロエベラの会の皆様の前で演奏させて頂いたり、今は亡き、御諏訪太鼓宗家小口大八先生、とジャズドラムのジョージ川口さんと、福島で共演させて頂いたり、思い出はたくさんありますが・・・

その中でも一番思い出が深いのは、今だから言えますが、ビザンチン皇室 慈善舞踏晩餐会の前夜晩餐会で演奏させて頂いた時でした。ここで良い演奏ができれば、NYの大舞台で演奏できるというオーディションのようなお話しでした。

周りは、ものすごいセレブばかり。話も、億以上の兆単位のビジネスの話とかです。その主催をされているのが、あのデヴィ夫人です。私はセレブでは全くないので、場違いな所にきちゃった的な感じで、居心地が半端ありませんでした(笑)

事前にデヴィ夫人から「ちゃんとしたタキシードやドレスをきていらっしゃいね。持ってるの?」とご心配のお電話まで頂き、演奏よりもマナーがちゃんとできるかどうかにドキドキでした(笑)叔父さんも汗びっしょりだったっけ(笑)演奏は、無事合格し、約束通りカーネギーホールで演奏できたのでした。

ついでに言えば、次の日には、デヴィ夫人から、慈善パーティーの舞踏会にまでお誘いを受け、参加させて頂きました。周りは有名人だらけ。私はというと、ワルツをちょっとかじっただけなのに、騎士の称号をもつ殿下と呼ばれる方からダンスに誘われ、フォックストロットがかかって、私はお相手の足を踏んじゃった!という大笑いの、と言うか、実は笑えないエピソードもあります。いや~良い経験になりました。

沖縄か~いいな~。行きたいな~。

お二人が遠くに行かれるのは、とても寂しいですが、感謝を胸に、私もまだまだ夢を持って頑張っていきたいと思います。

この場を借りて、本当にありがとうございました。