先日、私がマンハッタン音楽院打楽器サミットの為に演奏した作品を、YouTube用に編集してアップしました!
「ソロマリンバの為のクロマトグラフ ーシュヴァンクマイエルに寄せてー」はチェコの民話を題材に作られたダーク·ホラー映画「オテサーネク」(脚本/監督:ヤン・シュヴァンクマイエル)からインスピレーションを受け、三浦寛也さんによって作曲された作品です。
このブログでは、前にもオテサーネクについてふれていますが、映画「オテサーネク」では、子供のいない夫婦が、拾ってきた木の切り株に"オテサーネク"という名前をつけて可愛がっていると、オテサーネクはやがて動きだし、育ての親である夫婦を食べ、飼い猫を食べ、あらゆるものを食べ尽くしていきます。
オテサーネクはコマ録りによって撮影されていて、何とも言えないガチャガチャとしたグロテスクな気持ち悪さで動きます。ストップモーション・アニメって独特の動きがありますよね。
ホラー独特の不気味さと、オテサーネクの不自然な動きを意識して演奏しました。
8分もあります。お時間のある時にお楽しみください。
Chromatograph for solo marimba